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【広島市南区】昔の生活と歴史を知る『広島市郷土資料館』

  • 2021.4.8
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建物自体が重要文化財!
出典:リビング広島Web

赤レンガの「広島市郷土資料館」は今から110年前に立てられた歴史ある建築物で、建てられた当時は軍隊用の缶詰工場でした。牛小屋から缶詰にするまでの工程がここでできていたようです。現在は、この建物の一部を郷土資料館として使っています。

明治期の建物であるということと、建築技術とデザイン性に優れているため、今は「広島市重要有形文化財」に指定されています。それと同時に、原爆に耐えた被爆建物でもあります。

飽きずに見れる展示物

部屋に入るとまず目に行くのは、この大きな船の帆。乗っている人の模型もリアルで、船の高さまで上がることができるので、より臨場感を高めることができます。

出典:リビング広島Web

広島の産業発展で欠かせない、昔の牡蠣や海苔、かもじ(今で言うウイッグ、つけ毛)などの生産方法や使われた道具などが詳しく展示されています。そこには昔の人の知恵と工夫があふれていました。

出典:リビング広島Web

3歳と6歳の幼児らは広島の牡蠣や海苔、麻づくりよりは、存在感のある大きな船と昔話で出てきて多少知っている、和傘や下駄、虫のマユの方に興味を示していました。

出典:リビング広島Web

今でもたまに見かける昭和の道具の展示が、子供たちには新鮮で、私たち大人にはどこか懐かしく感じました。本や写真などで見るのと実際に目の前で本物を見るとでは、感じるものが全然違います。資料もわかりやすかったし、来てみてよかったです。

楽しめる工夫もいっぱい

常設展の順路最後の辺りには、昔の道具クイズがあります。何に使った道具か当てるクイズです。私は半分くらいしか当たりませんでしたが、興味深くて面白かったです。

出典:リビング広島Web

別室には昔話で出てくるような、石臼をひいたり、しょいこを背負ったり、機織り機を使ったり、といった体験ができる体験ルームがあります。コロナ禍で当面の間、閉めているそうですが再開されたら、ここだけのためにまた訪れたいです。

常設展の他に、2階には期間限定の企画展もあります。時々行われる体験イベントは、とても人気らしく、すぐに定員に達するので早めの予約をお勧めします。

広島市郷土資料館 住所:広島県広島市南区宇品御幸二丁目6-20 電話:082‐253-6771 開館時間:午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで) 閉館日:祝祭日の翌日・年末年始(12/29~1/3) 月曜日(12月・1月は月曜日と火曜日。ただし、祝日と重なった場合は開館、その直後の平日が休館となります。) 入館料:大人100円、高校生・シニア50円、中学生以下無料 *団体料金あり、無料開放日あり 駐車料金:無料 URL:http://www.cf.city.hiroshima.jp/kyodo/html/00top/topfrm.htm/

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