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聖火リレーでめぐる47都道府県【1】福島県のルート&名所・観光スポット3選

  • 2021.3.24
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いよいよ始まる東京2020オリンピックの聖火リレー。ギリシャの首都アテネで引き継がれた聖火が日本をぐるりと一周します。聖火リレーのルートに沿って、日本各地の名所・観光スポットをご紹介します!

Jヴィレッジ (C) KoreaKHW / Shutterstock.com

福島県のルートとランナーは?

東京2020オリンピックの聖火リレーは福島県からスタート!2021年3月25日(木)からの3日間にわたり、福島県を聖火ランナーが走ります。

●1日目(3月25日)

楢葉町・広野町のJヴィレッジ全天候型練習場を出発して、 楢葉町、広野町、川内村、いわき市、富岡町、葛尾村、双葉町、大熊町、浪江町、南相馬市の順に走ります。

●2日目(3月26日)

相馬市、飯舘村、新地町、川俣町、福島市、猪苗代町、三島町、喜多方市、会津若松市へ。

●3日目(3月27日)

南会津町、下郷町、白河市、本宮市、須賀川市、田村市を経て、郡山市の開成山公園に到着します。

●芸人・しずちゃん

いわき陸上競技場~いわき芸術文化交流館アリオス前(3月25日)

●女優・菊池桃子さん

信夫ケ丘競技場~福島県庁西庁舎前県民広場(3月26日)

●元バレーボール選手・大林素子さん

馬場道下交差点(中央通り)~鶴ヶ城公園市営駐車場(鶴ヶ城西出丸)」(3月26日)

見どころ・雲雀ケ原祭場地

(C)一般社団法人東北観光推進機構

雲雀ケ原祭場地(ひばりがはらさいじょうち)は、伝統行事「相馬野馬追(そうまのまおい)」のメイン会場。相馬野馬追は、約1000年前の武将・平将門が始めた軍事演習が起源とされています。野馬を敵兵に見立て武者たちを訓練した演習を相馬家が代々受け継ぎ、現在、相馬家の氏神を祀る3つの神社が神事として毎年7月に開催しています。

3つの神社から、騎馬軍が出陣し、雲雀ヶ原祭場地に集結。ハイライトは、背中に旗をさし白い鉢巻を巻いた武者たちが馬でトラック1周を疾走する「甲冑競馬」と、花火で打ち上げた神旗が地上に落ちてくるのを数百騎の騎馬武者が奪い合う「神旗争奪戦」。甲冑で身を固めた騎馬武者たちの姿は猛々しく、まるで戦国時代にタイムスリップしたような気分が味わえます。

見どころ・大内宿

大内宿は江戸時代に栄えた、会津と日光を結ぶ街道の宿場町。国選定重要伝統的建造物群保存地区に指定されており、現在も昔のままの姿を残しています。30軒以上の茅葺屋根の民家がずらりと立ち並ぶ景色は何とも言えない風情があり、江戸時代の町並みをそのまま体験することができます。

(C)一般社団法人東北観光推進機構

毎年2月には「大内宿雪まつり」を開催。雪灯籠に明かりが灯され、夜空に打ち上げ花火の大輪の花が咲きます。降り積もった雪で銀世界に包まれた町は、絵本の世界のような幻想的な美しさです。

見どころ・鶴ヶ城

鶴ヶ城の始まりは、室町時代につくられた黒川城でした。その後、葦名・伊達・蒲生・上杉・保科・松平と、戦国時代に数々の武将の手にわたり、主と名や形を変えながら現在の姿へと移り変わっていきました。戊辰戦争では激しい戦いの舞台となり、明治7年、ついに取り壊しに。一時は荒れ果てた城跡となりましたが、そこへ土井晩翠が訪れ、「荒城の月」の歌詞が誕生したという逸話が残っています。

昭和40年に再建され、よみがえった鶴ヶ城。屋根瓦が赤いのが特徴で、雪の多い会津では、寒暖差で瓦がひび割れやすかったため、鉄分の多い釉薬を使った赤瓦を城に用いていたのだとか。赤瓦の天守閣は日本で鶴ヶ城のみ。訪れた際は、ぜひ屋根の色にも注目してみてください。

[Photos by Shutterstock.com]

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