きのこの山にスパイが！→あなたは、その正体がわかりますか...？

「きのこの山」といえば、明治から発売されているチョコレート菓子の代表格だ。同じく明治から発売されている「たけのこの里」とは、どちらの方がより人気かを争ういわゆる「きのこたけのこ戦争」も持ち上がるほど、ポピュラーなチョコ菓子である。

今回、そんなきのこの山の中にとある「スパイ」を潜り込ませた画像が、ツイッターで話題になっている。それが、こちらだ。

写真にあるのは、お馴染みのきのこの山が5つ並べられている様子だ。一見すると違和感はないが......よく見るとこの中に1つ、ちょっとおかしなヤツがいる。

右から2番目のきのこの山を見てみると、ほかの４つと比べてなんだかカサの部分が尖っている。しかも、なんだかどこかで見たことがあるような形だ。これはもしや、同じく明治のチョコレートの代表格である「アポロ」では......？

このきのこの山の写真に対し、ツイッターでは、

「似てるw」
「言われてなかったら気づかなかったかも」
「他のきのこに正体がバレそうになった危機的状況を脱するシーンが見たい」

といった声が寄せられている。

話題になっているのは、ツイッターユーザーのキタ（＠xaqwsx）さんが2021年3月23日に投稿した画像。Jタウンネットは24日、投稿主のキタさんに取材した。

普段は古代壁画風のイラストを描いたり、古代壁画風の文字のLINEスタンプを制作したりといった活動をしているというキタさん。件の「きのこの山そっくりなアポロ」は22日に制作・撮影したものだといい、

「お菓子売り場のきのこの山の隣に、チョコを溶かしてアポロを作るもの（※編注：明治が販売している「手づくりアポロ」）が売っていたので、作れそうだと思って購入して作りました」

と経緯を述べた。キタさんは、普段から目に付いたものに対して「こうしたら面白いよな」と思いながら生きているといい、今回の作品もその閃きの内の一つだったとのことだ。

なお、実際に作った際の手順としては、

「（チョコを溶かして作るアポロの）作り方は説明書の通りでしたが、付属の3色のチューブ（赤・白・茶）がある内、このアポロは茶色しか使っていません。あとは頭を落としたきのこの山に、茶色のチューブだけを使って作ったアポロを突き刺しました」

と説明。たしかに、アポロといえばイチゴ風味のピンク色のチョコ部分が特徴的だが、色さえ茶色ならば形状的にはきのこっぽく見えなくもない。まさに発想の勝利だ。

こちらアポロ
潜入に成功した pic.twitter.com/CnWj7XURSh
— キタ (@xaqwsx) March 23, 2021

ツイッターでの反響について、キタさんは、

「ここまでウケるとは思わなかったです。今後も何か思いついたらツイートするのでお付き合いいただきたいと思います」

とコメントしている。