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世界幸福度ランキングトップ3を北欧が独占!日本は何位?

  • 2021.4.11
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国連では毎年「世界幸福度報告書」を発表しています。よく幸福度が高いといわれているのは北欧ですが、日本は何位なのでしょうか?

■幸福度は何をもとに決めるの?

2020年3月20日には「世界幸福度報告書」の最新版が発表されています。なかでも注目すべきは「世界幸福度ランキング」。幸福度ランキングは次の調査項目をもとに決定されています。

・人口当たりのGDP
・社会支援の充実度
・健康寿命
・人生の選択の自由度
・寛容さ
・腐敗への認識度

■2020世界幸福度ランキングトップ3はヨーロッパが独占

「世界幸福度ランキングトップ3」はヨーロッパが独占しました。幸福度が高いのは次の3国です。

1位 フィンランド
2位 デンマーク
3位 スイス

1、2位は福祉国家で知られる北欧の2国、3位のスイスも「シニアの楽園」と呼ばれる福祉国家です。

これらの3国に共通している点は、社会福祉制度が非常に充実している点です。具体的には、福祉や教育などの公的制度が整備されており、ワークライフバランスを取りやすい環境が整っています。

また、これらの国ではジェンダーギャップ指数も高めです。2020年版ジェンダーギャップ指数ではトップ3の全てが20位以内に入っています。

もう一つ特徴的なのが、この3国はいわゆる経済大国ではないこと。国の経済力の高さと国民の幸福度は必ずしも結びつかないようです。

■日本は62位!3年連続ランクダウンの理由とは

以上で述べたことを裏付ける形となったのが日本の順位でしょう。

・日本は先進国中最低ランクの「62位」
2020年版では日本の幸福度は世界153ヵ国中62位。先進国の中では最低ランクです。2019年の58位、2018年の54位と比較すると、ここ数年で順位が大きく下がっています。そのことから、国の経済力が高くても国民の幸福度は低いことがうかがえます。

・日本の幸福度が低い理由
世界3位の経済大国である日本の幸福度がここまで低い理由は、冒頭で挙げた調査項目の結果から見えてきます。

調査項目の中で特に日本が低かった項目が「寛容さ」です。人は寛容さを失うとネガティブになりがちですが、それが幸福度の低下につながっていると思われます。

また、日本のジェンダーギャップ指数が153カ国中121位と低いことや、年々広がる経済格差や教育格差、労働環境の悪化なども幸福度を下げている一因かもしれません。

■世界幸福度ランキングは主観的だが日本の課題も見える

「世界幸福度ランキング」では日本の順位は低めでした。しかし悲観的になる必要はありません。その結果は回答者の主観が大いに関係しているからです。

自分が感じたことを素直に表現する国民性なら、幸福度調査にもポジティブな回答を寄せるでしょう。逆に、日本のように感情を控えめに出す国民性であれば少々ネガティブな回答が目立つかもしれません。よってあまり深刻に考える必要はないでしょう。

とはいえ、日本には経済格差など「幸福度を下げそうな要因」が数多くあるため、今後さらに幸福度が下がる恐れはあります。それを止めるためにも、一人ひとりが働き方やジェンダー観などを見直すことは必要不可欠なのではないでしょうか。

文・大岩楓
元銀行員ライター。預金・為替業務に長く携わった経験をもとに、節約などの記事を多数執筆。現在はジャンルを広げて教育系の資格を生かした記事まで幅広く執筆。

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