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「胎児の育ち方を調べるには?」→「実験してみる」 小学生がテストに書いた答えが話題

  • 2021.3.18
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理科のテストで思わぬ珍回答......そんな投稿が、ツイッターで話題になっている。

こちらは、ツイッターユーザーのKK 仙台五朗さん(@ediok_koide)が、2021年3月10日に投稿したもの。

「胎児の育ち方を調べる方法を、<例>のほかに2つ書きましょう」という問題に、

「実験をしてみる」

と回答し、×に。その答案の写真といっしょに、投稿者の「それは実験してはいかん」というツッコミが添えられている。

この、吹き出してしまいそうな投稿に、リプライ欄では

「試験管ベイビー....」
「水35ℓ、炭素20kg、アンモニア4ℓ、石灰1.5kg、リン800g、塩分250g、硝石100g。イオウ80g、フッ素7.5g、鉄5g、ケイ素3g、その他少量の15の元素
この素材が揃えば実験(錬金術)できるよ!」
「もう随分長いこと実験してないわ〜(遠い目)」

などの声が寄せられている。

これらの反応を、KK 仙台五朗さんは

「コメントを見てると、反応がおおよそ3つあるのおもしろい
①科学的には◯だが倫理的に× ②正解が何なのかわからん ③らめえぇ」

と、総括しているが......。

いったい、答案を書いた人はどのように考えて「実験をしてみる」という回答に至ったのだろう。

15日、Jタウンネット編集部は投稿者のKK 仙台五朗さんに詳しい話を聞いた。

「大人への宿題だと思っております」

 これは難問かも(写真はKK 仙台五朗さん提供)

KK 仙台五朗さんによると、画像の答案は小学5年生(女子)である家族のものだそう。

回答の理由については、

「思いつきで書いたようで、深い考えがあってのことではないようです」

とのことだ。

KK仙台五朗さんだったらどのように回答するか尋ねると、

「『先生に聞く』でしょうか。。」

と、少し悩みながらも答えてくれた。

投稿への反響の大きさについては、

「反響が大きく、いろいろな意見を頂戴して驚いています。
その中で、『実験は科学の方法なのだからこれは正解だ』という趣旨の意見をたくさん頂きましたが、生命倫理という難問について子どもにどう教えていくか、大人への宿題だと思っております」

と、コメントした。

生命倫理――人のいのちに関する実験を行うことの是非――については、正解がない分、子供にわかりやすく教えるのは骨が折れそうだ。今回の答案は、なにげないオモシロ回答に見えて深い洞察が必要とされる、名回答かもしれない。

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