フラワーデザイナーが選ぶ♡春に咲く「ステキな香りのお花」4選

こんにちは♪ Flowersの北村晴加です。

私は会社員ときどきフラワーデザイナーをしています。18歳の時に華道に出会い、14年間花に携わってきました。2016年にフラワーサロンmuguet fleur（ミュゲ•フルール）を立ち上げ、同時にオンラインショップも開設。会社員とフラワーデザイナーというパラレルキャリアを歩み、4年間の間に延べ200名ほどの方へ花のある暮らしをお届けしてきました。

上品さ、可愛らしさ、力強さを持つ美人百花読者のみなさんは、きっとお花を好きな方が多いんじゃないかな？ 春は1年のうちで1番お花の種類が豊富！ 春に楽しめる素敵な香りのお花を4種類ご紹介したいと思います。

芳醇な香りのライラック

ラベンダーカラーの小さなお花がぎゅっと集まったお花がライラックです。甘くてとても優しい香りがします♪

花言葉は、青春の思い出。ラベンダーカラーは“愛の芽生え”、“初恋”と縁起のいい花言葉なので、お祝いやウェディングにもおすすめです。

華やかで美しいシャクヤク

ふんわりとしたフォルムにフリルを纏ったような華やかなシャクヤク。上品で優雅な香りがお部屋いっぱいに広がります。香水にも多く使われるので好きな方も多いと思います。

花言葉は、はにかみ。白いシャクヤクは“幸せな結婚”と言われていて、ウェディングにとても人気のあるお花です。

切り花でもお水につけると開花するので、蕾で買うのがおすすめです。咲きにくい場合は、蕾が蜜で固まっていることがあるので、お水で濡らして優しく開いてあげてください。

小さく凛としたムスカリ

ぶどうの実がついているような、美味しそうな見た目のムスカリ。お花は小さく可愛らしいです。香りはムスクに似た甘い香り。ほのかに香るので、そこもまた愛らしいです。

花言葉は、失望や悲しみ。ヨーロッパでは青いお花は悲しみの象徴とされお葬式で手向けることが多いです。

失意から立ち直る意味で“夢にかける思い”という前向きな言葉もありますが、お祝いのプレゼントには避けた方がよさそうです。

くるんとした花びらが可愛いヒヤシンス

くるんと開く花びらがとても可愛らしいヒヤシンス。カラーのバリエーションも豊富です。南国を思わせる爽やかな甘酸っぱい香りが特徴的。

花言葉は、ゲームやスポーツ。ギリシャ神話に由来するようですが、色によっては悲しい意味もあるので、お祝いごとには不向きかもしれません。

気になるお花はありましたか？

おうち時間が増えていらと思うので好きなお花を連れて帰って、ステキな香りを楽しんでみてくださいね。

Flowers二期生 北村晴加

32歳。華道歴14年！ 美人百花の假屋崎さんの連載をきっかけにお花の道へ。