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彼氏が会ってくれない…間違い探し思考にハマる女性の落とし穴

  • 2021.4.7
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Twitterで人気の描き子さん(@kaqico)の連載コラム「描き子のモヤモヤ解剖ノート」では、恋愛に悩む女性たちのモヤモヤの理由をじっくり分析! モヤモヤで重たくなった頭の中を整理していきます。

■彼氏が会ってくれない…

◎今日のモヤモヤ

彼氏と会う頻度は月に2回ほど。これって少ないですか?

私は、週1回は会いたいけど、彼にとってはちょうどいいみたいです。

彼との関係は円満で、会っているときは楽しいし不安になることもないですが、月2回の頻度ではやっぱり寂しいです。こんなふうに感じるのは私が変なのでしょうか?

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※描き子さんの回答は……

■どちらが間違っているか、という考え方

まず、最初に一言。あなたが「恋人とは毎日会いたい」人だとしても、または逆に「恋人とは1年に1回しか会いたくない」人だとしても、それ自体が変だとかいうことは全くありません。

もちろん同じように、相談者さんの彼氏が「月2で会えばいい」人だとしても、それも全然変ではありません。

どちらが間違いだとか正しいかではなく、相談者さんと彼氏さんの「会いたいペースが違う」のだと思います。

相談者さんの悩みの根源は、「彼氏が会ってくれない」ことではなく「彼氏と自分の違い」を、「どちらが正しくて、どちらが間違っているか」という、別の軸に当てはめて考えてしまっていることなんじゃないかなあと思います。

■「間違い探し思考」の落とし穴

誰かとの関係の中で不満や不安が心に浮かんだとき、「間違っているのは私?あの人?」という「間違い探し」を始めてしまう人は少なくありません。

それはなぜかと言うと、どちらかが間違っていてどちらかが正解であるという結論を得られれば、ひとまず「納得できる」からだと思うんです。「どっちが悪いか」という問題に落とし込んで「悪いほうが改めるべきだ」という一応の解決策を得れば、あとは悪いほうの責任ということになる。そうすれば二度とこんな不満や不安を感じずに済むはずだよね、と。

たぶん、子供の頃からの積み重ねで習慣になっている、というのもあるんじゃないかなと思います。喧嘩している2人の子どもに対して「どちらが悪かったのか」を聞き出し、悪かったほうを謝らせる大人は多いものですよね。

人間関係がシンプルな子供の頃は、この方法でもそれほど問題を生まなかったかもしれません。だからこそこの方法を大人になっても引きずってしまう人は多いんじゃないかと思います。ですが、残念ながら、大人の人間関係においてはこの「間違い探し思考」が大きな間違いを生み出す場合も。

なぜなら「間違い探し思考」は、「どちらかが間違っていること」「どちらかが態度を改めること」を前提とした思考である一方、大人の人間関係のほとんどの問題は価値観の違いから生まれており、どちらが間違っているわけではないからです。

どちらも間違っていないのに「どっちが間違っているか」という議論をしても、お互いに「自分は間違ってない」「だから間違っているのはあなただ」と主張しあって疲弊するだけ。

また、「間違い探し思考」は不当に相手を責めてしまう可能性があるだけでなく、自分のことも必要以上に追いつめてしまう場合があるんです。本当にまずいのはこっちのほうかもしれません。

「私が悪いのかも」「やっぱり私が悪いんだ」

不満や不安を感じるたびに、そうやって自分を責めて黙りこんでしまう人がいます。本当は単に自分の考え方が相手と違うだけなのに、ありもしない罪を背負って萎縮してしまう人。

そのうち、相手からどんなにひどい仕打ちを受けても「私が悪いんだから」と全て受け入れてしまうような不健全な関係を作ることになるかもしれないですよね。

■あなたの不満を尊重してもいい

誰も悪くなくても、不満が生じる場合はあります。間違いがどこにもなくても、誰かが嫌な思いをしたり、喧嘩が起こったりすることだってあるでしょう。

逆に言うと、たとえ相手が悪くなくても、正しくなくても、優しくていい人でも、その人に対して不満を持つのは決して悪いことでも間違いでもないのです。

相手が正しいかどうかに関わらず、あなたは、あなたの不満を尊重していいのです。誰かがあなたに「月2回も会えば十分じゃん。あんたって重い女だね」なんて言ってきたとしても、10人中10人がそう言ったとしても、それはその人の感覚であってあなたの感覚ではないのだから、そこに合わせる必要なんて全くありません。

「私はもっと頻繁にあなたに会いたいと思ってる」

彼氏にそう伝えちゃっていいと思います。そして、その不満をどう解決するか、2人の問題として考えていけばいいのではないでしょうか。

「間違い探し思考」を取っ払って、自分と彼氏が満足できる関係を模索していきましょう。

お互いが満足できれば、世間がどう言おうと関係ないじゃありませんか。

◎今回のモヤモヤ解剖ノート

** お知らせ **

いつもご愛読いただき誠にありがとうございます。

2020年2月にスタートし、恋愛や女性にまつわるたくさんのモヤモヤにメスを入れてきた『描き子のモヤモヤ解剖ノート』ですが、今回をもって最終回とさせていただきます。コラムを楽しみにしてくださっていた読者のみなさま、これまでお付き合いいただき誠にありがとうございました!

ライタープロフィール

描き子

1987年生まれのイラストレーター/デザイナー/ライター。「暮らしに前向きな変化を起こす」ことをテーマに、イラストや文章を書く。

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