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クルクルクルクル回りたくなる...! 人数制限した喫煙ルームが「ロケット団のアジト」にしか見えない件

  • 2021.3.25
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封鎖されていた喫煙所に久しぶりに入ったら、人気ゲーム「ポケットモンスター」の世界だった――

そんな投稿がツイッターで話題となっている。

いったいどういうことなのか。その喫煙所の写真がこちら。

 すごい既視感(画像はじゃっく@BlackRex06さん提供)

この画像は2021年3月22日、ツイッターユーザーのじゃっく(@BlackRex06)さんが

「オフィスの喫煙所がようやく開放されたんだけど、中が思った以上にロケット団のアジトだった」

とコメントを添えて投稿したものだ。

喫煙所内には、立ち入り禁止のポールが点々と設置されており、床には進行方向を示す矢印が貼られている。

これは恐らく、新型コロナウイルス感染予防のための対策なのだろう。

しかし、ポケモン好きの人からすれば、足元のマス目や矢印、ポールの置き方が相まって、ポケモンのゲーム(第一世代)中に登場する「タマムシシティ」の「ロケット団アジト」に見えてしまうそうなのだ。

実際、このつぶやきにはポケモン好きと思われるユーザーたちから

「これはタマムシシティ」
「喫煙所がロケット団に支配されてる!!!」
「すっごい!ロケット団アジトのBGMが聞こえてきそう」
「矢印に乗ったら回転して進んで欲しいw」
「ルートみたら、灰皿の台にはたどり着けないじゃんこれどうなってんだよ」

といった反応が寄せられている。

20年の緊急事態宣言以降、封鎖されていた

Jタウンネット記者は23日、投稿者のじゃっくさんを取材し、話を聞いた。

今回、投稿したのはじゃっくさんの勤務先のビル内にある喫煙ルーム。20年に発令された緊急事態宣言以降、ずっと閉鎖されていたが22日にようやく開いたことを知ったそう。

「いざ入ってみたらこんな感じでした」

というじゃっくさんに、初見時の感想を尋ねると

「大幅な内装の仕様変更に、入る人皆が、一瞬戸惑っていました」

とのこと。確かに、ほぼ1年ぶりに開放された喫煙所がこんなにきっちりとした内装に変わっていたら、さぞ驚くことだろう。

そんな喫煙所を見渡しながら、「何か既視感があるなー」とタバコを吸っていたじゃっくさん。

「例のポケモンのアジトに見えるまで、そう時間はかかりませんでした」

タマムシシティのロケット団のアジトの床には、矢印のついたパネルが設置されている部分がある。そのパネルの上に乗ると、主人公がくるくる回りながら矢印の方向に進んでしまい、滑る度目のようなパネルがある部分まで、止めることができないのだ。

喫煙所の動線を示す矢印と、立ち位置を示す足のマークは、そんなアジトの仕組みによく似ている。

この喫煙所を実際に使ってみた感想をじゃっくさんに尋ねると、

「もう今は何度も入ってるので戸惑うことはありませんが、入る度出る度、クルクル回りながら移動している妄想をしてしまいます」

としていた。何だか、楽しそう......。

この仕様の理由については、「人数制限及び移動方向の規制の為のようです」と推測しており、利用者も皆それをきちんと守って喫煙していた、と話す。

なお、今回のツイートの反響に対しては

「反応してくださってるのは、初代のポケットモンスターで遊んでた方達が多いのかな、と。当時、ロケット団アジトの自動で進むパネルに苦戦した方も多いのでは。自分もその1人です。
これを機に、ポケモンから離れてしまった人が1人でもポケモントレーナーに復帰するきっかけになったら、とても嬉しいです」

とポケモン愛に溢れたコメントをしていた。

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