今すぐやめて！キッチンのNG収納法5選

キッチンはいろいろと工夫して、スッキリ見える収納にしたいと思いますよね。ですが、そう思うあまりNG収納をしている人も結構いるんです。キッチンのNG収納とはどんなものがあるのでしょうか？整理収納アドバイザーがキッチンのNG収納について解説します。

■おしゃれな容器に詰め替える

おしゃれな容器に詰め替えた美しい収納。実際に詰め替えてみたら意外と面倒に感じてやめてしまった人もいるのでは？そもそも詰め替えると傷みやすくなる食品もあります。見た目を重視するあまり、食材をムダにしてしまうこともあるので注意しましょう。

■吊るしっぱなしのキッチンツール

使いやすくするために、キッチンツールを吊るしている人も多いと思います。もちろん毎日使うモノなら吊るしても問題ありません。ですが、あまり使わないキッチンツールの場合は、吊るしておくと油やホコリで汚れてしまうので、引き出し収納にしたほうが無難です。

■シンク下に食品を置いている

シンク下は湿気が溜まりやすい場所。米や乾物類などの食品を収納していると、カビや虫が発生してしまう可能性が高くなります。シンク下には食品ではなく、水回りで使う道具や掃除グッズを収納しましょう。

■フライパンや鍋を重ねている

フライパンや鍋を積み重ねて収納すると、使いたいモノがすぐに取り出せなくてストレスが溜まります。面倒で使わなくなってしまったり、重ねたことで傷がついてしまったりすることも……。よく使うフライパンや鍋のフタは「立てる収納」に、鍋は重ねずにラックを利用して2段になるようにすると出し入れしやすくなります。

■シンク下やコンロ周りに紙素材の収納グッズを使っている

段ボールのような紙素材の収納グッズの使用は、シンク下ではカビが発生しやすく、コンロ周りでは発火の危険があるのでNGです。適材適所という言葉があるように、シンク下やコンロ周りには水や熱に耐性のあるプラスチック素材の収納グッズを選びましょう。

■キッチンは見た目よりも清潔さと安全性を重視して

キッチンがスッキリしているのは気持ちのいいもですが、見た目だけを気にするのはNGです。使いやすさはもちろん、清潔さや安全性も考慮に入れた収納を心がけてくださいね。

文・藤野こと（整理収納アドバイザー・ライター）