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理想のパートナーと出会う方法! 精神科医から教わる、素敵な恋の見つけ方

  • 2021.4.7
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共に人生を歩むパートナーと出会いたい。でも、どうしたら理想のパートナーはどうすれば見つかるの? 誰もが抱くその問いに、笑顔で答えてくれたドクターがいました。著名な精神科医でアティテューディナル・ヒーリングの創始者、ジェラルド・ジャンポルスキー博士です。92歳の今も妻と仲睦まじく過ごす博士が語るパートナーの見つけ方とは?

こんにちは、島本薫です。先日出席していたあるミーティングで、質疑応答の時間にこんな質問が飛び出しました。

「パートナーに出会うにはどうしたらいいでしょう?」

誰もが抱く自然な願い、「素敵なパートナーとの出会い」。本日は、そんな疑問に応えてくれたあるアメリカ人医師の、シンプルで思いがけない答えをシェアします。

■「パートナーに出会うには……?」

その問いが出たのは、恋愛をテーマにしたワークショップではなく、日常生活の中で「心の平和を選択する」(後でお話ししますね)ヒントを考える場でのことでした。

家族や同僚との小さな行き違いから、世界情勢に対する不安まで、日々心を騒がすことは多いもの。そんな中でも穏やかなこころのあり方を選んでいくにはどうしたらいいか、ジェラルド・ジャンポルスキー博士(精神科医、通称ジェリー)と奥様のダイアン・シリンシオーネ博士(臨床心理士)にお話いただいていたところ、少し時間が余ったので「なんでもお尋ねください」とおふたりが申し出てくださったのです。

「……パートナーに出会うには、どうしたらいいでしょう?」

御年92歳のジェリーと70代のダイアン夫妻の飾らない息の合ったやりとりに、会場からそんな質問があがりました。

うん、それは気になるぞ。どきどきしながら答えを待ち受けるわたしたちに、ジェリーはにっこりしてこう答えたのです。

「自分と恋に落ちることだね」

■「自分と恋に落ちる」ことで理想のパートナーが見つかる?

何かをやってみること、ではなく。
誰かに会ってみること、でもない。
ただ「自分と」恋に落ちる。

ジェリーの意外な答えに、ほんの一瞬、会場に小さな間が生まれました。けれども次の瞬間、次第に理解と納得の波が広がり、会場はなんとも言えないあたたかな空気に包まれたのです。

(……今「自分と」恋に落ちること、って言ったよね)
(うん。そうだね)

にこにこと笑顔を向けるジェリーの姿がすべてを物語っているようで、わたしたちはそれ以上の説明を必要とせず、胸に広がったあたたかさを大事にしながらこの質疑応答を終えました。

あのときわたしたちが解説はいらないと感じたのは、「物事のとらえ方には、自分を傷つけるものと力になるもののふたつしかない」というジェリーの考え方に、出席者全員がなじんでいたことはもとより、ジェリーのあたたかさを受け取って肩の力が抜け、不思議と「楽になった」感じがしたからだと思うのです。

そこで、ここでは「パートナーを見つけたいなら、まずは自分と恋に落ちること」という答えのもとになっているジェリーの世界観について、もう少し皆さんと考えてみたいと思います。

“Being a Love Finder”:「怖れの眼鏡」をはずすと世界はどう変わるかという事例を語るジェリーとダイアン(英語)

■他人との関係の中で自分の価値を決める必要はない

「心の姿勢(アティテュード)」には、「愛のあるあたたかなもの」と「怖れからくる不安や苛立ち」のふたつしかない、というのがジェリーの考えです。

このふたつを同時に感じることはできません。

葛藤を求めるなら、何かを得ることや、なぜそれが手に入らないのかということに関心を向ければいいでしょう。でも、安らぎやあたたかさが欲しければ、人にも自分にも愛のあるコミュニケーションを向けることです。

愛することが難しいと感じる人は、愛を受け取ることも難しい。罪悪感から、自分は愛に値しないと自責の念にかられてしまうからです。

だから、まずは「自分は愛されていい存在であり、愛していい存在である」と、自分を許してあげること。

何もがんばる必要はありません。

「外へ向けて自分を磨く」こと、ましてや「自分を好きになろうと努力する」のはなかなか大変ですが、ふっと力を抜いて、伸ばしていた手を下ろすだけでいいのです。

ただ、自分が愛に値する人間だと証明する必要はないと思い出すだけなのです。

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■世界に対するもうひとつの見方がある

わたしたちの気分を悪くするのは他人や出来事そのものではない。それに対する自分のとらえ方である。とらえ方を決めるのは自分のこころの姿勢である。
アティテューディナル・ヒーリングとは「こころの姿勢」(アティテュード)を自ら選ぶことによる「癒し」(ヒーリング)のこと。

アティテューディナル・ヒーリング・ジャパンHP「中心となる考え方 」より

自分に見えている世界は、あなたの思いを反映したもの。だから、自分が何を見たいかという考えを変えれば、世界を違う目で見ることができるし、怖れにとらわれるか手放すかは、いつも自分で決めることができる。

自分や世界を「あたたかな眼差しで見る」ことを「選ぶ」のが、ジェリーの提唱するアティテューディナル・ヒーリングの考え方です。少なくとも、非難の目で見るより自分にも人にも愛ある眼差しを向ける方が、パートナーを見つけるのは楽になると思いませんか?

自分を傷つけるのは、自分だけ。また他人に対する攻撃的な考えも、本当は自分自身に向けられたものなのです。おもしろいことに、人は自分が与えるものしか受け取ることができないようになっています。

自分に愛を向けてくれるパートナーが欲しければ、自分と愛ある関係を築くこと。自分に愛を向けることを「選ぶ」だけなら、いつでも始められそうですね。自分にダメ出しをしていると気づいたら、その場で優しい見方を「選び直す」だけでいいのですから。

『愛とは、怖れを手ばなすこと』書籍情報

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