1. トップ
  2. 恋愛
  3. 苦手な人にどう対応する? 人間関係の悩み、根本的な解決法はコレ!

苦手な人にどう対応する? 人間関係の悩み、根本的な解決法はコレ!

  • 2021.3.10
  • 3832 views

人間関係で悩んでいる人は多く、親子や同僚・上司、友人のほか、恋愛も言ってみれば“人間関係”だといえます。また、人が抱えるほとんどの悩みは、人間関係といっても過言ではないほどです。人と人とが関われば、そこにトラブルが生じるのは避けられません。

今回は、身近に接する人との問題をどう解決するか? について、考えてみますね。

人間関係の問題の元凶は“ギブアンドテイク”のバランスの悪さ

私の経験上、人間関係で悩んでいる人は、嫌味を言われる、いやがらせをされるなど他人から受ける行為に悩み困っていることが多いようです。
自分が誰かをついいじめてしまったり、意地悪なことを言ってしまったりして悩む方から、相談を受けたことはありません。
けれど、計画犯的にわざと嫌味を言っている人は、意外と少ないように思います。
親切心からの忠告、自分の知恵を披露したかったなど、人よりも優位な立場からアドバイスをして、それが聞く人によってはお節介だったりするのに気付かず、気分よくなっている人が多いのではないでしょうか。
そのため、言っている本人は迷惑がられている、相手を悩ませているとは、気づいていません。
一方、「嫌味を言われている」と思い込んで悩む方は、人間関係をこじらせたくないので、黙って耐えてストレスがたまるばかり……。
一見すると、嫌味を言う人が悪いように感じるのですが、実は誰もが加害者になりうるし、無意識のうちに嫌味を言っている可能性があります。
相手がどう受け取るかによって、言葉の意味は変化するのです。

その悩み、実は“誰も悪くない”!?

たとえ自分が意図的に嫌味を言ったとしても、相手がその意志をくみ取らず、受け取らなければなにも問題はありません。
しかし、親切心からの言葉であっても、相手が「嫌だな」と感じれば、不和が生じます。
つまり、人間関係の悩みを「相手から仕掛けられている」と思うのは、実は勘違いで、みずからが妄想で作りあげた悩みである可能性もあるのです。
だとすれば逆に、相手がもし意図的に意地悪を言ったとしても、そうは受け取らず、スルーして聞く耳をもたないようにすれば、不快にも思わないということになります。

人間関係をこじらせるイジワルな人の真実……

故意的に意地悪をしてくる人ほど、心が満たされず、不幸だと感じています。
自分だけが退屈でつまらない日々を送っていることが耐えられなくて、周りを不幸に引きずり込まなければ気が済まないのです。
自分が幸せになるよりも、人を不幸におとしめることで、うさ晴らしをしているのでしょう。
そのような人に出くわしたら、“避ける”“逃げる”“話しかける隙を与えない”“関わらない”!
嫌味を言い始めたら、その場からすぐさま立ち去り、立ち去れない状況であれば、相づちは打たないことです。
まったくの無関心で、とにかくやり過ごしましょう。
けれど、相手を徹底的に避けて、少しも巻き込まれないようにするのは簡単ではありません。
むしろ高度なテクニックといえるでしょう。
嫌味を聞いてイライラしたり、落ち込んだりしてから気分転換をするほうが、よほど簡単な対処法と言えるかもしれません。
つまり、人間関係の悩みを避ける方法はあっても、それは自分の心や感情をコントロールし、つねに意識を集中させる修行のようなもの……ということ。
実際に、「ここで、無言で立ち去ったら、後でなんて言われるかわからない……」と、気を揉みながら二の足を踏む人が多いんじゃないでしょうか。

人間関係の悩みを解決する本当の方法とは?

人間関係の悩みを解消するには、自分の魂を成長させる、自分との戦いをすることになります。
苦手な人物が触れられないところに自分の心を置き、心の在り方を見つめ続けるのです。
嫌いな人のことを批判したり、「あの人が変わってくれればいいのに」と願ったりするほうがずっと楽ですが、そううまくはいきません。
ならば視点を変えて、嫌いな人は自分に成長をうながしてくれている人なのだと考えてみましょう。
嫌味を言う人を利用して、自分の魂をどんどん高めて成長するのです。
すると、嫌いな人物があわれに思えて、興味もわかなくなります。
さらには、自分の心が成長すると、心地よい付き合いができる人を引き寄せられて、類は友を呼ぶといいますから、新しいすてきな仲間ができるようにもなるでしょう。
嫌味を言う人から遠ざかるためには、自分の心の在り方を上げる、レベルを上げるのが一番の解決策なのです。
(山本梨花子)
photo by.怕水的青蛙


元記事で読む
の記事をもっとみる