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いよいよ1年越しのフェスの季節。芝生でゆったり都市型野外フェス「JAPAN JAM」

  • 2021.3.31
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フェスシーズンのはじまりを告げる「春フェス」の開催が、続々発表されている。昨年はコロナ禍の影響で音楽イベントの中止が相次いだ1年だったが、いよいよ復活の予感に心がおどる。感染対策にしっかりと留意して、思い切りたのしみたいところだ。音楽フェスといえば、夏真っ盛りに開催される夏フェスを思い浮かべる人も多いだろうが、気温も高すぎずおだやかな春は野外で音楽を満喫するのにもってこいの季節。特に、千葉市・蘇我スポーツ公園で開催される「JAPAN JAM」は、5月のさわやかな気候のもと、のびのびとリラックスできるおすすめの春フェスだ。

芝生のうえで寝ころぶ、躍る。ゆったり空間の都市型フェス

「JAPAN JAM 2021」は、5月2日(日)~5日(水・祝)の4日間、千葉市・蘇我スポーツ公園で開催される。最寄り駅の蘇我駅までは東京駅から最速33分、蘇我駅から会場までは徒歩8分というアクセスの良さが大きな魅力の「都市型フェス」だ。

「JAPAN JAM」の代名詞でもあるふかふかの芝生。寝ころんでのんびりできるのも魅力だ(本記事の写真はすべて「JAPAN JAM 2019」のもの)Harumari Inc.

会場内の3つのステージはどれも3万人以上の観客を収容できる巨大なスケール。野外での開催のうえ、政府のガイドラインに基づき1日あたりの入場者上限は2万人に抑えられているため、すべてのステージで密が避けられるような設計となっている。これは、これからの音楽イベントに理想的な環境といえるだろう。また、ステージエリア全体が芝生に覆われており、寝そべってのんびりとステージを観られるのも気持ちがいい。ふかふかの芝生は脚にやさしく、踊ったりジャンプしたりしても疲れにくいのが、アクティブ派にもうれしいポイント。ゆったりとひらけた視界は非常に良好で、青空と緑の芝生のコントラストや、夕暮れのマジックタイムの美しさはひとしお。フェスならではの“非日常感”も十分に堪能できるロケーションだ。

もちろん、出演アーティストも見逃せない顔ぶればかり。ASIAN KUNG-FU GENERATION、東京スカパラダイスオーケストラや宮本浩次のような日本のロックの牽引者たちだけでなく、きゃりーぱみゅぱみゅやCreepy Nutsといった幅広いジャンルのアーティスト、そして秋山黄色やyama、優里のような新しい音楽シーンを切り拓くホープまで、4日間でバラエティ豊かな72組が発表されている。これだけ多くの出演者がいるとなると、観たいアーティストの時間帯が被る「タイムテーブル被り問題」が気になるところだが、JAPAN JAMは会場レイアウトの工夫によって、ステージとステージの間を1分で移動できるのも大きな特色。がんばれば出演アーティストの3分の2をフルで観ることも可能というから、フェスには付き物のタイムテーブルとのにらめっこも、悩ましさよりワクワクが勝ちそうだ。

また野外で食べるフードも、フェスの醍醐味のひとつ。JAPAN JAMでは例年、フードエリアも大充実しており、春のおだやかな青空のもとでおいしいごはんを食べられる、ピクニック感覚も楽しいと評判だ。2021年の飲食エリアの詳細発表はこれからだが、今年はエリアを拡大し、大幅なリニューアルを予定しているという。快適なフェス空間がいっそう快適になるとのことだ。続報は公式サイトで確認を。

JAPAN JAM 2021開催まで残り約1か月。出演アーティスト全72組の日割りも発表され、1年越しの「フェスシーズン開幕」に期待は高まるばかり。穏やかな空気と広い空のもと、たっぷりと音楽を満喫できる季節はきっともうすぐだ。

新型コロナウイルス感染症対策に伴い、例年のJAPAN JAMとは会場の運営方法が異なるため、 詳細は公式サイトで確認を。Harumari Inc.
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