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心を満たすマインドフルネスイーティング【FUDGENA:Hitomiのマインドフルネスライフ vol.14】

  • 2021.4.10
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心を満たすマインドフルネスイーティング【FUDGENA:Hitomiのマインドフルネスライフ vol.14】
出典 FUDGE.jp

 

春を楽しむ暮らしかた

春は植物が芽吹いたり花が開いたり、あたたかな陽気で心躍る季節です。

人もその影響から、気持ちがそわそわしたり地に足がつかないような感じがすることもあります。

日本人にとっては4月は始まりの季節でもあり、未来のことに期待したり、心配になったりと不安定になりやすい時期でもあるのです。

 

マインドフルネスとは「いまこの瞬間」に意識を向けること。

「座って瞑想」しなくても、日常生活で簡単にマインドフルネスの練習ができるのです。

今回は内臓も活発になってくる春におすすめな「マインドフルネスイーティング」をご紹介します。

 

 

食べることに意識を向ける

朝、昼、夜と1日に3回している食事。

当たり前のルーティーンは無意識の行動になりやすいものです。

昨晩食べたものは覚えていても「何から順番に食べ、どんな味がして、そのとき何を感じていたか」は覚えていないのではないでしょうか?

テレビを見ながら、携帯でSNSをチェックしながら、飲み物で流し込みながら。

私たちは知らず知らずのうちに食事を「ただお腹にものをいれる行為」にしています。

この3回の食事を意識的に行う「マインドフルネスイーティング」を行うと、日々をより丁寧に過ごせるようになります。

< How to マインドフルネスイーティング >

マインドフルネスイーティングとは、「五感を使って集中して食事をする」こと。

難しいことは何も必要ありません。

テレビを消し、スマホも音が出ない状態で手の届かないところに置いて食事に集中する環境を作ります。

①食べ物を目の前に用意したら、まずは何を一番に口に入れるのかを決めます。
②それを見つめた状態で、匂いや口に入れたときの舌触り、食感、味、飲み込んだときの感覚などを細かく想像します。
③それから初めて手に取り、匂いを嗅ぎます。
④口に入れ、舌触りや食感など丁寧に味わいます。お箸は一度完全に置いてしまいましょう。
⑤ゆっくりと飲み込み、また①に戻ります。

 

 

マインドフルネスイーティングをより身近に楽しんでみる!

丁寧に食事をすることは時間もかかりますし、夕食のときしか娯楽時間がないのだからTVが見たい!という気持ちもすごーくわかります。

めんどうなことって続かないのですよね。

便利なものがあふれていて、時間も限られているこの時代で大切なことは「始める」ことよりも「続ける」ことなんだと思います。

そこで楽しくできる、やらずにはいられなくなるようなマインドフルネスイーティングの楽しみ方をご紹介しますね。

 

●調理器具を活用する

刻む・混ぜるなど何役もの役割を果たしてくれるフードプロセッサーや放っておくだけでできあがる圧力鍋。

調理を楽にしてくれる器具はたくさんあり、便利な道具はキッチンに立つのを楽しい気持ちにしてくれます。

 

今のお気に入りはせいろです。

電子レンジの方が便利なのでは?と思っていたら、せいろが朝ごはん作りにピッタリなことに気づいたのです!

 

心を満たすマインドフルネスイーティング【FUDGENA:Hitomiのマインドフルネスライフ vol.14】
出典 FUDGE.jp

 

切った野菜にパンや卵もまとめてせいろに入れ、あとは10分程度火にかけておくだけ。

その間にパタパタと朝の用意をして、その日の気分で適当に混ぜたタレを用意しほかほかの朝ごはんをいただけます。

 

カットしたフランスパンなどもおすすめで、もちもちとした食感を楽しめます。

何より朝からバランスよく栄養が取れて嬉しくなります!

クッキングシートで区切って、パンと卵を野菜と一緒に入れています。

 

心を満たすマインドフルネスイーティング【FUDGENA:Hitomiのマインドフルネスライフ vol.14】
出典 FUDGE.jp

 

せいろは木の香りがふんわりとして、嗅覚でも楽しむことができます。

 

 

もう一つ、お休みの時などに活用しているのがセラミック網。

 

心を満たすマインドフルネスイーティング【FUDGENA:Hitomiのマインドフルネスライフ vol.14】
出典 FUDGE.jp

 

これで焼いたトーストがとても美味しいのです!

が、火についていなくてはならないのでゆったり過ごせる朝にだけ使います。

手間を楽しむって贅沢なことですね。

時間をかけて作った食事は流し込むわけにはいかないような、愛情が生まれるように思います。

明日の朝はこれを使おう〜と、寝る前からウキウキしてしまうんです♩

 

 

●季節の野菜や買ったことのない食材を選んでみる

スーパーでのお買い物もついつい無意識の作業になってしまいがちです。

買い物や料理など食べるまでの過程を楽しむのもマインドフルネス。

これってどうやって調理するの〜!とどきどきしてみたり、匂いや味を想像するのも嬉しくなりますよね。

 

心を満たすマインドフルネスイーティング【FUDGENA:Hitomiのマインドフルネスライフ vol.14】
出典 FUDGE.jp

 

先日春らしい黄色の花が咲いた菜の花と、牡蠣(買ったのは初めてです!)で、パスタを作ってみました。

すでに知っていること、慣れていることばかりの環境から時々抜け出し、

「考え・調べて・実践する」という機会を日常に増やしてみましょう。

 

 

●お気に入りのうつわと出会う

自炊する元気がないときももちろんあります。

買ってきたものでもいいのです、ただパックのまま流しこむ!という食べ方にならないように、、

お気に入りのうつわを見つけるといいですよ!

 

大事なのは「移し替えなきゃ…」でなく「あのお皿を使いたい!」というワクワクした気持ちです。

食器を洗う時まで丁寧になれるような、欠けたら悲しくなってしまうような、でも飾っておくだけではもったいない!

そんなうつわを使ってみてください。

 

心を満たすマインドフルネスイーティング【FUDGENA:Hitomiのマインドフルネスライフ vol.14】
出典 FUDGE.jp

 

好みの作家さんを探してみるのも楽しいです。

お出かけ先で出会ったうつわを集めるのも楽しいですよ!

少しずつ集まっていく食器たち、棚をひらく度に幸せな気持ちになれます。

 

 

●花を飾るだけでもOK

食事をするテーブルや、座ったときに目に入る位置に季節のお花を飾るのも素敵です。

どこかのレストランにいるようなドキドキした気持ちになれます。

こちらは大好きなガラス作家さんの花器に、冬に子どもたちが植えた球根から咲いたチューリップを飾りました。

 

心を満たすマインドフルネスイーティング【FUDGENA:Hitomiのマインドフルネスライフ vol.14】
出典 FUDGE.jp

 

室内が暖かくなると大きく花を開く姿、

そしてガラスにきらきら揺れる水を見つめているのが幸せなんです^^

殺風景なテーブルよりも、心が踊る環境で食事をすることで満足感が得られます。

 

 

日常を豊かにするマインドフルネス

日常の小さなことに意識が向くようになると、それまで見えていなかったことにも気づくことができます。

自分の感覚を繊細にする、マインドフルネスイーティングは手軽なテクニックなのです。

 

「丁寧に暮らす」ということはとても楽しいことですが、それが億劫になるのでは続きません。

自分の好きなもの、心を満たすものを身近なところから探していくのがマインドフルネスの近道なのだと思います。

 

新しい生活様式の中でも、変わらず自分の「ウキウキ」「ドキドキ」「わくわく」した気持ちを

日常にちりばめて生活していきましょう〜♩

 

 

心を満たすマインドフルネスイーティング【FUDGENA:Hitomiのマインドフルネスライフ vol.14】
出典 FUDGE.jp
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