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週末3日間のみオープン! ハワイ生まれのアイスクリームショップ

  • 2015.6.12
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厳選された素材から手作りされる、濃厚な味わいのアイスクリームが大人気の「Hilo Homemade Ice Cream(ヒロ・ホームメイド・アイスクリーム)。直売所がオープンするのは週3日のみという、レアなお店をご紹介します。

極上のアイスクリームを目当てに湘南へ

金、土、日曜の3日間だけオープンするアイスクリームショップは、神奈川県藤沢市の鵠沼海岸にほど近い場所にあります。「Hilo Homemade Ice Cream」のルーツはハワイ島のヒロというエリア。1970年代、現地に住む日系人夫妻が、卵アレルギーの子どもにもおいしいアイスクリームを食べてもらいたいと、卵を使わないレシピを考案したのが始まりでした。

ハワイ大学在学中にこのアイスクリームと出会い、1990年代に伝統のレシピを受け継いたのが、5代目となる永江 仁さん・綾子さん夫妻です。2005年に帰国することになった2人は伝統の味をのれん分けし、ハワイのお店はそのままに、湘南に小さな工房と直売所をオープンします。そしてハワイ時代と同じように、良質な素材と、機械での大量生産ではなく、仕込みからカップ詰めまですべての工程を手作業で行うていねいな仕事、合成着色料を使わないやさしい味わいが評判となり、週末には行列ができるほどの人気店となりました。 卵を使わないのに濃厚でなめらかな味わいなのは、コクのある牛乳と生クリームをぜいたくに使用しているから。それでいて後味がすっきりしているのは、天然素材にこだわり、乳化剤や安定剤も植物由来のものを使っているからだそうです。

もちろん、新鮮なフルーツや存在感のあるナッツ、こだわりのチョコレート、隠し味のシーズニングやハーブなど、フレーバー素材も厳選した上質なものばかり。大人から子どもまで、安心して口にできる極上のアイスクリームです。

ハワイを感じるフレーバーが人気

すべてが手作りのため、直営店がオープンするのは週末の3日間のみ。店頭には週替わりで14種類のフレーバーが並びます。作りたての新鮮なアイスクリームはカップとコーンを選んで味わえ、どのフレーバーもシングルは362円、ダブルは522円です。

定番フレーバーで人気が高いのは、隠し味にハワイ島沖の深層水を天日干しした天然塩を使った「ハワイアンソルト」や、ハワイ島名産のコナコーヒーをふんだんに使った「コナコーヒー」など。ハワイアンソルトはもともと限定商品でしたが、大好評で定番化されたのだそう。ミネラル豊富な天然塩を加えることでコクと旨味が増し、さっぱりした甘さです。香り豊かな大人味のコナコーヒーはハワイ島産100%。近所の人気コーヒー店で深煎りした豆を、アイスクリーム製造の直前にひいて加えています。

大粒のマカデミアナッツがゴロっと入った「マカデミアナッツ」もファンが多いフレーバーです。大粒のまま混ぜられるのは、機械を使わずに手作りしているから。「クッキークリーム」のオレオクッキーも、大きめで食べ応えがありますよ。サクサク感が残るように、クッキーを手作業で割るというこだわりようです。

限定フレーバーも楽しみ

お店のファンに大人気なのが、期間限定フレーバーです。春は「イチゴ」、夏は「マンゴ」、秋は「ポハベリー」(ほおずき)、冬は「抹茶」や「ラムレーズン」といった季節ものから、試行錯誤の末に完成した限定フレーバーまで、どれも一度は試してみたくなるラインナップばかり。

最新の期間限定フレーバー「キウイ&ゴールデンパイン」は、糖度の高いゴールデンパインとやさしい酸味の国産キウイが、口の中で絶妙なハーモニーを奏でます。

露地栽培のイチゴや、無農薬のポハベリーなど、契約農園から直接仕入れたフレッシュなフルーツは、旬の味を最大限に引き出すよう、素材に合わせて製造工程を変えているとのこと。合成着色料や香料は使用していないので、フルーツ本来の自然な色と味わいが楽しめます。

6月には、マンゴの王様・アルフォンソマンゴの果肉をたっぷり混ぜたクリーミーで濃厚な「マンゴ」が登場する予定。まったりとしたコクがたまりません。

工房で手作りされるアイスクリームは、通販でも購入可能。また、各地のレストランやカフェでの取り扱いも増えているそうなので、あなたの街でも食べられるかもしれません。目印は、フルーツバスケットを抱えたハワイアン女性のロゴです。

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