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いま注目の“一人焼肉”。胃に負担をかけず、焼肉を楽しむ方法は

  • 2021.3.31
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昨今、大人女性の間でもブームになっているという“一人焼肉”。誰かに気兼ねすることなく、一人で思う存分に楽しみたいけれど、焼肉を食べ過ぎると胃もたれしてしまうという心配も…。そこでこの記事では、手軽に取り入れることができ、胃のコンディションを整えて胃もたれを防止する方法をご紹介します。

焼肉を食べてストレス解消したい!でも気になるのが…

(c)Opat Suvi/Shutterstock.com

数年前からじわじわと人気になっている“一人焼肉”。コロナ禍で大人数での食事を避ける傾向があったり、最近では一人焼肉専門店がオープンして話題になったりと、女性でも一人で焼肉を食べに行くことを楽しむ人が増えています。

ですが、せっかく焼肉を楽しんだのに「翌日胃もたれしてしまう」という声も多く聞かれます。
そこで、管理栄養士の櫻井麻衣子さんに、焼肉を食べたときに起こりやすい胃もたれのメカニズムや、胃もたれを防止する方法について取材しました。

胃のコンディションを整えてあげることが大切

胃が重い、すっきりしない・・・。胃のもたれは、食べ物が胃に停滞することが原因で起こるのだそう。

「なかでも焼肉での胃もたれは、カルビやロースに多く含まれる脂質の過剰摂取が原因だと考えられます。脂質の多い食べ物は胃の停滞時間が長いことと、脂質は十二指腸に到達すると胃から送られてきた脂肪に反応してコレシストキニンという消化管ホルモンを分泌するのですが、このコレシストキニンは脂肪の消化吸収を促進する一方、胃の運動を抑制してしまうのです。それにより、胃の働きが悪くなり、胃に食べ物が長時間あることで必要以上に分泌された胃酸が胃の粘膜を傷つけ、胃を荒らしてしまいます。胃もたれを防止するには、胃粘膜の保護や修復、胃の働きをサポートするのに役立つ食品を摂取することが大切です」(櫻井さん)

なるほど・・・と胃もたれの原因がわかったところで、胃のコンディションを整え、胃もたれを防止するおすすめのテクニックを伺いました。焼肉を食べる前、食べている最中、食べ終わった後の3つのシーンに分けてご紹介します。

食前:ドリンクタイプのヨーグルトを飲む

「牛乳やヨーグルトなどの乳製品は胃酸を中和したり、胃粘膜を保護する効果が期待できます。なかでも“胃で働く乳酸菌”といわれるLG21乳酸菌を含むヨーグルトは、胃の不快症状緩和に特化しています」(櫻井さん)
さっぱりとした味で食事の前に短時間で飲むことができて、コンビニなどで手軽に買えるのもうれしいポイントです。

食中:キャベツを食べる

お肉だけでなく、栄養バランスを考えて野菜も一緒に食べるのが◎。
「野菜のなかでも、キャベツに含まれるビタミンU(メチルメチオニンスルホニウムクロリド)はまだ研究途上ではありますが、粘膜細胞の構成成分を生成する作用があり、胃粘膜を保護するといわれています」(櫻井さん)

食後:ハーブティーを飲む

おうちに帰ってきたら、口直しにハーブティーを飲んでリラックス。
「内臓の働きは自律神経によってコントロールされていていて、リラックスしているときに優位になる副交感神経の働きで胃は活発になります。なので、リラックス効果(鎮静作用)があると示唆されているカモミールやレモンバームのハーブティーを飲むのはおすすめですよ」(櫻井さん)

せっかく美味しい焼肉を食べても、胃もたれになってしまっては残念。胃もたれを防止する簡単なテクニックを取り入れて、一人焼肉で気分転換、自分へのプチご褒美として胃から元気になって思いきり楽しみましょう!

櫻井麻衣子(さくらいまいこ)
管理栄養士、料理家、基礎心理カウンセラー。総合病院にて治療食、離乳食の調理、献立業務に携わる。その後、特定保健指導、痩身外来にて栄養指導に従事し、現在は料理教室を主催する傍らレシピ開発やコラムの執筆など幅広く活動中。料理監修は『妊娠中のラクうまごはん』(マイナビ出版)など。

TEXT=GINGER編集部

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