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浅野いにお原作『うみべの女の子』映画化決定 石川瑠華と青木柚がW主演

  • 2021.3.26
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『うみべの女の子』(c)2021『うみべの女の子』製作委員会

『ソラニン』『おやすみプンプン』『デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション』などの漫画家・浅野いにおの漫画『うみべの女の子』の映画化が決定した。

緻密で叙情的な画風と繊細な心理描写に定評のある浅野作品の中でも、特に「思春期」「恋」「性」といった題材に真正面から挑んだ作品として、ファンの間でも人気を誇る『うみべの女の子』。今回の映画化で監督を務めるは、長編初監督作である『リュウグウノツカイ』がゆうばり国際ファンタスティック映画祭で北海道知事賞を受賞し、以後も『桜ノ雨』『天使のいる図書館』『富美子の足』とコンスタントに話題作を発表している映像ディレクターのウエダアツシ。

主人公の小梅役と磯辺役は、原作者・浅野もオーディション審査に参加し、石川瑠華と青木柚の2人に決定。石川は2017年から演技のレッスンを始めると『イソップの思うツボ』で主演に抜擢され、今後も主演作『猿楽町で会いましょう』の公開が控えている。青木は『14の夜』『アイスと雨音』『サクリファイス』などの作品に出演し、4月スタートのNHKよるドラ『きれいのくに』への出演も決まっている。

また、小梅の同級生、鹿島役に前田旺志郎、桂子役に中田青渚、三崎先輩役として倉悠貴らが顔を揃え、磯辺の父役として村上淳が出演する。

劇伴音楽は、「world’s end girlfriend」が担当。また挿入曲として、原作でも登場する、はっぴいえんどの「風をあつめて」が使用される。

■コメント
●原作・浅野いにお
「小梅」と「磯辺」が確かにそこにいます。
より生々しく、より切実に。
10代の瞬きにノスタルジーを感じながらも、
今現在の自分がその延長線上にいるということを
再認識させてくれる作品でした。
そういえばいつだったか自分も、
あの街の「小梅」であり「磯辺」だったのです。

●ウエダアツシ監督
およそ10年前、天才・浅野いにおの手で産み落とされた、濃厚濃密“青春の坩堝”のような傑作を、人との距離が少し遠くなってしまった今、映画化出来たことに運命を感じます。近くて遠く、自由で不自由、諦めているけど欲しかったあの頃。矛盾する感情の狭間で、性と愛に溺れ、過去と未来に縛られるふたり。この難題に若き才能、石川瑠華・青木柚と共に誠実に向き合い、果敢に挑み、行き着いた答えがスクリーンには映っています。はっきり言って自信作です。残酷なまでに輝かしいふたりの青春を是非劇場でご覧ください。

●石川瑠華
最初、浅野いにおさんの漫画『うみべの女の子』を映画化するというお話を聞いたとき、衝撃を受けました。
でも、これは可能性でもあり、この素晴らしい原作を映画で伝えられたら、
もっと素晴らしいのではないかと思うようになり、オーディションに参加しました。
私自身、大好きな作品であり、小梅としてこの作品の中で生きた時間は本当に幸せでした。
同時にこれまで感じたことのない大好きだからこその怖さも感じていました。
ウエダアツシ監督とは初めてだったので何度も作品について話し合いました。
私は、監督が暖かく包み込むような優しさで小梅や磯辺はもちろん、
この作品に出てくる登場人物、そしてこの作品を愛していることを感じました。
どんな恋愛映画や青春映画の型にもハマらないパワフルな映画になっていると思います。
是非、公開を楽しみにしていただけたら嬉しいです。

●青木柚
今も尚多くの人に愛されている原作にこのような形で携わる事が出来るのはとても光栄であり、同時に不安でもありました。ですが磯辺という人間を知れば知るほど、その考え方や心情にどこか他人とは思えないようなシンパシーを感じ、何がなんでも磯辺を最後まで生き抜きたいと強く思うようになりました。浅野さんが描く生々しく繊細な世界、石川さんを通して伝わってくる小梅の葛藤、この原作を背負ったウエダ監督の思い、その全てが僕と磯辺を結びつけ、支えてくれました。多くの方々と共に心血を注いで取り組んだ作品です。

(リアルサウンド編集部)

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