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フランス人はナプキンを使わない?日本と違う生理用品事情に驚き!

  • 2021.4.8
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2018年からフランスへ移住した私は、フランスの生理用品の選び方や種類にびっくり! 日本だとナプキン派が多く、種類も品質も選べるほどですが、フランスではナプキンの種類も少なく似たようなものしかありません。「なんでこんなに少ないの?」と私がびっくりした、フランス人が選ぶ生理用品やその使用方法を紹介します。

タンポン派が多い

スーパーなどでは、極薄タイプから夜用タイプまでナプキンが一応揃っているのですが、日本に比べて選べるほどなく、徳用パックは存在しません。1パック14個入りが主流のようです。

それに比べて、タンポンの種類はナプキンよりも揃っていて、自分に合ったタイプを選ぶことができます。フランスでは「装着している違和感がなく動きやすい」との理由から、圧倒的にタンポン派が多いように思います。

月経カップ使用者が多いフランス

移住当初、私が一番びっくりしたフランスで売られている生理用品は「月経カップ」。月経カップとは医療用シリコンや天然ゴムで作られたカップのことで、腟の中に直接入れて装着し、経血が溜まったら(最長12時間)カップを取り出して洗います。

使用後に煮沸消毒をおこなうことで、何度でも使用できて経済的。フランスではナチュラル志向やエコへの関心が高いため、月経カップがとても普及しているようで、スーパーに3,000円前後で売られていました。

生理用ショーツは存在しない

日本だと防水加工された生理用ショーツは当たり前のように売られていますが、私が知る限りフランスには存在しません。私の周りのフランス女性たちは生理中でもTバックやおしゃれなレース物など、普段使っているショーツを使用する人がほとんど。


私は「生理中にTバックなんて経血漏れが心配で無理!」とフランスの友人に言うと、「タンポン使えば漏れないよ」と答えるくらい経血漏れなんて気にしないで過ごしている方が多いです。

日本ではナプキンが主流でナプキン使用中の快適さを求められるのに対し、フランスでは「生理中でも普段と変わらない動きやすさを重視」という意識が強め。また経済的で手軽さも求められているように思います。月経カップは長時間交換することなく使用できて、夜間の経血漏れの心配が少ないのでいつか試してみたいと考えています。

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監修/助産師REIKO


著者:岩見エリ

ベビーカレンダー編集部/ムーンカレンダー編集室

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