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榎木淳弥、斉藤朱夏らがバラエティや情報番組で活躍 声優がテレビの“カンフル剤”に?

  • 2021.4.7
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榎木淳弥 (c)芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会

昨年は、宮野真守のドラマ『半沢直樹』(TBS系)への出演や、梶裕貴の『おカネの切れ目が恋のはじまり』(TBS系)へのゲスト出演など、声優のドラマ出演が大きな話題を集めた。今年も沢城千春が主演を務めた『声優探偵』(テレビ東京)が放送されたほか、斉藤朱夏が『ズームイン!!サタデー』(日本テレビ系)のお天気キャスター就任、榎木淳弥と木村昴の『ニンゲン観察バラエティ モニタリング』(TBS系)への出演など大きなトピックがいくつもあった。かつては声だけで、顔や人となりはごく一部のファンのみぞ知る存在だった声優が、前に出てくるようになった背景とは?

・『鬼滅の刃』声優の次は『呪術廻戦』声優!?
3月に放送された『ニンゲン観察バラエティ モニタリング』では、テレビアニメ『呪術廻戦』のニセ声優オーディションというドッキリ企画が放送され、同作に出演する声優の榎木淳弥と木村昴が出演し話題を集めた。『呪術廻戦』は『鬼滅の刃』の次にクるとして人気の高い作品で、Netflixなどの動画配信サービスでは常に人気の上位をキープしているほか、人気キャラクター・五条悟の「領域展開」という台詞が、TikTokのネタになっているほど。

その『呪術廻戦』の主人公・虎杖悠仁を演じているのが榎木淳弥で、『はたらく細胞BLACK』や『天地創造デザイン部』、Netflixで話題の『天空侵犯』など、多くの人気作品でメインキャラクターを務める注目株だ。キー局のバラエティー番組出演はこれがほぼ初となり、『呪術廻戦』の人気高騰とともに、さらなる活躍が期待されている。一方、虎杖が通う姉妹校の先輩・東堂葵を演じている木村昴は、14歳から『ドラえもん』のジャイアン役を務めていることで知られている。勘の良さからバラエティー番組への出演機会は多く、昨年からテレビ東京系『おはスタ』のメインMCを務めるなどで、地上波における声優の存在価値をアップさせた一人と言ってもいいだろう。4月24日から放送がスタートするテレビ朝日系土曜ナイトドラマ『泣くな研修医』にレギュラー出演し、俳優としての活躍にも期待が高まっている。

また女性声優では、4月3日に放送された『ズームイン!!サタデー』に、斉藤朱夏が新お天気キャスターとして登場して話題を集めた。斉藤はアニメ『ラブライブ!サンシャイン!!』の渡辺曜役で人気の声優で、『ラブライブ!』のユニット=Aqoursのメンバーとして2018年末の『NHK紅白歌合戦』に出場したことでも知られる。2019年にはミニアルバム『くつひも』でソロアーティストとしてデビューもしており、最新シングル『セカイノハテ』がオリコン週間ランキングで8位にランクインするなどアーティストとしても人気が高い。『ズムサタ』ではさまざまな声色でお天気を伝え、Twitterでは「朝から元気をもらった」「来週も楽しみ」などコメントが集まり、「#斉藤朱夏」がトレンド入りを果たした。4月限定とのことだが、これを機に活躍の場を広げていきそうだ。

・声優の出演はテレビ番組のカンフル剤
ほかにも、4月1日に放送されたお笑い番組『コントミチ<第2夜:ヤバいハートマーク>』(日本テレビ)には、テレビ出演する声優の先駆的存在・内田真礼が出演してフワちゃんとのハイテンションのコントに挑戦したほか、花澤香菜が日本テレビ系『今夜くらべてみました』にアニメ『鬼滅の刃』のオープニングテーマ「紅蓮華」の作曲者としても知られる草野華余子とともに出演し、パンに対する偏愛をたっぷり語って話題を集めた。

90年代までは、まだサブカルチャーの一つだったアニメ。『けいおん!』や『ラブライブ!』などの人気コンテンツの誕生や、クールジャパン構想の後押しなどを経て、近年は市民権を得ている。それに伴いより注目を集めるようになったのが声優という職業であり、子供たちのなりたい職業ランキングでは常にYouTuberと並んで上位に入るほどの人気だ。今年初頭に放送された『さんまのまんま』に、『鬼滅の刃』でメインキャラクターを務める花江夏樹と下野紘が出演した時は、ついにここまで来たかと感じた人もきっと多かっただろう。

『鬼滅の刃』の社会現象も手伝って、声優という存在に注目が集まった昨年。最初は若者のテレビ離れをつなぎ止める役割として、声優に白羽の矢が立てられただけだったかもしれないが、それによって演技力だけでなく、トーク力が高くルックスが魅力的な人も多いことが、お茶の間に広く伝わった。視聴者は今や声優の裏側や素の表情に興味津々であり、声優がさまざまなテレビ番組に進出していくのは当然のことだったと言えるだろう。それに加え、コロナ禍による新たな活動の場を求める機運の高まりも手伝った。実際に昨年公式YouTubeチャンネルを開設した声優が多い。日々バラエティ番組などで明かされる声優の素顔が、今の日本のテレビを楽しくするカンフル剤となっているのかもしれない。

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