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キッチン収納、劇的ビフォーアフター12連発! 整理収納のプロが「100均グッズ」だけで手直し&解説

  • 2021.3.9
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整理収納アドバイザー1級で収納ライターの伊藤まきが、家の中の “片付かない”ちょっとした悩みを“簡単で安く”解決するコツを提案します! 今回は番外編のお届けです。

今日のテーマ:キッチンの引き出し、100均グッズで手直し

キッチン収納、劇的ビフォーアフター12連発! 整理収納のプロが「100均グッズ」だけで手直し&解説の画像1
(C)maki_organize

前回に続き、叶井俊太郎さんの新居でキッチンを片付けます。今回は、溢れたモノが引き出しに入るように「収納の手直し」をします。

手直しするのは、写真上の引き出し6個と、逆サイドにある引き出しの合計12個。 すべて、ビフォーアフター写真で解説していきます。

[1:Before]キッチンのシンク下

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[叶井家の収納]滅多に使わない排水溝用洗剤も……(C)maki_organize

こちらは叶井さんの手による収納です。キッチンで使う洗剤も全部入れて、コンロまわりに入らなかった調理道具が無造作に詰め込まれていました。

[1:After]シンク下は「水を使うモノ」が正解!

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[プロの直し]上から見て、一度で手に取れるように!(C)maki_organize

シンク下の引き出しなので、「水を使うモノ」を置くと効率が良くなります。写真上だと、よく使う洗剤、野菜カッター類、ザルとボウル、米びつ(白米)、ミキサーです。[Before]にあった、排水口用の洗剤は、使用頻度が低いので前回の収納庫へまとめました。

[2:Before]一番下段の引き出し

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[叶井家の収納]在庫が見えないと、2度買いばかりに。(C)maki_organize

引っ越し前のキッチンが広かったため、よく使う調味料や消耗品のストックばかり。何を入れたらいいかわからず、とりあえずストック置き場にしたのだそう。

[2:After]大容量の調味料や調理家電などを収納!

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[プロの直し]誰が見てもわかるようにラベルを貼る(C)maki_organize

一番下の引き出しは、かがむ姿勢になるため「使用頻度の低いモノ」を置きます。また、重めの調味料もコチラ。キロ単位の調味料(塩、砂糖、小麦粉)大容量のお茶類、大きめの保存容器を収めました。ほか、ホットプレートや消耗品も◎です。

[3:Before]コンロに近い一番下段の引き出し

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[叶井家の収納]引っ越しで気づいた、ゴミ袋の量!(C)maki_organize

日用品をWEBで買う家ほど、まとめ買いをしがちなので、その物量に悩まされます。ゴミ袋は、ゴミ箱付近が鉄則なので移動しました。

[3:After]引き出し収納は、よく使うモノが優先!

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[プロの直し]フライパンは3個ありました(C)maki_organize

コンロ上に置きっぱなしだった、調理道具の住所を決めました。ストック品より、よく使う道具を優先にするように。

[4:Before]グリル横の引き出し

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[叶井家の収納]せっかくの食洗機がストック品置き場になっています(C)maki_organize

狭い空間に、調理用ツールぜんぶを入れようとしないこと。滅多に使わない道具が、出し入れの邪魔になりストレスに感じます。

[4:After]調理ツールの収納は、一箇所にまとめなくてもOK!

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[プロの直し]7割収納で、見える化できる量へ。(C)maki_organize

調理ツールの使用頻度に分けて置き場所を変えます。写真上の引き出しには、2軍(週に数回使うモノ)が◎。たくさんあった調理箸は、2本残してほかは予備(3軍)へ。1年に数回しか使わないツールも3軍(別の引き出しにまとめる)です。

[4:ポイント]1軍の調理ツールは、コンロ脇がおすすめ!

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[プロの直し]油汚れが付きやすいため、3本ぐらいが◎(C)maki_organize

毎日使うツールのみ、コンロ脇に設置。写真上のように、マグネットフックへ。利き手側のツールスタンドに立てる収納もおすすめです。

[4:ポイント]水切りネット収納に、100均ポーチが優秀

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[プロの直し]吊戸棚がある家には、扉の裏側へ用意します(C)maki_organize

食洗機に詰め込んであった「水切りネット」を、ダイソー「L型ビニールケース」へ詰めました。箱よりコンパクトにまとまるし、在庫量も見えるのでおすすめです。

[5:Before]コンロ下の引き出し

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[叶井家の収納]出すときに傷が付きやすくなります(C)maki_organize

コンロ下の引き出しに全部入れて、ギュウギュウになった例です。これだと、鍋を一度で取り出せず、どかしながら、ぶつけながらになります。

[5:After]道具の収納は「ワンアクション」を目指す!

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[プロの直し]鍋の形状によって置き方も変わります(C)maki_organize

両手で持つ鍋、重たい鍋の収納は、引っかからないように余白を残して収納します。

片手鍋やフライパンは、ファイルボックスに「立てる収納」が定番です。今回は、大小サイズを入れ子式収納に。取り出しのアクション数を減らす工夫がストレス回避になります。

[6:After]浅めの引き出しは1個置きがベスト

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[プロの直し]引き出しの底面は、アルミシートで汚れ防止!(C)maki_organize

使用頻度の低い鍋や調理道具は、何も入っていなかった一番下へ収納。また新しいモノが増える可能性も含めて、余白を持ちました。

次は、反対の「カウンター側の引き出し収納」です。

食器棚と食品ストックの収納をプロが手直し!

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[Before]このままだと、散らかりやすくなります(C)maki_organize

お次は、カウンター側です。こちらは、食器棚と食品ストックとして活用していました。写真上の6個の引き出しをビフォーアフターで解説していきます。

[7:Before]一番上の引き出し

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[叶井家の収納]底が見えない重ね置きスタイル(C)maki_organize

叶井さん自身が収納した[Before]です。モノが積み重なって、底にあるモノの存在がわかりません。

[7:After]家族全員が「使うモノ」を入れると正解

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[プロの直し]左に保存袋、右にカトラリーを収納。(C)maki_organize

一番上の引き出しは、使いやすいため「家族みんなが使うモノ」を入れるのがおすすめ。また、お子さんの身長にもちょうど良い場所なので自分で配膳できるように、カトラリーをまとめました。

[8:Before]二段目の引き出し

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[叶井家の収納]機能性食品をまとめたかった?(C)maki_organize

2段目には、保存容器とサプリ類がどっさり。浅めの引き出しだと、モノが埋もれて見えません。在庫がわかるように改善します。

[8:After]深さに合わせた「仕切りケース」で、上置き禁止!

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[プロの直し]保存容器は、蓋を外して重ね置き(C)maki_organize

引き出しの深さにちょうどよい収納ケースで、空間を仕切ります。モノを置くときは、賞味期限順によく使うモノから手前に置くと◎。

[9:Before]3段目の引き出し

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[叶井家の収納]賞味期限や種類が分別されていない(C)maki_organize

同じ食品がいくつも出てきました。このままでは食材ストックの在庫がわからなくなりがち。叶井家は、定番の食材が決まっているので「食材の住所」さえ決まれば簡単です。これまでの2度買いも減らすことができます。

[9:After]A4ファイルボックスで在庫管理もスッキリ!

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[プロの直し]6個のケースと余白で7種の分別に!(C)maki_organize

食材の種類別収納に、100均のA4ファイルボックスを使います。 上からひと目で在庫がわかるように、1箱1種を目安に分別。食材を置くときは、賞味期限が見えるように消費順に配置します。

[10:Before]一番上の引き出し

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[叶井家の収納]1番使う食器は、水切りかごの中(C)maki_organize

引っ越しを機に、使わない食器類は処分してきたと叶井さん。家族3人で使う厳選された食器だけで、すでにスッキリしていますが……。実際は、水切りかごも食器棚として使っていました。

[10:After]すべての食器に「住所」を用意すること

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[プロの直し]茶碗や汁容器も収め入れました(C)maki_organize

新居には食洗機があるので、水切りかごを物置へ一時保管していただくことに。

水切りかごにあった食器も、全て収納しました。全部の食器を集めて「モノの住所」を徹底的に決めます。

[11:Before]引き出し2段目

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[叶井家の収納]1段目より使用頻度の低い食器たち(C)maki_organize

食器のほか、おろし器とお菓子の型が入っていました。置く場所がないからと、なんとなく置いた例です。どちらも、グループ別収納に移動します。

[11:After]食器の重ねおきは、2種類までが原則

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[プロの直し]2段目は、1段目ほど使わない食器を。(C)maki_organize

断捨離済みなので、劇的な変化はありませんが……。食器を重ね置きする場合は、2種類のサイズ違いまでがおすすめです。

[12:Before]引き出し3段目

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[叶井家の収納]置く場所が見つからないモノ入れに!?(C)maki_organize

深型の引き出しには、家電や消耗品がバラバラにイン。モノが収まらないので、床上までモノ置き化していました。このように、「モノの住所」が決まっていないと、散らかるきっかけとなります。

[12:After]深さに合わせたモノ、重たいモノがベスト!

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[プロの直し]水筒の幅に合わせたケースに替えてもOK(C)maki_organize

100均のファイルケースに水筒をまとめて、スッキリに。床置していた米びつ(玄米)も余裕で入ります。全ての「モノの住所」が決まったので、調理作業もスムーズになると思います。

次回は、カウンター上の収納です。

伊藤まき(いとう・まき)
収納ライター・兼・整理収納アドバイザー1級。おがくず工場に生まれ、ホテル清掃員、国鉄系レストランの厨房、内装会社、デパートの搬入搬出など“家事の土台”を極めた生活を経て、出版社入社ののち独立、現在に至る。モノを手放すほど「幸運」が舞い込むジンクスを何度も体感! 貧乏神と決別した実体験をもって、整理収納の威力をお伝えします。

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