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「愛されたい症候群」な男性の特徴

  • 2021.3.5
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愛するより愛されたい。常に先に求められないと恋愛できないのが「愛されたい症候群」です。特に男性の場合は、プライドが邪魔するせいで余計に愛情を伝えることができません。もしこんな男性を好きになってしまったら、良い関係を築くためにはどうすれば良いのでしょうか。「愛されたい症候群」な男性の特徴についてお話しします。

■「負け戦」はしたくないのが「愛されたい症候群」

「相手に好かれてから好きになる」。

これが、「愛されたい症候群」の男性のスタンスです。

いいなと思う女性がいても、自分から告白することはありません。相手の中に自分への好意が確実にあることをまず求め、その確証が得られない限り、自ら思いを告げるような「冒険」は避けようとします。

誰だって、好きな人とは両想いになることを願いますが、「愛されたい症候群」の男性の場合は愛するより愛されたい欲が強く、そのため気がある素振りは見せても、決定打は打たないことがほとんどです。

告白しても、自分に気がないのなら振られるだけ。そんな「負け戦」はしたくないのが「愛されたい症候群」の男性の本音。

女性より恥をかくことを恐れる男性は、プライドが邪魔するせいで余計に本音を打ち明けるのを避け、何よりまず相手に好かれることを望みます。

かといって、いつも勝てる戦ばかり恋愛でしているのかといえば、そうでもないのが現実です。

思わせぶりな言動はあっても、いつまで経っても踏み込んでこないなら、女性のほうだってしびれを切らして去っていきますよね。「好きだ」と言えていれば関係が進んだかもしれないのに、とにかく相手の愛情を前提にするため、両想いになれる機会を逃しやすいのも「愛されたい症候群」の男性です。

では、こんな男性にはどのような特徴があるのでしょうか。

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1.自分のことが好きじゃない

まず、「愛されたい症候群」の男性は自分に自信がありません。

「こんな自分、どうせ誰からも愛されない」「何の取り柄もないし好かれるはずがない」と卑下するだけでなく、周りの男性と自分を比べては自己肯定感を自ら低くしています。

「愛されるはずがない」と思ってしまうのは、そうすることで傷つくことを避けられるからです。好きな女性に相手にされなくても、「ほらね」とあらかじめ諦める道を用意しておけば、本当の痛みから目を反らせていられます。

ですが、実際はこんな自分に自信を持たせてくれる女性を求めていることがほとんどで、愛されることで自分の価値を見出そうとします。

そのため、自分のことは好きになれないのに、相手には愛情を強制するような恋愛になることが多く、最後は振られて終わる交際ばかりになります。

2.寂しがり屋

自分に自信がないことから相手の愛情を前提にしたがるため、「愛されたい症候群」の男性の多くは寂しがり屋です。

常に求められていたい気持ちが強く、そうしないと安心できないので、女性から誘われること、一緒にいてほしがることを望みます。

一緒にいて、と自分から言いたくても、「もし相手に嫌がられたらどうしよう」と不安があるのでなかなか口にはできません。その代わり、相手が自分以外の男性と過ごしていることがわかれば不機嫌を隠すこともせずに女性を責めます。

自分からはマメな連絡はしないけれど、女性からの連絡には必ず応えるのも「愛されたい症候群」の男性。

どんな内容であっても、自分にあてられたものなら反応せずにはいられないのですね。

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3.相手の気持ちがわからない

「愛されたい症候群」の男性と付き合う多くの女性が苦しむのが、「平気でひどい言葉を吐かれる」「簡単に別れようと言われる」など、少しのケンカでも大きなダメージを与えられることです。

「愛されたい症候群」の男性は、相手の気持ちを想像することができません。

それは、わからないというより考える余裕がないことが原因。ふたりの関係がちょっとつまずいただけで、すぐに「もう捨てられる」「愛されなくなる」という恐れが胸を占めるため、自分を守ることだけで精一杯になります。

「捨てられるならいっそこちらから終わらせよう」と答えを急ぐのも「愛されたい症候群」の男性の特徴。相手が自分の望み通りにしてくれない限り、どんな言葉も受け付けなくなります。

視野が狭いといえばそれまでですが、とにかく自分がダメージを受けるのを避けたがるので、相手を傷つけることの重みを考えることができないのですね。

4.嫉妬深くて独占欲が強い

一度両想いになると、「愛されたい症候群」の男性は極端な嫉妬と独占欲を抱えます。

相手の女性が好きだというより、こんな自分を愛してくれる女性なんてそういないという焦りが強く、付き合っていても女性の愛情を疑ってしまいます。

女性がほかの男性を褒めたり、一緒に過ごしていたりすることがあると、すぐに頭に血が上って女性を責めますが、決して「離れていかないで」とは言えません。

すがることは「愛されたい症候群」の男性にとって負け戦であり、そんな惨めな自分は受け入れたくないのが本音。その代わり、怒りをぶつけることで相手に反省させようとします。

別れたあとでも相手に深い未練を持ち、いつまでも忘れることができないのも、「愛されたい症候群」の男性の特徴です。また、相手もそうであるはずという思い込みが強く、何年も相手からの連絡を待ち続けることもあります。

5.愛情表現が下手

先に好かれることばかり考える「愛されたい症候群」の男性は、自分から愛情を伝えることができません。

「好きだよ」の一言すら、相手の女性が言わない限りは進んで口にすることはなく、別れ話を切り出されてもかたくなに気持ちを伝えることを避けます。

好きだと言ったところで、受け入れてもらえなかったら恥をかくだけだし、惨めな思いはしたくない。自分に自信がないので、気持ちを口にしても無駄、と努力を諦めてしまうのですね。

そして、自分は言わないけれど相手からの愛情表現は常に求めるのが「愛されたい症候群」の男性です。ケンカすれば「別れてもいいんだよ?」とまるで脅迫のように別れを持ち出すことで、相手が自分にすがりつくように仕向けます。

素直になるのが怖く、絶対に受け止めてもらえる状態でなければ心を開けないのも「愛されたい症候群」の男性の特徴です。

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■本当は「愛したくてたまらない」のが「愛されたい症候群」の本音

こんな男性を好きになると、女性のほうも気持ちが安定せずに悩むことが多くなります。

本当に愛されているのか不安に思うだけでなく、何を考えているかわからない、心を開いてもらえないなど、女性も自信を失っていくのですね。

「愛されたい症候群」の男性は、悪意があって愛情を試したいわけではありません。そうならざるを得ない弱さを抱えているのであって、相手より自分の気持ちにばかり目が向いてしまう場合がほとんどなのです。

本当は大好きなのに、素直になれない。相手の愛情が先にないと、安心して好きになれない。これは、裏を返せば「本当は愛したくてたまらない」こと。その本音を男性自身が見つめられないので、女性に求められることで満たされようとするのですね。

男性のペースに付き合うと、こちらが疲れます。本来、恋愛はお互いに愛情を伝え合うのが正しいあり方のはず。まずはそれを知ってもらうことが、お付き合いを安定させるには必要です。

男性を責めれば責めるほど心を閉ざしてしまうので、つらいときは正直に「あなたの言葉は悲しい」「そんな態度はつらい」と伝えましょう。そして、自分はまともなコミュニケーションを取ることを止めないようにしましょう。

相手がひねくれて連絡を放置してきても、「おはよう」など簡単なLINEやメールを送る。本当は女性からのコンタクトを心待ちにしている男性は、離れていかないことに安心し、徐々に心が落ち着いてきます。

あなたがどうであれ、私はあなたが好きだから。そんな強さが、男性と向き合うことを助けてくれます。この姿勢こそ、本当は「愛されたい症候群」の男性が持ちたいものでもあるのです。

「自分は今のままで愛されているんだ」という実感があれば、男性も自分の行動を反省し、女性を信じようとする気持ちが湧いてくるでしょう。

無理に自分を殺してまで男性に合わせることが、決して幸せではありません。恋愛に上下関係はなく、「私もあなたと同じように愛されたいんだよ」と知ってもらうことが、「愛されたい症候群」の男性には効きます。

「愛したくてたまらない」のが「愛されたい症候群」の男性の本音です。

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