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佐伯亮×横井翔二郎が熱弁!「あんステ」新作の魅力は、誰もが抱える影と成長の物語

  • 2021.4.2
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人気のスマホゲーム「あんさんぶるスターズ!」を原作にした2.5次元舞台『あんさんぶるスターズ!オン・ステージ』シリーズ(あんステ)。数多くのアイドルユニットが登場する中、それぞれのユニットやストーリーにスポットを当てた「エクストラ・ステージ」の最新作が、4月10日(土)より開幕する。

『あんさんぶるスターズ!エクストラ・ステージ』~Meteor Lights~と題された本作で描かれるのは、戦隊ユニット“流星隊”にまつわる物語。年長者である守沢千秋と深海奏汰の出会いから現在の流星隊に至るまでの追憶エピソードが、2人に影響を与える三毛縞斑らを交えて明かされてゆく。なお今回は、原作エピソード「追憶*流星の篝火」のみを丁寧に描いていくとのこと。

開幕を記念して、座長を務める佐伯亮(守沢千秋役)と、本作で「あんステ」初参加となる横井翔二郎(三毛縞斑役)にインタビューを実施! 作品やキャラクターの魅力をディープに語ってもらった。

佐伯亮(写真左)、横井翔二郎(写真右)
佐伯亮(写真左)、横井翔二郎(写真右)

――稽古やカンパニーの雰囲気はいかがですか?

佐伯 稽古の進み具合はめちゃくちゃ早いですね。今回はみんなで集まるシーンがほとんどなくて、千秋と誰かの2人芝居がほとんどなのですが、みんなすぐに稽古をして、すぐ終わる(笑)。今のところ順調です。

――千秋と誰かの2人芝居がほとんどということは、佐伯さんは大変ですね。

佐伯 そう…ですかね。

横井 彼の代わりに言いましょう。大変です(笑)。

佐伯 (笑)

横井 僕はめちゃくちゃいい座長だと思っています。

佐伯 ホントですか!? 何もしてないですよ。

横井 だってもう、気合の入り方、すごいでしょ?

佐伯 まぁそう…ですね、はい(笑)。

横井 もちろんどんな作品、どんな俳優もそうだと思いますが、やっぱり自分が座長となると気合を入れるステージが違いますからね。それがのっけから出ているなと感じたのは、セリフ量がものすごいのに、佐伯くんが台本を最初から持っていなかったこと。僕も覚えていく派なので、「覚えてきて良かった~!」って(笑)。そういうところにも表れていますが、稽古で「お試しでまずはやってみよう」みたいな時間でも、彼はエネルギーを抜かない。その姿に引っ張られています。

佐伯 うれしいです!

――佐伯さんは、どんな座長を目指していますか?

佐伯 流星隊でいるときはリーダーなので「引っ張らなくちゃ」という思いはあるのですが、カンパニーでは引っ張るというより、自分にできることをキッチリやっていこうと思っています。今回はセリフも出番も多くてどうしようと思いましたが、稽古を進めるためにはまず台本を入れていこう、と。なので稽古が始まる1週間前くらいには、ほぼ叩き込んでいました。元々「追憶*流星の篝火」は大好きなストーリーですし、スッと頭に入ってきました。

2人の共通点は「常に誰かのために」

――横井さんは「あんステ」初参加となりますが、「あんステ」にはどのような印象をお持ちでしたか?

横井 「~To the shining future~」(2018年)を劇場で観劇したことがあります。当時は自分が出るとは思ってもなく、作品に詳しくなかったので分からない部分もありましたが、何より「みんな、この作品が好きなんだな」と感じたことを覚えています。

それで今回出演することになり、原作や「あんステ」の映像に触れてみたら、めっちゃ面白くてビックリしました。「篝火」で僕は、何より千秋に心を動かされまくりました! 初めて出演する作品が、この「~Meteor Lights~」でうれしいです。これだけ長い間愛されている作品って、それだけで超素晴らしいことですから。

佐伯 僕も横井さんで良かったです…!

横井 あはは(笑)。ありがとう。

佐伯 千秋と斑の関係性だからなのかもしれませんが、シーン作りをしていてもちゃんと引っ張ってくださるんです。横井さん自身が寛大な方だから、何でも受け入れてくれる包容力がすごくて! お芝居もすごく丁寧なので、受けやすいというか。相談していないのに、「止まりたいな」と思ったところでフッと振り向くだけで止まれた!ということもあって。

横井 あっ、それは思った! 元々の性格は全然違うと思うのですが、芝居のプレースタイルは似ているのかな。お互い「常に誰かのためにやる」のが根っこにあるんだと思います。最初に千秋と斑が会うシーンを稽古していて、それは感じました。「相手のために、相手の次の何かのために動く」と頭で考えてしているのではなくて、そういうスタイルなんだろうなって。僕もそれを信条にしているんです。

――千秋や斑のキャラクター性にも通じるところがありますね。

横井 表現方法や向かう方向は違えど、「常に誰かのために、何かのために」というところが、それぞれのキャラクターにもつながるといいですね。

――原作の「流星の篝火」や台本を読んで、お2人はどのようにこの物語を受け取りましたか?

佐伯 僕自身ずっと千秋を演じてきたので、千秋目線で読むとやっぱり「良かったね…!」という着地点になりました。これまで千秋や奏汰の過去は直接的には描かれていなかったですが、これを読むと千秋が1人でもがいて苦しんでいた過去が分かって。それでも奏汰や斑と出会って、一歩踏み出して…。千秋を演じているのはもちろん、千秋を応援しているからこそ「良かった」と思いましたし、感極まるものがありました。

横井 ずっと演じてきた分、それは感じるだろうね。

――横井さんはいかがですか?

横井 僕、ヒーローがめっちゃ好きなんですよ! 某アメコミも然りですが、そもそもヒーローじゃない人間がヒーローになることに意味があるなと思っていて。弱い男の子が自分の人生で一番かもしれない決断をして、文字通り“変身”する姿は、やっぱり人を感動させますよね。

「篝火」の物語にはその瞬間があるから、僕は千秋を推さざるを得ない(笑)。もちろん斑も大好きですが、それを踏まえて! 成長曲線が跳ねる瞬間を目の当たりにできますよね。もしかしてその瞬間は、自分の人生にもあったかもしれない。僕は深く広くは知らない状態で「篝火」を読みましたが、それでもめちゃくちゃ心を動かされました。

佐伯&横井のお気に入りシーンは…

――斑は本作で「あんステ」初登場です。斑というキャラクターにどのような印象を受けましたか?

横井 全部ひっくるめて、僕はかっこいい人だと思います。稽古も1人でやることが多いのですが、その最中に「これを選んだ斑ってすごいな」と。やっぱり、振り付けの段階で僕は「これを1人でやってるのか!」と超不安になるんですよ(笑)。しかも、その覚悟を決めた根っこが、幼い頃にはもう彼の中にあって。僕も達観している方だと言われるので、ある意味で親近感が湧くと共に、寄り添える部分もあり、足元にも及ばないなと思うこともあり。

稽古をしていて、「今、この人は何を考えてるんだ?」という壁にぶつかることも多いです。でも、目的のためには手段を選ばない…真実にしか興味がないところは非常に近いものを感じていますし、寄り添えたらいいなと思います。そして千秋たちと出会うことで、僕自身も変われるんじゃないかな、と。

――斑は、受け取り方によって印象がガラッと変わる複雑なキャラクターのように思えます。

横井 そうですね。斑って悪人に見える瞬間もあるじゃないですか。でもそれも彼なりの目的があってのこと。「めちゃくちゃ悪いヤツ」と思われるのもいいですし、彼の生き方に感動して、「いいなぁ」と思われるのも一つの答え。解釈は人それぞれですし、より“人それぞれ”だと思えるのが、斑の強みでもあり、人間的に弱いところだとも思います。

――「~Meteor Lights~」でお気に入りのシーンやセリフはありますか?

佐伯 ドローン…ですかね。

横井 ドローンです。

――ドローン…とは?

佐伯 千秋、斑、奏汰が海で出会い、ドローンを飛ばすシーンがあるんですよ。

横井 ただ、本番でどうなるかは分かりません(笑)。

佐伯 ドローンそのものが重要なのではなくて、あのシーンはみんなが一歩踏み出すシーンなんです。斑と奏汰の話があって、それを聞いた千秋が奏汰と一緒に戦う決意をして、斑がその後押しをしてくれる。演じていても心が震える、すごくいいシーンです。

横井 そうそう。でも、あのシーンを何て呼ぶかなぁって考えると…。

佐伯 「ドローンのシーン」になっちゃう(笑)。

横井 僕は千秋の「変身だな」っていうセリフがめっちゃ好きなんですよね。見えるんですよ、変身ベルトが! あの瞬間にはやっぱり、人の心を動かす何かがあるんじゃないかなと。

作品愛や“明暗”の差が「あんステ」の魅力

――お2人からご覧になって、「あんステ」の魅力は何だと思いますか?

佐伯 一つは、みんな作品が好きで、キャラクターが好きなんですよね。だからちゃんと表現したいと思うし、思い入れもたくさんあるから、自然とアツくなるんだと思います。僕は流星隊なのでなおさらですね。

横井 これは僕が原作に触れて感じたことでもありますが…彼らはアイドルですよね。でも、その“アイドル”に至るまでに人間くさい生き方や流れ、ときにはびっくりする展開もあって。そのリアルさとパフォーマンスの明暗の差が魅力なんだと思います。人間はメリハリのあるものに惹かれますし、これだけ長い間、多くの人から愛されている理由はそういうところのあるのかな、と。

佐伯 そうですね。今回の「あんステ」では特に、誰もが抱える弱い部分、影の部分が鮮明に描かれていると思います。

――それでは最後に、「~Meteor Lights~」の見どころを教えてください!

佐伯 今回は千秋が現流星隊になるまでの話がすごく丁寧に描かれています。千秋の過去や苦しんだ葛藤を踏まえたうえでの流星隊のパフォーマンスはすごく響きますし、演じていて興奮するところでもあります。千秋に限らず、各々のキャラクターが弱い部分を持っていて、今までにない「あんステ」になるんじゃないかなという印象です。楽しみにしていてください!

横井 アニメや漫画、ゲーム原作の舞台は初めて見る方には分かりづらい部分もあると思うのですが、今回は元々のストーリーを知っていることが大前提でなくてもいい。それぞれの弱さや成長するポイントが描かれていますし、過去と今を行ったり来たりしながら、キャラクターの目的が一つの形を結ぶ瞬間がきちんとあって。何より千秋の姿を見ると、頑張れる力になると思います。「本当は弱い」と自分で言っている男の子が、誰かのために変身する…そんな奇跡ってないじゃないですか。それによって斑やいろんな人が変われるし、流星隊のような家族もできる。全体を通して、そんな瞬間を楽しんでいただけると思います。

斑の見どころは…好き勝手に動いているように見えて、実は自分の弱さを分かっていて、それでも“こう生きる”と決めた男の強さ、芯の部分ですかね。彼が千秋に触れて変われる部分はもちろん、1人でステージに立つことを選んだ男のエネルギーを見てもらえたらなって思います。ハッピーな曲からドストレートな曲までやります! たくさんの人に届いたらうれしいです。

『あんさんぶるスターズ!エクストラ・ステージ』~Meteor Lights~メインビジュアル (C) 2016 Happy Elements K.K/あんステ製作委員会
『あんさんぶるスターズ!エクストラ・ステージ』~Meteor Lights~メインビジュアル (C) 2016 Happy Elements K.K/あんステ製作委員会
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