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モー娘。小田さくらと猫「縁があって出会った猫には幸せをあげたい」

  • 2021.4.2
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3匹仲良くお休み中。モーニング娘。'21の小田さくらの愛情を受けてすくすくと育つ
3匹仲良くお休み中。モーニング娘。'21の小田さくらの愛情を受けてすくすくと育つ

【写真を見る】ミルクボランティアで一時預かりした保護猫たち。小田さくらは猫たちに幸せをあげたいと話す

3月31日に16枚目のオリジナルフルアルバムをリリースしたモーニング娘。'21。その歌姫・小田さくらは大の猫好きとして知られており、ブログにはたびたび愛猫たちの癒しショットが公開されている。それを見て感じるのは好きなだけではない、猫たちの命を大切にする気持ちだ。アルバムインタビュー番外編では大好きな猫についてと、昨年(2020年)経験したというミルクボランティアについて話を聞いた。

歴代9匹、一時は5匹にも増えた猫好き小田家

――小田さんのご実家にはずっと猫がいるようですが、今まで何匹飼われているんですか?

歴代でいうと、私が生まれたときにはもう2匹いて、そこから3匹増えて、1匹家出して。その子はご近所さんのほうが居心地が良かったみたいで、そこのお家の猫になりました。

それから家の前に1匹来て、5匹に戻って。それから3匹が亡くなってしまったんですけど、また3匹増えて。そこから2匹亡くなって、今3匹です。だからつねに2~5匹は猫がいます。

――いきなり小田家の猫の歴史をありがとうございます(笑)。うちも5匹の保護猫を飼っているから分かりますが、爪研ぎもするし、抜け毛もすごいし、トイレの掃除もあって大変ですよね。

かわいい以上に大変です。5匹もって、普通に見たらどうかしてますよね(笑)。

――みんな保護猫なんですよね?

そうです。うちに迷い込んで来た子や、捨てられていた子たちです。でも別に保護猫活動をしているわけではなくて、増えていったのは、私が子猫を飼いたかったからなんですよ。最初うちにいた2匹は子猫だったんですけど、私が小さかったときから一緒に育ったから、そのときの記憶がないんですよね。それで譲っていただける子猫を探し出して。

そのときうちには2匹いたので、本当は1匹だけのつもりだったんですけど、仲が良いので離さないであげてほしいとお願いされて、2匹一緒にもらうことにしたんです。で、それプラス、三毛猫のオスが多頭崩壊の現場にいて、その子も引き取ることになりました。

――三毛猫のオスは珍しいですね。

そうなんです。三毛猫のオスってめちゃくちゃ珍しくて、売りに出されるとものすごい値段がつくんですよね。だから飼う人を慎重に選びたいということで、うちで引き取ることになったんです。

自粛期間に始めたミルクボランティア

――昨年、ブログでミルクボランティアをされていると書かれていましたが、それはどのような活動なのですか?

預かるのはミルクの時期だけで、ミルクを離れて離乳食を食べられるようになって、トイレを覚えたらお返しするというものです。お返しして、里親を探すのはNPOのほうで行っています。昨年、お手伝いで始めたことで、冬は赤ちゃんが産まれないじゃないですか。だから今は自分のうちの子だけで、預かりはいないです。

――ミルクボランティアを始めたきっかけには何があるのでしょう?

子猫を譲っていただくときに、NPOと仲介してくださった方がいるんです。その方が保護猫の預かりをされているんですけど、自粛期間中に頭数が増えてしまったそうで。それでお手伝いしようと思って、溢れた子猫を預かることにしたんです。

――ブログを見ると昨年は29匹を預かっていたそうで、大変ですよね?

大変ですけど、いっぺんに預かるわけではないですよ。うちも初めてのことだったので、最初は健康状態が安定している5匹を預かって、それからお返しして、また預かっての繰り返しです。昨年は自粛期間で時間に余裕があったのでできましたけど、できれば今後も続けていきたいなと思います。

かわいい、かわいそうだけでは…。猫を飼うときに考えてもらいたいこと

――小田さんみたいにミルクボランティアを始める方もいれば、自粛期間で寂しいからとペットを飼い始めて結局飼いきれずに捨てられた猫、犬のニュースもありました。動物を飼うときに考えてもらいたいこと、伝えたいことはありますか?

子猫や子犬がかわいいのは当たり前で、かわいいから飼いたいという安易な気持ちなら飼わないでほしいなと思います。厳しい言い方ですけど、「行き場がなくてかわいそうだから」という気持ちも同じで、動物を飼うことの大変さを知らない人は、まずちゃんと面倒を見られるのかを真剣に考えてからにしてほしいです。

私も子猫の写真を仕事の現場や友達に見せたりすることがあって、そうすると「かわいい!」ってなるんですよ。「良い子がいたらうちにも」って、そういう話をされるんですが、そのたびに、「ちゃんと考えてくださいね。本当に一回ちゃんと考えてくださいね」って思うんです。「かわいい」だけでは飼えないから、本当に飼える人に渡したい。もし飼っている人だとしても、増えてもちゃんとお世話できるのか心配だし、初めて飼うという人にはとてもとても…。

私は飼える人なのかどうなのかなんて目利きできないので、よそにお渡しすることなんてできないですね。無理だったから返したいと言われたらそれは引き受けますが、そうなるんだったら最初から手を出さないでほしいと思います。

――それは猫に限らず、動物を飼うのなら、という話ですね。

本当にそうです。NPO団体が増えてきたおかげで保健所に送られる数は減ったと言いますが、本当だったら捨てられる子や野良の子がいなくなるのが一番いいのになと思います。

――今後、小田さんのようにミルクボランティアをしたいという方にアドバイスがあればいただけますか。

いかに自分の時間を犠牲にできるかですね。私は家族がいるからできましたけど、1人だと仕事の時間を削る覚悟も必要になるはずです。子猫の最初の時期って深夜だろうが2時間に1回はミルクあげないといけないし、おトイレも自分でできないから見てあげないと。いっぱいいっぱいになって放置してしまったら、それこそ猫がかわいそうです。私は、縁があって出会った猫たちには幸せをあげたいと思います。

ミルクボランティアは子猫に対する知識があって、家族や友人とか、協力してくれる方たちと始められればいいんじゃないかなって思います。

取材・文:鈴木康道

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