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3年間送り続けた「卒業おめでとう」 今年は本当だったのに...妹からの辛辣な返信に「愛を感じる」

  • 2021.3.3
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2021年3月1日、多くの高校で卒業式が行われた。

新型コロナウイルスの影響で、在校生や保護者が参加できない、校歌斉唱を行わないなど、例年とは違った形の式を行った学校も少なくないようだ。

卒業式だけでなく、今年度の学校はイレギュラーが多かった。

臨時休校や、分散登校、短縮授業......。そんな状況の中、なんとか迎えた門出の日。

卒業生の皆さんにとっては、忘れられない日になったに違いない。

ツイッターでは、そんなめでたい日を迎えた一人の卒業生に、兄が送ったメッセージが話題となっている。そのやり取りがこちら。

 「卒業おめでとう」(画像はつくね@merompansさん提供)

これは、2021年3月1日、ツイッターユーザーのつくね(@merompans)さんが

「妹よ高校卒業おめでとう」

という一文を添えて投稿した画像だ。

やり取りが始まっているのは、2019年3月1日の午前0時ちょうど。つくねさんが妹さんに対し、

「卒業おめでとう」

とメッセージを送っている。それに対する返事は、

「再来年だわ」

妹さんは、この時1年生だったようだ。

しかし、翌年の3月1日午前0時にも、つくねさんは同じお祝いのメッセージを送信。

それに対し、妹さんは

「来年だわ」

と返している。

そしていよいよ、本当に卒業を迎えた今年。つくねさんが3月1日の0時ちょうどに送ったのはやはり、

「卒業おめでとう」

のメッセージ。しかし、妹さんからの返事は

「死ね」

......何とも辛辣だ。

とはいえ、毎年律儀にメッセージを返してくれるところを見ると、優しい妹さんなのだろう。

兄と妹の仲の良さが伝わってくるやり取りだ。

お祝いメッセージを送りはじめたきっかけは...

つくねさんのツイートに対しては、

「2年前からの入念な準備」
「絶対に仲良い」
「ちゃんと0時に送ってるの優しい」
「妹への愛を感じる」
「留年したのかと思った」
「1年後に去年だわって言ってそう」

といったコメントがリプライ等で寄せられている。

それにしても、どうして3年間に渡ってお祝いのメッセージを送り続けたのだろうか。

Jタウンネットは2日、投稿者のつくねさんを取材し、話を聞いた。

北海道在住の大学生だというつくねさんは、

「私が卒業する年にふざけて妹に卒業おめでとうと送ったことがきっかけです」

と説明する。

普段は、一人暮らしをしているというつくねさんに、妹さんと実際に会ったときに、何かこのメッセージについて会話することはあるか尋ねると

「2人とも忘れているので話さないですね。

私は卒業というキーワードで毎年思い出すので続いてました」

との答え。

また、1年の間にこのやり取りしかないことに対し、ツイッター上では

「毎年卒業祝ってるのに誕生日祝ってない」
「誕生日は祝わないんだww」

といったツッコミの声が上がっていたが、それに対してつくねさんは

「卒業おめでとうは言うのに誕生日は言わないんですね、というコメントがちらほら見られましたが、妹の誕生日は3月中なので春休みと重なっており丁度帰省時期なので家族で祝ってます」

とした。

お誕生日もちゃんとお祝いしているとのこと、やはりとても仲の良いご兄妹のよう。

楽しいやり取りに、ほっこりした筆者だった。

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