1. トップ
  2. インテリア
  3. 一人暮らしのインテリア実例

一人暮らしのインテリア実例

  • 2021.3.23
  • 25423 views

愛着の湧く物件選び。

海外でのワーキングホリデーから帰国されて急ぎで探した物件は室内も、騒音などの外聞環境もイマイチな場所だったと話す田中さん。 次は必ず、納得のいく住まいにしようと約2年間。朝の通勤電車の時間を使って物件サイトを探し回り見つけたのが、リノベーション賃貸「TOMOS(トモス)」のお部屋です。

「フルリノベか築年数の古い物件を中心に、立地と広さを決め手として各サイトで検索をしていました。習慣化させて探していた中で見つかったのが今のお部屋です。」

「古い住まいというのも、ただ古くて不便というわけではなく味のあるビンテージ感のあるレトロな空間が良かったんです。ここは室内空間もそうだし、周辺も静かな環境でゆったりお部屋の時間を楽しめるなと思いました。」

床は、TOMOSの特徴でもある無垢床。丈夫で湿気にも強い、栗を使用。手触りもよく。色合いも暖かみがあって良かったそう。

キッチンはコンロも作業スペースも十分な広さが確保されていました。料理をされる田中さんにとっては嬉しいポイントだったそう。

「今まで住んでいたどのお部屋よりもキッチンが高スペックで料理が楽しいです。2口はマストで欲しかったのですが、まさかの3口で逆に使いこなせてないですね。笑」

「新しく建てられた物件はどうしても間取りが似通っている一方で、こうして築年数をある程度古いものだと変わり種もありまして。すき間風など気になるところもありますが、完璧すぎず、歴史を感じるところにすごく愛着が湧きますね。」

三面採光を活かした暮らし。

田中さんのお部屋はどこにいても窓からの光が側にあり、居心地も良さそうです。 それぞれの窓の面に分けて空間が使い分けられていることも印象的。

お部屋の入り口に位置する窓は白が基調のキッチンスペースをより美しく照らしていました。

窓際に飾られた植物やアートも空間を殺風景にせず、色合いを与える役割を果たしていますね。

お部屋の中心に位置する窓は仕事とくつろぎ用のスペースに。

「日の光で1日の流れを感じながら仕事を行うことが出来て良いですね。minneで購入したテーブルをデスクとして使っていますが、広さは物足りないところもあるので次はもう少し大きめのものを検討しています。」

テレビ周辺くつろぎスペースはよりお部屋に合う様に素材選びから工夫がされていました。

「無垢床に合わせて家具類は自然素材に揃えていて、青森のりんご農家のりんご箱や無垢板で作った即席テレビボードに好きなアイテムや観葉植物を置いて癒し空間にしています。」

テレビを見たり、本を読んだりは、対面に配置したお気に入りのACME Furnitureのソファに腰掛けて。

「ソファはレザーのものが欲しかったのですが、良くあるアメリカンなものだとデザインが強すぎてお部屋に合わないだろうと思い探し回りましたね。今のものはデザインもナチュラルで、サイズ感も1人用でピッタリだったため気に入っています。」

お部屋の奥に位置する窓はベッドスペースにたっぷりとした光を与え、自然光だけで朝から目覚められる空間に。

「最近一人暮らしを始めてからずっと使っていたシングルベッドを手放し、サイズをセミダブルに変更。さらにコアラマットレスを使い始めたら、ベッドが天国になりました。ベットから落ちて夢から覚めるなんてことがなくなりましたね。 笑」

ベットフレームも楽天で購入。

「納期も早く、対荷重もあって、何より組み立てがしやすかったので女性一人でもすぐに作り上げられるのが良かったです。」

狭く感じない空間作り。

ワンルームのお部屋で空間としては限られているものの、田中さんのお部屋にはものがごちゃつかず開けた印象を受けます。そこには狭く感じない様にと意識された工夫がありました。

「パッと見の印象がごちゃごちゃしないよう、全体の色は無垢床の色とアクセントクロスのベージュに合わせてベージュ〜茶色の1トーンで合わせています。ソファ裏のクローゼットが広めにあったため、基本はそこに収納、ものを出しすぎない様にしています。」

お住まいには背の高いインテリアがないことも印象的、高さと奥行きを意識することで圧迫感のない空間を作られているそう。

「そんなにディスプレイするほど持ち物も多くないので、あえてシェルフや棚は買わず、奥行きの狭い無垢床でテレビボードをDIYするなど、なるべく部屋を狭めないようにしました。」

お部屋での視界の高さも以前の住まいからは変更されたポイント。

「前まではローテーブルで床に座る生活だったのですが、引越しをする際に京都の70b-antiquesで一目惚れしたアーコールチェアを購入し、目線の高さを上げました。その分、床が散らかるということも少なくなりましたね。」

お部屋の中心部や足元に物数が増えすぎない様にする一方で、逆に何もないということにはならないようにアートを上手く活用されていました。

「物は多くはないものの、殺風景なお部屋にはしたくなかったので、壁に写真やアートを飾ってギャラリーのようにしています。」

実はこの春、新しい住まいへと引っ越すのだと話す田中さん。この部屋で購入されたインテリアを活かしつつ、新たなお部屋作りを始められるのだそう。

「また少し休憩してお部屋探しを始めようと思います。次は3DKくらいの団地か、地方の古民家なんか良いですね。広さと味のある古さを求めて住まいを作って行けたらと思います。」

ワンルームでもインテリア選びとアイデアで充実した住空間を作られてきた田中さんが、より広い住まいでどんなお部屋を完成させるのか、今からとても楽しみです。

元記事で読む
の記事をもっとみる