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印象的な壁紙が中心。旅の思い出を大切にする1K31㎡、一人暮らしのインテリア

  • 2021.4.6
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決め手の壁を旅の思い出で装飾。

今の物件を選んだ決め手は、元々お友達が住んでいた土地で雰囲気を知っていたことと、職場からも近い立地。室内は明るめの木のフローリングと特徴的な壁紙だったと話すKukkaさん。

「賃貸情報を見ていた時は、映画のアメリのような壁紙が印象的で、内見しに来た際にお部屋によって壁紙が違うことを知りました。このお部屋もナチュラルで可愛い感じの壁紙が良くて、自然と家具もみんなナチュラル寄りになっていきました。」

他にも壁にはKukkaさんが旅先で撮られた写真が飾られていました。

「引っ越す前のお部屋は和室で、写真や紙物を飾る機会がなかなか無かったので、バランスを見ながらスペースごとに飾っています。」

お気に入りのひとつと話されていたポストカードは、フィンランドで購入されたもの。愉快なおばあちゃんのイラストに愛着が沸きますね。

特に装飾の多いお部屋の入り口は、インターホンや火災報知器といった見た目的には好きになれないものを隠すために活用。

「壁装飾のきっかけとなった場所になります。正面で見ると綺麗に隠すことが出来たので良かったです。写真やショップカード、大切な手紙なんかも飾っています。」

また印象的な柄の壁紙の対面に位置する白壁には、世界地図のファブリックポスターがありました。

「元々は別のポスターを貼ろうとしていたのですが、手に入らず、旅行が好きだったので布製の世界地図を購入しました。ピンで行った場所を記録していければと思っていたのですが訪れているところがヨーロッパに集中しており、もう少しバランスが良くなったらつけていきたいです。」

「壁の装飾は今のバランスが気に入っているので、数は増やしすぎず、季節に合った写真や色合いの紙ものに変えていけたらと思っています。」

食事が楽しくなる空間作り。

Kukkaさんの写真アカウントを見ると、壁紙と同じく印象的なのが美味しそうな食事の数々。料理はもちろん、食べ物の魅力をさらに引き出す器が魅力的です。

「器は元々、実家に住んでいた頃から、いつか一人暮らしをする時に使いたいと思って集めていました。」

美味しい食事もまたKukkaさんの旅の大切な要素の一つなのだそう。

「旅行に行く目的が、好きな景色をカメラに収めたいのと、美味しい食事や暮らしを楽しみたいというのがあって、家での食事もそうした旅で見たものを見よう見まねで作ってみたこともあります。」

IKEAやマリメッコ、北欧暮らしの道具店などの食器と合わせてお気に入りなのがイイホシユミコさんの器たち。

「初めてネットで写真を見た時にご飯がとても美味しそうに見えて惹かれました。それ以来少しずつ集めています。」

「器だけでなく、購入時の箱も可愛いので手放せず、ディスプレイしています。」

テーブルは無印良品で購入。ご友人を招いても充分な広さと明るい木の色合いが、料理もより鮮やかに見せてくれます。

「椅子はUnicoで購入しました。テーブルはシンプルなものが良かったのですが、食事をするのに床ではなく椅子に座って食べる生活がしたかったので、椅子は座り心地の良さから選びました。」

「仕事の日は、家でゆっくりご飯を食べる時間がほとんど取れないので、休日の特に朝は、ゆっくり沢山、見た目も自分が機嫌良くなるようなものを食べるようにしています。」 料理はもちろん、盛り付けるお皿や食事をする空間まで好きなものに出来たら、こうした食事時間の幸福度はより高まりそうです。

管理しきれないものは持たない。

旅行が好きなKukkaさんだからこそ、旅先で手に入れたものがたくさんあると思いきやそうではないそう。 自分の生活にとって無駄になってしまうものは無理に持たないというのは旅先での体験も背景にあるのかもしれません。

「良くも悪くもだと思うのですが、自分が管理しきれないものは持たないようにしています。これは旅行の時も同様で数週間から1ヶ月程の期間で行くことが多いので、何か購入するとしても紙物を中心にして荷物がかさばらないようにしています。そのため装飾用のポストカードなどは多いのですがそれ以外のものはお部屋にもあまり多くありません。」

海外で買われた雑貨は、思い入れのあるものだけ。その分、住まいの中での小さなアクセントになっています。

こうした意識はお住まいの中にもあるそう。

「キッチンの洗い物置き場やラグなど、あったら便利だったり可愛かったりすると思いますが、面倒なことが苦手なわたしには、管理しきれないと思ったのでありません。家具も自分で組み立てできる範囲、動かせる範囲のものばかりです。」

可動性のあるアイテムを中心にすることで模様替えも行いやすいそう。

「私の部屋には、ベッドがないのですが、最初は一人暮らしを終えるときに処分が大変そうと思ったのがきっかけでした。ただ、ないことによって大きい家具が少なくなり、模様替えもとても簡単にできるようになりました。いまだにベストな配置は見つかっていませんが、変化をつけるごとに、お部屋を楽しめているかなと思います。」

今のお住まいに合わせて、インテリアは揃ってきたと話すKukkaさん。住まいの中で気になるところは手を加えながら、将来的には今の世界観をより広い住まいでも作っていきたいそう。

「住まいの決め手のひとつなった明るい木のフローリングに対して、キャビネットの木やキッチンの色はあまり好きなものではないので、壁紙などを貼りながら空間全体としてもより好きなポイントを増やして行きたいです。今回のナチュラルな雰囲気は住まいが変わっても大切にしていければなと思います。」 住空間の更なる充実はもちろん、器も含めて、そこからどんな一皿が生まれていくのかも、とても楽しみなKukkaさんのお部屋でした。

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