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英国過半数、「ハリー王子夫妻の称号剥奪すべき」。

  • 2021.3.12
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オプラ・ウィンフリーによるサセックス公爵夫妻の衝撃インタビューから数日が経っても、騒ぎは続いている。支持も憎しみも、さまざまなメッセージが聞こえてくる中、このインタビューの影響で、英国国民の過半数が、ハリー王子とメーガン夫人から王家のタイトルを剥奪すべきと考えていることが明らかになった。

ウェリントン、イギリス軍参戦の記念碑の落成式でのメーガン・マークルとハリー王子。(ニュージーランド、2018年10月28日)photo : Abaca

失望、怒り、支持、信頼…。3月7日以来、英国のメディアとソーシャルネットワークは、投稿とプレスリリースで埋め尽くされている。

メーガン・マークルとハリー王子のインタビューがCBSで放映されると、意見はまっぷたつ。合衆国に逃避したカップルを信じるか、あるいは王家を信じるのか?「デイリー・メール」紙の依頼でJL Partnersが行った、1000人を対象とした 調査によると、英国人の49%が、夫妻はエリザベス女王を見捨てた、ハリー王子は王位継承権を返上すべきだ、と表明したという。

Mail Onlineによると、調査に答えた人たちは特に、「国に対する奉仕や義務よりもメディアの注意を優先した」として、夫妻がこのインタビューを受けたのは間違いだったと考えている。数字を見ると、18歳から44歳の若い層と45歳以上の年齢層との間で溝が広がっているのがわかる。若い層がハリー王子夫妻を支持しているのに対し、年配者はロイヤルファミリー側についている。

とはいえ、54%という過半数が、いまインタビューを受けたのはタイミングが悪い、と批判している。それは、世界中がパンデミックに直面していること、そしてもうすぐ100歳を迎えようというフィリップ王配が心臓手術後の静養中というタイミングだからだ。

矛を収める

インタビューの放映以来、注目を集めているのは、バッキンガム宮殿における人種差別発言への告発だ。「デイリー・メール」の調査では、回答者の41%がメーガン夫人はロイヤルファミリー内の人種差別の被害者ではなかったと思うと答えている。これに対し、彼女の発言を信じると答えた人は34%にとどまった。

意見が割れているとはいえ、回答者の全員が、両陣営は矛を収めて戦いをやめるべきだという点で一致している。

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