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金沢最古の飴屋「俵屋」の素敵すぎる限定パッケージ「飴ん子」【旅するデザイナーがおすすめするお土産たち!】

  • 2021.3.1
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金沢の歴史と食文化とともに生き続けてきた、優しさと愛情の詰まった飴。

金沢で一番古い飴屋で知られている「俵屋」。創業は天保元年。なんと190年の伝統を誇る老舗です。この「俵屋」の「飴ん子」の北陸新幹線5周年記念限定パッケージがとてもかわいいと聞き、少し前になりますが、金沢駅へ向かった時のことをご紹介いたします。

 

金沢最古の飴屋「俵屋」の素敵すぎる限定パッケージ「飴ん子」【旅するデザイナーがおすすめするお土産たち!】
出典 FUDGE.jp

「俵屋」のあめは、創業のころ初代次右衛門が、乳飲み子を抱えながらも母乳が出ず困り果てていた母親たちの姿を見て、何とか母乳のかわりになる栄養価の高い食品はないかと考えた末に作り上げたのがはじまりだそう。

 

金沢最古の飴屋「俵屋」の素敵すぎる限定パッケージ「飴ん子」【旅するデザイナーがおすすめするお土産たち!】
出典 FUDGE.jp

なんと、この「飴ん子」の限定パッケージ、金沢市指定保存建造物にもなっている俵屋本店がそのまま箱になっています。か、かわいい!これはお土産にしたら驚かれることでしょう。立体的な暖簾や屋根が本物のように表現されていて、しばらく飾っておきたくなるパッケージです。

 

金沢最古の飴屋「俵屋」の素敵すぎる限定パッケージ「飴ん子」【旅するデザイナーがおすすめするお土産たち!】
出典 FUDGE.jp

「飴ん子」は、ひとつひとつ指でしぼったような優しい包み紙が特徴。おこしあめを伝来の製法で練りあげて粒状にしてあります。「俵屋」のあめの原料は、厳選した国内産の米と大麦のみ。砂糖がわたしたちの生活に入ってくる以前に、穀物の甘味を知った先人の知恵でこの飴は作られていたのです。シンプルな材料を使用しているため、ごまかしや手抜きはできません。もちろん人工甘味料、合成保存料などは一切使用していません。

 

金沢最古の飴屋「俵屋」の素敵すぎる限定パッケージ「飴ん子」【旅するデザイナーがおすすめするお土産たち!】
出典 FUDGE.jp

一粒、口の中に入れると「あれ!?甘くない、、」と一瞬感じるのですが、「いや、甘い!」といったように後からふわりと優しい甘みが広がってきます。これが砂糖の甘味ではない、穀物の甘味か!と感動します。ふわふわととろけるような舌ざわりが特徴です。

金沢の歴史とともに生き続けてきた、この食文化をしっかりと守りたい。それが「俵屋」のあめづくりに込める想いなのだそう。

 

金沢の文化とアートが楽しめる!リノベーションホテル「HATCHI」

この時に金沢で宿泊したのが、リノベーションホテル「HATCHI」。ここでは定期的に、北陸各地の土地・文化・産業・人に焦点を当て、アートイベントや展示、作家さんの限定ショップ、ワークショップやツアーなどを行っています。北陸の魅力をホテルまるごとで表現しているとのこと。コンセプトは「北陸ツーリズムの発地」。

金沢最古の飴屋「俵屋」の素敵すぎる限定パッケージ「飴ん子」【旅するデザイナーがおすすめするお土産たち!】
出典 FUDGE.jp
金沢最古の飴屋「俵屋」の素敵すぎる限定パッケージ「飴ん子」【旅するデザイナーがおすすめするお土産たち!】
出典 FUDGE.jp

ベッドが4つもある広くてかわいいお部屋に滞在しました。鉄骨むき出しで斬新です。

 

金沢最古の飴屋「俵屋」の素敵すぎる限定パッケージ「飴ん子」【旅するデザイナーがおすすめするお土産たち!】
出典 FUDGE.jp

ホテルの至るところにアートが。

 

金沢最古の飴屋「俵屋」の素敵すぎる限定パッケージ「飴ん子」【旅するデザイナーがおすすめするお土産たち!】
出典 FUDGE.jp

地下には和洋酒スタンド 「ふたり」の看板が。リノベーション前に実際にここにあったお店なのだそう。看板だけそのまま残したとのこと。当時のお店を想像するというアート作品のよう。

また新たな金沢の文化を肌で感じることができた時間でした。

 

身近な日本の軌跡と奇跡。旅するデザイナーrumiのInstagram。
@find_rumi

 

 

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