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【連載・離婚どうしよう第2回】衝撃!「浮気」の証拠をつかむためにかかるコストは?

  • 2015.6.14
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「家事ができないのを仕事のせいにするな」「お前は女として失格だ」と言われ続け、家庭も仕事も中途半端な自分がダメだと思い続けていた毎日。

そんななか、夫が「離婚してくれ」と言いだした裏側に「浮気」が潜んでいたことで、罪悪感は薄れ、「私だけが悪いのではなかったのだ」と、ちょっと救われたような気持ちになりました。

★第1回はコチラ→ 【離婚どうしよう1】家庭内モラハラ、その裏側には○○があった

それまで何度も離婚についての話し合いを何度も重ねていたこともあり、「自分にとって少しでも有利な材料はあったほうがいいな」と思いました。

4歳の男の子を連れて離婚したばかりの友達に、早速電話です。

「興信所、紹介するよ」

なんでも彼女の離婚の発端も、夫の浮気だったそう。離婚してくれと切り出され、おかしいと思って調べたら……というところがまったく同じで、思わず笑ってしまいました。

「メールを見た、くらいでは、調停になってもシラを切り通されて終わり。写真などの証拠がないと言い逃れされてしまう。部屋に入ってから出るところまで押さえなければならない……とにかく、すぐに興信所に電話しなさいよ」

そう言われて、すぐにアポイントをとりました。

古い雑居ビルの中、散らかったオフィスに薄汚れたジャケットを着た中年の男性……そんなドラマのような「探偵事務所」をイメージしていたのですが、JRのターミナル駅の近くにあるそこは、整然としていて、普通の会社、という感じ。ブースに通されて待っていると、入ってきたのはどこにでもいそうな、40代くらいの女性。その人が相談員で、実際に動く調査員さんに指示を出す、なんて、そのときは想像もつきません。

ことの経緯を簡単に話すと、彼女はあたたかな表情で、でも感情を交えない事務的な口調で、今後の手続きについて説明してくれました。

そのときわかったことは、以下の通りです。

・ 尾行にかかるお金は1時間2万円です。
・ 証拠をあげるのに、個人差はありますがだいたい100万円は覚悟してください。
・ 浮気が離婚の理由として確実に認められるためには、2度、証拠をあげる必要があります。

個人的に興味深かったのは、探偵は基本ふたりで動く、という話。よく考えてみれば、探偵さんもトイレ行くだろうし、どう動くかわからない人間を、ひとりで尾行なんてできませんよね。

そしてなにより、思ったよりずっと高額です。定期預金を崩さないといけない。リスクを回避するためには、私のほうでもできるだけ情報を集めて、調査をする日の狙いを定めてコストを抑えよう……。そう、と覚悟を決めました。

ただ、確実な離婚の理由になるのが「反復した不貞行為」というのには、本当に驚きました。「一夜の過ちは大丈夫」ということになりますよね。最近では1度でも不貞と認められることも多いそうですが、それにしても、誰が決めたのか知らないけれど、なんだか腑に落ちないな、と思ってしまいます。

ともあれ、こうして「調査」ははじまったのでした。(小川まや)

★第1回はコチラ→ 【離婚どうしよう1】家庭内モラハラ、その裏側には○○があった

【離婚どうしよう】連載はコチラ

 

※著者プロフィール
都内の大学を卒業後、商社勤務。大学のサークルの先輩と28歳で結婚。30歳で出産。現在33歳。仕事と子育ての両立は大変だけれど、そろそろふたり目の子供が欲しいな、と思っていた矢先に、夫に離婚を切り出され……。