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知らないと損をする英会話術66: 一瞬でネイティブになれる“Book”の使い方

  • 2021.3.21
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Book=本だけじゃない!日本語でもよく使われる「ダブルブッキング」、コロナ禍以降の旅をプランするのに必須な言葉Bookの正しい使い方や、Bookを使ったおもしろいイディオムを徹底的にマスターします!

旅のプランに必須ワード!Book

Bookには本以外に、非常に大切な意味や使い方があります。

コロナ禍が落ち着いてから行きたい旅行の予定を考えている人もいるかと思います。旅行の予定を立てるときに絶対必要なこと!それは、電車や飛行機のチケットを、レストランを、ホテルを、そして行きたいコンサートなどを予約することです。予約=Reservation (リザベーション)と覚えている人も多いかと思いますが、ReservationとBookは微妙に使い方が異なり、実はBookのほうが使い勝手がいい万能ワードって知っていましたか?

Reserve/Reservation とBook/Bookingの違い

ReserveそしてBookはどちらも「予約する」というときに使えます。

しかし、ここで要注意ポイントが!Bookは、ほぼどんな場面でも「予約(する)」というときに使えますが、Reserveはレストランのテーブルやホテルの部屋など「スペース」を予約する場合のみ使え、それ以外の飛行機の切符や美容院の予約などの際には使えないんです!

ReserveとBookの微妙な使い分けを見ていきましょう。

レストランにて

Could I reserve(book) a table for 4 tonight?

今晩、4人で予約できますか?

テーブルはスペースなのでReserve/BookどちらでもOK。

ホテルの予約の場合

We booked a hotel in Rome.

ローマのホテルを予約した。

We reserved (booked) a twin room with breakfast.

ツインルームを朝食付きで予約した。

ホテルの予約の際は、ダブルやツインの部屋(=スペース)を予約したというときはreserve/bookどちらも使えます。

Reserveが使えない例

Could I book an appointment to see a dentist today?

今日、歯医者の予約を取れますか?

I booked a return flight to New York for this summer.

この夏のニューヨークへの往復航空券を予約した。

美容院、歯医者などのアポイントメントは、bookもしくはmakeを使います。チケットを予約する場合も、チケットはスペースではないのでreserveだと少し不自然に聞こえてしまうので、bookを使うのがベター。

Bookが入ったイディオム

聞き取りは全く難しくないシンプルなフレーズなのに、知らないと「???」となりがちな、Bookを使ったイディオムを紹介します。

Hit the books 勉強する

Books=本、教科書という意味から、Hit the booksで「勉強する」という意味があります。ただなんとなく勉強するというよりは、hitを使うことで「意気込んで取り組む」「やってやる!」という強い意志を含むニュアンスがあります。

例)I can’t go out this weekend. The exam is on Monday. I need to hit the books!

今週末は、遊びに行けないの。月曜日にテストがあるから。勉強しないと!

In someone’s good book お気に入りである

In someone’s good bookは、直訳は「○○のよい本にリスト入りしている」という意味ですがこれは「お気に入りである」という意味で使われます。

例)I’ve never forgotten my wife’s birthday and the anniversary.

妻の誕生日と記念日を忘れたことなんて一度もないよ!

Wow, that’s impressive, you must be in her good book!

わー、それはすごい!彼女のお気に入りに違いないね。

実際の会話では、食事に連れていってあげる、勉強を熱心にする、家事を手伝うなど、パートナーや家族のように限りなく親しい人の機嫌がよくなるようなことした際に「よい行いをしているから人間関係は万事良好」という意味で、若干おちゃらけた感じで使われることが多いです。

By the book 規則通りに

By the bookは「本に沿って」という意味で、何かをする際には規則や規定通りにする様子を表現します。ポジティブな意味でも使えますが、「融通の利かない」というようなときにもよく聞きます。

例)She has to do everything by the book.

彼女は何をするにも、規則通りしなきゃいけないんだよね。(=融通が利かないないんだよね。)

旅行や外出のプランを立てる際には、絶対必須なBook(予約する)の使い方と、Bookを使ったおもしろいフレーズをご紹介しました。予約という言葉としては、Bookは万能ワード!パンデミックが落ち着いて思い通りの旅ができるようになったら、ぜひBookを使って旅のプランを立ててみましょう!

[All photos by Shutterstock.com]

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