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カリッとトロ~リ"アボカドとセージのフリット"|酒を呼ぶアボカドスナック①

  • 2021.3.21
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爽やかなハーブや刺激のあるスパイスと出合うことで、マイルドでクリーミーなアボカドの魅力がアップ。インド・スパイス料理研究家の香取薫さんに、本格的なインド料理のテクニックから和のハーブを使った独創的な料理まで、酒を呼ぶ色鮮やかなスナックのつくり方を教わりました。

カリッとトロ~リ"アボカドとセージのフリット"|酒を呼ぶアボカドスナック①

■“アボカドとセージのフリット”のつくり方

「マイルドなアボカドは、スパイスの刺激やハーブの香りを足してメリハリをつけると一層おいしく、お酒に合います」
そう話すのは本場のスパイス使いに長けた香取薫さん。今回は身近なハーブも使って、多彩なアボカドスナックを披露してくれた。テンパリングした香ばしいマスタードシードがアボカドにからんだ、本場インド式の炒め物や和え物、セージと合わせたフリットなどが登場したかと思えば、和風の料理まで!どの料理も香り豊かでエキゾチック。しかも、おいしいだけじゃない。
「クミンには消化を促進する作用があるし、ターメリックは肝臓の働きを助けてくれます。レッドぺッパーや黒胡椒には体を温める効果がありますよ」とうれしい要素も満載だ。
舌にも体にもきくアボカドスナック、まずはどれで飲もう?


◇材料 (2人分)

アボカド:1個(ややかため)
セージ:10枚(葉)
A :
・ 小麦粉:大さじ2
・ 米粉:小さじ2
・ 塩:ひとつまみ
・ 強炭酸水:40ml(冷やす)
揚げ油:適量
岩塩:適量


(1)下処理
アボカドは半割りにして種を取り、皮をむいて、縦向きに10等分に切る。

(2)粉を溶く
ボウルに強炭酸水以外のAを入れてよく混ぜる。泡立ちがよくなるよう高いところから強炭酸水を注ぎながら、粉を溶く。

粉を溶く
粉を溶く

(3)揚げる
揚げ油を180℃まで熱する。アボカド1切れにセージ1枚を重ね、2の衣にくぐらせて油に入れ、カリッと揚げる。

揚げる
揚げる

(4)器に盛る
器に盛り、岩塩を添えれば完成。かたいアボカドを揚げることでほどよいやわらかさに。薄衣はパリパリ、アボカドはトロトロとして、絶妙な食感が楽しめる。シンプルに塩だけでセージの香りが引き立つおいしさ。

完成
完成

――教える人

「香取 薫 インド・スパイス料理研究家」

長年インドへ赴き、現地の主婦たちから家庭料理を習得。日本人に合わせたスパイス使いが得意で、料理教室などで本場の技を伝授。伝承医学・アーユルヴェーダにも精通する。『薫るスパイスレシピ』(山と渓谷社)など著書多数。


文:安井洋子 写真:竹之内祐幸

※この記事は「使えるdancyuアボカド」に掲載したものです。

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