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なんか面倒くさいかもしれない「こじらせ男子」の特徴と心理

  • 2021.4.8
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学校や職場などで、外見や雰囲気はイケメンでタイプなんだけど、なんかちょっとコミュニケーションが噛み合わない。リズムが独特でとっつきにくい、面倒臭いかもしれない……。

なんていう性格の男性はいないでしょうか?

ひょっとしてその彼は、俗に言う「こじらせ男子」かもしれません。

普通だったら、スルーしてスムーズに会話を進めるようなところでいちいち引っかかったり、謎のこだわりを見せてみんなに迷惑をかける、勝手にいじけている……など、文字通り「こじらせ」ている彼ら。

今回は、そんな彼らの生態に迫っていきたいと思います。彼らはどのような思考でそのような状態に陥っているのでしょうか?

俺は他の人とは違う

こじらせ男子は、例えばパーティーや合コンなどに誘われたとしても「どうせ俺なんて……」という気持ちから、なかなか参加することができません。
しかも、そういったものに参加している人たちのことを心の中で見下している節もあります。
なぜかというと、本当は参加したいという気持ちもあるのですが、自分の自信のなさが起因し、参加できないのです。
しかもそこで「俺は他の人間とは違う」という謎の理論が構築されていきます。
これは基本的に臆病で奥手なので、やりたいことをやらない(やれない)言い訳として、自らを特別視することで外部の刺激から自分を守っているのです。

基本的にネガティブ

こじらせ男子は、基本的にネガティブな性格です。
例えば女性から連絡先の交換を求められたり、デートに誘われようものならば、「絶対に何か裏があるにちがいない」「美人局かもしれない」などと思い込み、素直に相手の感情を受け止めることができません。
例えばバレンタインデーにチョコレートなどをもらっても、「馬鹿にされている」と感じます。これは圧倒的な成功体験の少なさや、過去の恋愛でトラウマを抱えている可能性があります。
さらに、友人の結婚なども素直にお祝いできません。挙げ句の果てに年家族写真を使った年賀状をディスり始めます。他人の幸せを直視できないのです。
この殻に閉じこもった状態のこじらせ男子と恋愛関係に発展させるのは少々難しいかもしれません。自分自身の価値やポジティブな面に気づかせる必要があるからです。

こだわりが強い

他人から見たらどうでもいいことに対して異様なこだわりを見せるのが、こじらせ男子です。
好きな音楽や映画、お笑い芸人、漫画、焼肉屋での肉の焼き方まで、独自のこだわりを披露してきます。
そして、自分の意に反する意見や見解があると、途端に不機嫌になって怒り出します。
こじらせ男子は、これまでの多くの時間を趣味嗜好の追求に費やしてきたのです。
対外的な活動を拒否してきた分、内生的な感動や文化的活動を行なってきたので(しかもそれらこそが至高と考えています)、これを否定されると、自己を否定されたことと同じことを意味します。
ときにはこのことによって、他人と衝突することもあります。謎のこだわりを披露された際、「どっちでもいいな」ともしあなたが感じたならば、スルーしてあげるのが正解です。

極端な人見知り

こじらせ男子はプライドがある程度高いのに、自分に自信がないので、ものすごく繊細な性格の持ち主です。なので、極端な人見知りです。
例えば飲み会に知らない人がいると来ない、または、知らない人の前だと急に喋らなくなることもあります。
これは自分が攻撃されること、プライドを傷つけられることを恐れた行動です。
だから知らない人をとても恐れています。そういった意味ではとても「保守的な性格」と、言い換えることができます。
そんなこじらせ男子の心を、ショック療法的に無理やりこじ開けようとすると逃げられてしまうので、「私はあなたの敵ではない」ということを伝えながらコミュニケーションをとることをおすすめします。

さいごに

以上、いかがだったでしょうか?
あまり良い特徴がないじゃないかと思うかもしれませんが、「こじらせる」という言葉の意味の通り、こじらせ男子は性格をこじらせてしまっているので、一筋縄ではいきません。
しかし、こじらせ男子とうまくコミュニケーションをとって、心を開くことができれば、「脱・こじらせ男子」も不可能ではありません。
ものすごくタイプなのだけれども、ちょっと性格に何がある……。そんな相手を気になっているのであれば、彼らの主張や内面に耳を傾けてみるべきだと思います。
(吉田ヨシヲ/ライター)

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