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縁起のいいお花を集めました。和〜洋まで飾るだけで幸せになれそうな花々をご紹介

  • 2021.4.2
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縁起のいい花をご紹介!

何かいいことがあったときに家に飾りたい、身近な人のお祝いとして贈りたいというとき花を選ぶことが一般的です。色とりどりの花はきれいで心が豊かになります。花の名前や咲き方にはそれぞれ意味があり、縁起のいい花も多くありますよ。

この記事では幸運を運ぶような縁起のいい花をピックアップしてお届けします。おすすめや人気の花を中心に集めているので、贈り物に花を選ぶときには参考にしてください。

縁起のいい花《和》

春を告げる縁起のいい梅

春が来たことを知らせてくれる縁起のいい花です。寒い冬にもかぐわしい高貴な香りを放ち、花を咲かせてくれますね。

梅の花は2月から3月頃に咲き始めます。白梅から紅梅などさまざまな花を見せてくれますよ。

高貴なイメージや、調和、長寿を意味するお花として広く紹介されています。

ファッションの世界でも「梅春(うめはる)物」という春物の前に発表される人気ラインナップで春が来たことを感じますよね。梅が咲くと桜の時期へ一直線です。

見ただけで縁起を担ぐ桜

日本に春が来たことを象徴する桜。「サクラサク」といえば合格を表すなどめでたいときに使われます。

慶事でふるまわれる桜茶など、縁起のいい花として一番先に思い浮かべるという人もいるかもしれませんね。

特に春を告げる「啓翁桜(けいおうざくら)」は、枝ものとして流通しており、生け花などにおすすめです。

日本固有種もあるので、いろいろな種類を楽しんでくださいね。

ひなまつりに欠かせない縁起を運ぶ桃

縁起のいい花として、春に咲く桃の花も挙げられます。ひな祭りは、桃の節句ともいわれますね。

ピンクのかわいらしい花は枝ものの切り花として流通しています。

春の花としても人気が高く、花芽から花が咲くまで長く楽しめるのでおすすめですよ。

寒い時期に桃の花を見つけると、春の到来を感じるのではないでしょうか。

春告草として縁起を運ぶ福寿草
春告草として縁起を運ぶ福寿草
出典:https://unsplash.com/(外部リンク)春告草として縁起を運ぶ福寿草

啓蟄のころ芽を出し黄色い花を咲かせる福寿草。その名にも表れている通り、福と寿をもたらす縁起のいい花です。

切り花ではなく山野草として見かけたことがある人もいるでしょう。

鉢植えでもしっかり育つ多年草で、毎年花を咲かせ植木鉢でも十分に育つので、年配の方におすすめです。

冬場のかたい土から芽を出す力強さが人気の花ですよ。

黄金色の葉が縁起を呼ぶ菜の花
黄金色の葉が縁起を呼ぶ菜の花
出典:https://pixabay.com/(外部リンク)黄金色の葉が縁起を呼ぶ菜の花

こちらも春を象徴する花で、花芽を持つ前の茎は食用として供されます。縁起のいい色として取り上げられることが多く、子供たちにも人気が高い花ですよ。

生命力が強いことと、種から油が採れることなど、いろいろな方面から縁起のよさがうかがえます。

切り花などで見かけることは少ないのですが、一面に広がる春の菜の花畑などは圧巻です。

幸せの象徴として縁起がいい牡丹
幸せの象徴として縁起がいい牡丹
出典:https://unsplash.com/(外部リンク)幸せの象徴として縁起がいい牡丹

海外では「ピオニー」と呼ばれる花です。「百花の王」と呼ばれる大輪の花が特徴で、富や幸福を象徴する縁起がよい花とされています。

繁栄を意味することでも知られているので、正月の生け花のモチーフにしたり、家に植える花としてもおすすめですよ。

気品のある香りと大きな花は着物の柄としても取り入れられていることからも、その縁起のよさがわかるのではないでしょうか。

端午の節句に欠かせない縁起がいい菖蒲
端午の節句に欠かせない縁起がいい菖蒲
出典:https://unsplash.com/(外部リンク)端午の節句に欠かせない縁起がいい菖蒲

端午の節句の時期に飾られる人気の花です。花の場合「花菖蒲(はなしょうぶ:アヤメ科)」や「あやめ」と呼ばれています。

濃く鮮やかな紫色とはっきりとした緑色が季節を物語るのでおすすめですよ。

こどもの日に飾る魔よけの意味を持つ「菖蒲(サトイモ科)」とは異なるので注意してくださいね。どちらも、初夏を告げるものとして縁起がいい花です。

縁起よく咲き続けるツツジ
縁起よく咲き続けるツツジ
出典:https://pixabay.com/(外部リンク)縁起よく咲き続けるツツジ

春から夏への季節の変わり目に咲き始めるツツジ。日本を代表する和の花とも言えます。ツツジは次々に新しい花が咲くという性質を持っています。

「続き咲き木(つづきさきぎ)」と呼ばれていたことが、ツツジの語源となるようです。

途切れることがなく、繁栄を意味する縁起の良い花と言えるでしょう。新緑に映える鮮やかな花の色も縁起のよさをうかがわせます。

繁栄を象徴する縁起がいい葉牡丹(葉)

お正月をはじめとする冬の時期は、路地物の花が少ない特徴があります。葉が花のように見える葉牡丹は繁栄を象徴する縁起がいい葉物として知られています。

品種改良により、ピンク色や黄色がかった葉色のものが販売されているので、寄せ植えなどにおすすめです。

商売繁盛の和の生け花などにも使われます。和洋問わず組み合わせやすいところも人気です。

難を転ずる縁起がいい南天(実)

南天の実は冬に実ります。赤い実は雪の中でも目立つので、「雪ウサギ」の目にも使われますね。

また、「難を転ずる」という語呂合わせから、縁起のいい人気の枝ものとしておすすめです。

お正月飾りなどの差し色としてもつかわれることも多く、魔よけの意味合いがあるしめ飾りなどにも多用されます。

地域性もありますが、かつては、お赤飯に添えられていたこともあるようです。

縁起のいい花《洋》

幸福を意味する縁起がいいチューリップ
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誰もが知っている人気のチューリップは、日本でも幸福や富を象徴する花として縁起がいいとされています。

春になると一面に咲くチューリップは露地栽培や切り花などにも使われていますね。

縁起のいい花とは言われますが、しおれたときに花からもたげてしまうため、お見舞いの花として持参することは避けたほうがいいとされています。

お祝いなどの花束に仕立ててもらいましょう。

黄色の花は特に縁起がいいフリージア
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1本の茎に花芽がたくさんつくことから、繁栄や富の象徴として見られることが多いフリージアも縁起のいい花として知られています。

特に鮮やかな黄色のフリージアは金運を運ぶ色の意味も相まって縁起のよい花として選ばれていますよ。

春を代表する花としても人気で、卒業祝いの花束などにもおすすめです。フリージアは香りが強いので、お見舞いには避けましょう。

縁起のよさは天下一品のコチョウラン
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開店祝いや栄転、昇進祝いなどに贈られることが多い胡蝶蘭は、蝶のような可憐な花弁が人気です。

日本でも高貴な花として受け止められています。切り花や鉢植えなどさまざまな形で見受けられますよ。

一つの茎にたくさんの花芽を持つだけではなく、一度咲くと長い間花を楽しめることから縁起のよい花としておすすめ。

白やピンク色の胡蝶蘭はお祝いの場面でも人気です。

縁起のいい花言葉を持つラナンキュラス

たくさんの花弁が重なり、華やかさが勝るラナンキュラスはお祝いの花束としても人気です。

「合格」「富」などを意味する花言葉があるので、縁起のいい花とされています。

特に早春の時期に旬を迎えるので、春をイメージさせる花としてもおすすめですよ。

品種によっていろいろな咲き方をするので、好みのラナンキュラスを探してみるのもよいですね。

めでたい席に使われる縁起がいいカトレア
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胡蝶蘭と並び、気品あふれる花の形から縁起のいい花と言われています。

目上の人に贈る花としてもおすすめです。胡蝶蘭よりも小ぶりでプリーツが愛らしい花は、優美という花言葉そのものですね。

切り花としても鉢植えとしても人気が高いので、家に飾りたい場合は鉢植えを選ぶのも一案です。

冬場などの育て方が難しいですが、花が咲くとおめでたい気持ちになりますよ。

富を象徴する縁起のいいダリア
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太陽のような大輪の花と元気が出る色合いの花は、まさに縁起を運んでくれる花といっても過言ではありません。

富や栄華を表す花ですし、いろいろな品種が日本国内でも毎年のように生まれているので、好みの咲き方をするダリアを探してみるとよいでしょう。

球根で露地栽培ができるうえ、切り花にもできるため、家の庭に植えることもおすすめです。

かわいらしさと縁起を担ぐ西洋マム
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日本の和菊はどちらかというと「偲ぶ花」ですが、マムやピンポンマムと呼ばれる西洋小菊は、愛らしい形からカジュアルな花束などにおすすめです。

今では、和モダンを取り入れるウェディングシーンでも人気が高まっています。一つの茎から複数の花が咲くところも繁栄を意味する縁起のいい花です。

場合によっては誤解を招く可能性もあるので、TPOに気を遣う贈り物としてマムを選ぶのは、避けたほうがいいかもしれませんね。

受験生応援!縁起のいいクリスマスローズ
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花弁が5枚、五角形の額などの語呂合わせで「合格の花」と言われるクリスマスローズは、受験期に花を咲かせることも相まって、縁起のいい花としておすすめです。

花の終わりの時期に花が落ちることもありませんし、多年草なので毎年花を咲かせるところもおめでたい印象をプラスしてくれます。

鉢植えや露地栽培で育ちますので、贈り物としても最適です。

縁起のいい赤い葉のポインセチア(葉)
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赤と緑の葉が鮮やかなため、クリスマス時期の植物と位置付けられるポインセチア。

赤は「キリストの血」と位置付けられ、緑は「永遠」を意味するといわれており、葉も落ちにくいことから、海外でも縁起のいい植物といわれています。

日本では、緑と白のポインセチアや、ピンクと白のポインセチアなど品種改良されたものも多く出回っています。

魔よけの意味を持つ縁起のいいオリーブ(木)
魔よけの意味を持つ縁起のいいオリーブ(木)
出典:https://unsplash.com/(外部リンク)魔よけの意味を持つ縁起のいいオリーブ(木)

主に西洋で育てられることが多いオリーブの木は、魔よけの意味を持つことで知られています。

また、毎年実をもたらしてくれることから子孫繁栄の意味を持つことから縁起がいい木です。

常緑樹でいつも緑色の葉を蓄えていることからも永遠や幸運の意味合いを持っています。

オイルや実の塩漬けなども珍重されることから縁起のよさは伝わります。

縁起のいい花のまとめ

日本と海外の花それぞれの「縁起のいい花」について紹介しました。花言葉やその花が持つ姿や形などそれぞれに「縁起がいいといわれる理由」があることがわかりました。

花屋さんなどで花束を選ぶときにも、これらの要素を覚えておくと、縁起のいい花束を作ってもらえるかもしれませんね。なかには、お見舞いなどの場面では不向きな花もあるので、縁起のよさだけで選ぶことのないよう注意しましょう。

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