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コロナ禍で見えた“彼の本性”に愕然… 「既婚男性との不倫」に悩んだ女性の選択2つ

  • 2021.4.9
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既婚男性との不倫は、決して足を踏み入れるべきではない世界。だからこそ、間違って足を踏み入れてしまった場合には、一刻も早く軌道修正する必要があるでしょう。今回は、複雑怪奇な人間模様分析を得意とするメンタル心理カウンセラーの並木まきが、不倫に悩んだ女性たちの選択を2つご紹介します。

1:コロナ禍で見えた彼の本性

「1年前まで3年間、不倫をしていました。ちょうどコロナ禍に突入し、彼となかなか会えなくなったことと、その際に彼の本性を見たことで別れを決断しました。

と言うのも、コロナ禍になる前は『離婚して君と再婚するつもりだ』と彼は話していたのに、コロナ禍でテレワークになってからは家族優先の生活で、私のことはほったらかしに。何度もLINEや電話で喧嘩をしましたが、彼が私を家族より優先してくれたことは一度もありませんでした。

そんななか昨年末、私が体調を崩し、発熱してしまったときの彼の対応は最悪そのもの。『君と会っていなくてよかった』『家族に移したら、とんでもないことになっていた』などという連絡がLINEで届き、私への心配の言葉はゼロ……。

人は、追い詰められたときに本性が出ると聞きますが、これが彼の本性だったのかと愕然とし、別れを決めました。私の3年間って、いったいなんだったんでしょうね」(38歳女性/IT)

コロナ禍という特殊な事態になったことで、今まで見えなかった相手の本性が分かり、破局に至るカップルは決して珍しくありません。

不倫をする既婚男性の甘い言葉を信じていても、いっこうに関係が進まない場合には、本心は別のところにある場合も多く、コロナ禍によってそれがあぶり出されるケースも散見されます。そんななかで不倫関係に終止符を打ち、新たな一歩を進み始めたのは、長い目で見るといい選択と言えるのではないでしょうか。

2:隠れ既婚者であることが判明

「私はまさか自分が不倫をしているとは知りませんでした。というのも、コロナ禍になってテレワークが増えたことで、彼の様子が変わったんです。

家にいるはずなのに、日中に連絡しても返信が遅いし、電話にも出てくれません。会社に行っているときなら、仕事の合間に連絡をくれていたのに、それもなくて……。それで、そんな変化が3か月ほど続いたときに、冗談で『まさか結婚してないよね?』と聞いたら、なんと彼からの答えは『ごめん。実は……』でした。

彼のことが好きだったので、一度はそのまま関係を続けることを選択したのですが、やっぱり不倫はツライ……。よくよく聞いたら、奥さんとは結婚2年目に入ったばかりとのことで、私との不倫を始めたのは結婚した直後だったことが判明。それを知った瞬間に、彼が奥さんと離婚して私と再婚する可能性も低そうだなと悟りました。

彼への気持ちがあったので散々悩みましたが、結局、会うこともなく電話で私から別れを告げて終わり。彼も特に引き止めてこなかったですし、不倫って本当に不毛な関係だなとつくづく思いました」(33歳女性/サービス)

コロナ禍で生活スタイルが変化したことにより、不倫していた既婚男性の嘘が暴かれることもあるようです。不倫は、気持ちがあるとズルズルと関係を続けてしまいがちですが、早い段階で決断して別れを選択できれば、それに越したことはありません。

既婚男性との関係に悩み、苦しみながらも時間ばかりが経ってしまうのはもったいないでしょう。不倫をするような男性に誠実な人はいないと肝に銘じ、自分を本当に大事にしてくれる男性を探したほうが、幸せに繋がるはずです。

©Tom Merton/gettyimages
©Jiri Simunek / EyeEm/gettyimages

文・並木まき

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