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TBS佐古忠彦監督、客席を前に涙「込み上げてくるものが」

  • 2021.3.21
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TBS佐古忠彦氏が監督を務める映画「生きろ 島田叡-戦中最後の沖縄県知事」が、公開初日を迎え、東京・渋谷のユーロスペースにて開催された舞台あいさつに登壇した。

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コロナ感染対策として定員を半分にしての上映となった今回。朝10時からの初回が、開映直前には満席に。続く2回目、昼0時45分の回も早々に満席となった。

舞台上、満席の観客を前に言葉を失い、感極まって落涙した佐古監督。「つい、込み上げてくるものがあって、お恥ずかしいところをお見せしました。沖縄に続き、ようやく東京での公開にこぎつけることができ、ありがたく思っています。

この作品で描いたことの一つにリーダー論があります。今のコロナの時代、リーダーの決断一つで私たちは右往左往させられるわけですが、当時、苦悩していた島田(叡/あきら)知事や牛島(満)司令官の姿から、リーダーとはどうあるべきか、ということが見えてくると思います。

もう一つは官僚の在り方ですね。組織と個の関係、結局最後に試されるのは、組織の中にあっても、その人の信念や覚悟、個人がどうするかということにかかってくるのだと思います。今の悩み多き時代、決して昔ばなしではない、今日的なテーマが含まれていると思います」と思いを語った。

映画「生きろ 島田叡-戦中最後の沖縄県知事」ストーリー

アジア太平洋戦争末期。すでに日本の敗色濃厚だった1945年1月31日、一人の男が沖縄の地を踏んだ。戦中最後の沖縄県知事となった島田叡だ。

知事着任と同時に島田はさまざまな施策を断行。米軍が沖縄本島に上陸した後は、壕(自然洞窟)を移動しながら行政を続けた。だが、戦況の悪化に伴い、大勢の県民が戦闘に巻き込まれ、日々命を落としていく。

また、島田自身も理不尽極まりない軍部からの要求と、行政官としての住民第一主義という信念の板挟みになり、苦渋の選択を迫られる。

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