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芸人たちの“役者魂”を目撃せよ。GWは「エンゲキ」でトリップ

  • 2021.4.3
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吉本興業が、ゴールデンウィークの4月30日(金)~5月5日(水)にイベント「Go To エンゲキ」を開催する。期間中、新宿御苑・シアターサンモールには吉本所属芸人が多数登場。吉本といえば言わずもがな“お笑い”だが、メモリアルなコントライブのほか、今回のメインはなんと「演劇」。恋愛朗読劇や芸人自ら脚本・演出を手掛けるオムニバス公演など、ここだけの演目が毎日繰り広げられる。テレビで目にする「お笑い芸人の顔」とは一味違う姿を観られることも刺激的だ。さらに、関西の注目劇団による貴重な東京公演も目撃するチャンス。“今、ここ”でだけ観られる物語にトリップしよう。

“今、ここ”でしか観られない演目がずらり

期間中はバラエティ豊かな「エンゲキ」がラインナップ。どれもこのイベントでしか観られない、貴重な内容になっている。昨年10月から6人体制になった新生ザ・プラン9は、「19周年記念ライブはさておき、コント座~其の参~ザ・プラン9 20周年記念ライブ」を開催。新体制初の東京公演であり、結成20周年を記念するメモリアルな公演だ。

演劇を通じた吉本芸人の新たな挑戦にも注目。「『きょうのよるあいてる?』~三者三様の芸人が織りなす、三つのショートドラマ」では、バイク川崎バイク、コマンダンテ・石井、コロコロチキチキペッパーズ・西野がそれぞれ初の脚本・演出を手がける3つの短編が上演される。また、「Love Later」は一組の男女による恋愛朗読劇で、レインボー・池田、すゑひろがりず・南條がWキャストで出演する。朗読劇という、シンプルゆえにごまかしの利かない舞台に、2人がどんな“役者魂”を見せるか期待したい。2人の相手役には、ドラマ・舞台で活躍する女優の太田夢莉が登場する。

(左から)レインボー・池田 / 太田夢莉 / すゑひろがりず・南條Harumari Inc.

加えて、関西の注目劇団による4公演「関西演劇祭~お前ら、芝居たろか!~in Tokyo」の上演も見逃せない。「関西演劇祭」は“演劇に携わる才能を発見する”ことを目指すイベントで、今回出演する「May」「くによし組」「ばぶれるりぐる」は昨年同演劇祭で高評価された3劇団。関西発の瑞々しい才能を、都内で目撃する貴重なチャンスだ。

「Go To トラベル」をもじったような「Go To エンゲキ」というタイトルには、「演劇を通して旅行気分を味わってもらいたい」という想いが込められているという。“今、ここだけで起きる出来事”を目撃できるという意味では、演劇もまた旅のように一期一会の体験。今年のゴールデンウィークは、劇場に足を運んで大いなる刺激を受けよう。

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