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【東日本大震災から今年で10年】日常で使った分を買い足す備蓄法「ローリングストック」で今一度防災対策の徹底を!

  • 2021.3.1
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食料品の備蓄は3段階!

食料品の備蓄は、①災害発生当日に調理不要で食べられる1日分の備え、②国などから食料が手元に届くまでの3日分の備え、③食料の供給が滞ってしまった場合の1週間分の備えと、3段階で行うのがよいといわれています。

自分自身や大切な家族の命を守るためにも、日頃から食料を備蓄し災害に備えておきましょう。

今回は、食料を備蓄するときにおすすめの方法である「ローリングストック」について解説していきます。

今一度、家庭でできる防災対策の徹底を行っていきましょう!

ローリングストック 備蓄

ローリングストックとは?

ローリングストックとは、普段から少し多めに食材や加工品を買っておき、使ったらその分を新しくまた買い足し、常に一定の量の食料を家に備蓄しておくという方法のことです。

乾パンなど賞味期限の長い非常食を備蓄しておくのも大切なことですが、食べなれていない方も多く、特にお年寄りや子どもは食べにくいという心配もあります。

そのため、備蓄には非常食にプラスして、食べなれた食品をローリングストックしておくことが推奨されています。

ローリングストックのメリットは?

ローリングストックのメリットは、日常生活で消費しながら備蓄をすることで備蓄品の鮮度を保つことができ、無駄にしてしまう心配がないことです。

また、災害時の不安な中でも食べなれている食材で心の安定を確保することができます。

ローリングストック 備蓄

ローリングストックにおすすめの食品

・賞味期限が半年くらいあるもの

開けるだけでそのまま食べられる缶詰は備蓄に最適です。

定番のサバ缶やコンビーフ缶、コーン缶やトマト缶、また豆の缶なども用意しておくと栄養バランスも安心です。

また、カレーやパスタソースなどのレトルト食品もおすすめ。

賞味期限も長く日常でも使いやすいので、お気に入りの商品をストックしておきたいですね。

・常温保存ができるもの

飲み切りパックの野菜ジュースは、長期保存・常温保存ができるものも多くあります。

野菜不足になりやすい災害時の栄養補給にぴったりです。

また、チョコレートや飴などの甘いお菓子はストレス軽減にも役立ちます。

少しずつ食べられるように小分けになっているお菓子がおすすめですよ。

・短時間で調理ができるもの

パック入りのご飯や、パスタ、カップラーメンなどは、調理時間が短いのでガスボンベの使用が短時間で済みます。

また、温めるだけで食べられるおでんなども、色々な具材が食べられるのでおすすめです。

ローリングストックを実践するご家庭

ローリングストックのひと工夫

ローリングストックは、食料品だけでなく日用品にも応用できる備蓄方法です。

カセットボンベや電池、ウエットティッシュや使い捨てカイロなどは、一定量必ず備蓄をしておくように心がけましょう。

特に、災害時にガスや電気・水道が止まってしまうことも想定し、カセットコンロとカセットボンベは必需品。

日常で使用したらすぐに買い足すというサイクルで、もしものときに備えましょう。

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