疑り深いのは浮気願望がある証拠？すぐに浮気を疑う男性の心理とは

束縛が激しかったり、すぐに浮気を疑ってきたり、そんな男性っていますよね。

心理学的に見れば"浮気に厳しい疑い深い人"ほど、なんと浮気をしやすいのだとか。

それだけでなく、すぐに相手の浮気を疑う男性の心理には色々なケースがあるのですが、今回の記事では、3つのケースに絞って男性心理を解説していきたいと思います。

人の心とは不思議なもので、曇り空を見て『陰気な空だな…』と思うこともあれば『寂しげだけど情緒があって曇りも良い』なんて思うこともあります。

これって実は実際に空の様子が変わっているのではなく、空を見ている自分の精神状態によって空の"印象"が変わっているだけなんだとか。

このように、"自分の心の状態や思考を外の世界の人や物に映し出す"という心理を、心理学では投影と言います。

では、この"投影"という心理現象を浮気の例に当てはめて考えてみましょう。

なぜ"浮気を疑いやすい男性"ができあがってしまうのかと言うと、そもそもその男性は、"男女が二人でいるといやらしい展開になるのが当たり前"と考えているからなんです。

では、なぜそのように考えているのでしょうか。

それは、その男性自身が他の女性と一緒にいる時に『可愛いな…』『こういう人ともセックスしてみたいな…』なんて不埒なことを思っているから。

そして、『恋人もそう考えているはずだ』と相手に投影することで、すぐに浮気を疑うようになってしまうわけですね。

そもそも浮気になんて全く興味がなく、女性と二人きりで食事をしても特にいやらしい考えなんて浮かばない男性なら、恋人の浮気を疑ったりはしませんよね。

だって"異性と二人で会う＝いやらしいことじゃない"という常識があるのですから。

ちょっと話がややこしくなってしまいましたが、"浮気を疑う人ほど浮気願望を持っている可能性が高い"ということなのです。

恋人との関係が円満だったはずが浮気をされてしまった、なんて経験をしたことがある男性の場合はそれがトラウマとなって疑い深くなっているという可能性もあります。

『絶対浮気なんてしなさそうな元カノが浮気したんだから、この人もいつか浮気するだろう…』という気持ちを捨てられないでいるのです。

でも、今の恋人からしたらこれってなかなか失礼な話ですよね。

だって「元カノが浮気したから、きっとあなたも浮気する！」なんて無茶苦茶な理屈で決めつけられているわけですから。

もちろん、今の恋人にも浮気されるかもしれる可能性はあるけれど、もしそうなってもそれは元カノの浮気とはまた別の関係のない話です。

こういう男性には、「私が浮気するかどうかは知らないけど、少なくとも元カノと私は別の人間なんだから一緒にしないで。」と伝えてあげましょう。

『信じていたのに裏切られた』というのは、とても辛いことですよね。

"とても辛い思い"をしたくないがために、『そもそも信じていなかった』と予防線を張ろうとするタイプの男性もいます。

相手の浮気を疑い続けていれば、浮気された時に「やっぱり浮気した！」と言うことができ、そうすればあまり自分は傷つかなくて済む、と考えているのです。

確かに相手を全く信じていなければ、浮気をされても深く傷つかないのかもしれません。

でも代わりに、疑われている側の人間は傷つきますし、そもそも二人で一緒に心から幸せな時間を過ごすことなんてできませんよね。

こういう男性には「裏切られた時に傷つくのは私も同じ」「一緒に幸せな時間を過ごしたい」と伝えてみてください。

もしかしたら彼の心をほぐすことができるかもしれません。

すぐに恋人の浮気を疑う男性の心理には色々なケースがあります。

自分の浮気願望を棚に上げている人、過去のトラウマに苦しんでいる人、傷つくのが怖い人など様々です。

実際に恋人がどのタイプか見分けるためには、かなり注意深く相手を観察しなければなりません。

でも、その結果、彼と打ち解けることができれば、それはとても幸せなことだと思います。

是非この記事を参考に、あなたも彼の普段の言動を観察してみてくださいね。