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吉永小百合主演作『いのちの停車場』村治佳織&小椋佳が“かけがえのない命”への思いを楽曲に込める!

  • 2021.3.2
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作家で現役医師の南杏子原作による同名小説を、吉永小百合主演で実写化した『いのちの停車場』(5月21日公開)。このたび同作より楽曲情報が解禁。エンディングテーマの作曲を村治佳織、応援歌の作詞を小椋佳が書き下ろしたことが発表された。

【写真を見る】村治、小椋の書き下ろし曲を収録したオリジナルサウンドトラックは5月19日発売

【写真を見る】村治、小椋の書き下ろし曲を収録したオリジナルサウンドトラックは5月19日発売 [c]2021「いのちの停車場」製作委員会
【写真を見る】村治、小椋の書き下ろし曲を収録したオリジナルサウンドトラックは5月19日発売 [c]2021「いのちの停車場」製作委員会

在宅医療を行う医師とその周囲の人々の姿を描いた本作では、主人公の咲和子を吉永が演じるほか、松坂桃李、広瀬すず、南野陽子、泉谷しげる、石田ゆり子、西田敏行ら日本映画界を牽引する実力派がたちの共演で“いのち”の尊さを映し出す。

このたび解禁となった2曲は、それぞれ音楽業界で活躍を見せる2人が担当。女声ヴォーカリーズによるエンディングテーマを作曲したのは、幼少のころより数々の賞を受賞してきたクラシックギタリストの村治。吉永のライフワークでもある原爆詩の朗読CDのギター演奏で参加した縁をきっかけに、今では吉永と姉妹のように関わりが深いという村治が、音楽人生初となる本格的な作曲での楽曲提供に挑戦した。

応援歌「いのちの停車場」の作詞を務めた小椋佳 [c]2021「いのちの停車場」製作委員会
応援歌「いのちの停車場」の作詞を務めた小椋佳 [c]2021「いのちの停車場」製作委員会

さらに、本作の製作総指揮を務め、昨年亡くなった東映グループ元会長の岡田裕介じゃ、この楽曲に心躍らせ「エンディングとしては歌詞のない女声ヴォーカリーズを採用し、それに歌詞を付けて製作できないか」と提案。岡田と旧知の仲で、梅沢富美男の「夢芝居」、美空ひばりの「愛燦燦」などの名曲を手掛けてきた小椋が、その思いを受け止め楽曲制作への参加を快諾。映画と同タイトルの応援歌「いのちの停車場」が完成した。

完成した楽曲へ吉永も「『いのちの停車場』が厳しい状況のなかで懸命に生きている方たちに寄り添う作品になりましたら、大変嬉しいです」と喜びのコメントを寄せている。“かけがえのないひとつひとつの命”というテーマのもと、名アーティストたちによって生み落とされた楽曲が包み込む、命の物語の行方を見届けたい。

<キャスト・アーティストコメント>

●吉永小百合(白石咲和子役)

「小椋さん、村治さんから大きなパワーをいただき、映画は完成しました。銀河の向こうの岡田会長にも、歌声を、楽曲を届けたい思いです。そして、『いのちの停車場』が厳しい状況のなかで懸命に生きている方たちに寄り添う作品になりましたら、大変嬉しいです」

●小椋佳(応援歌作詞)

「年始早々、本映画『いのちの停車場』に寄り添う歌の作詞のご依頼を受けました。本作の製作総指揮を執っていた岡田裕介氏とは映画『動乱』を始め数々の作品を通じての親しい仲であり、突然の別れに、驚きと無念さを感じております。今回の『いのちの停車場』は安楽死がモチーフであり、実に難事業。安楽死を施す行為とは、ターミナルケアの帰結として、その痛みあるいはすでに無意味な人生からの解放なのかそれとも単に罪深い殺人なのか極めて困難な問題です。この映画でも安楽死は是か否かの問いについて解答を提供してはいません。むしろ観客の皆さんならどう考えるかと問いかけている映画ということが言えるでしょう。兎に角詩を捻りだすのに数日かかってしまいました。私としては『いのちの停車場』を、人生の終点を目的地とするバスを待つ間に、一服するか一息ついて、ひと『生』について考えを巡らせる場と捉え言葉を紡いでみました。悩んだ末に歌のタイトルも『いのちの停車場』そのものとさせていただきました。この歌が映画の深みを増す一助となることを祈りつつ」

●村治佳織(エンディングテーマ・応援歌作曲)

「2014年の、吉永小百合さん初プロデュース映画『ふしぎな岬の物語』への参加を通して岡田裕介会長との出会いの機会をいただきました。『今回の映画は、作曲で参加してほし』」と昨年初夏に会長より伺いました。エンディングテーマというスケールの大きさを背負い、考え込んでしまい、なかなかメロディが浮かんでこなかった時に、『映画の内容を音楽で表そうとするのではなく、あなた自身の経験で感じた不安、その先の希望、見えた青空、やっと登った頂上からの絶景、などを頭に置いて書いてみたらどうか』、と会長よりアドバイスをいただき、随分と気持ちが和らぎ、程なくして曲のもととなるメロディを完成させることができました。メロディを作る際には、2013年に私が大病を経験したときに、いつも近くで支えてくださった小百合さんへの感謝の思いも、常に心の柱としておりました。いよいよあと少しで音楽も完成というところで会長の突然のご逝去。直前まで音楽のことでご連絡のやりとりをしていたので、いまでも、天に召されてしまったことが信じられませんし、日を追うごとに、もういらっしゃらないのだという哀しみが大きくなっています。レコーディングの時にも、ずっと会長のことが頭にありました。この曲の存在が私にとって、命について想う、まさしく“いのちの停車場”となりました。成島組に再び参加させていただき、心より御礼申し上げます。そして多くの方々にこの映画をご覧いただければと切に願っております」

文/サンクレイオ翼

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