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この夏はハーブティーで“飲む紫外線対策”をしてみませんか?

  • 2015.6.11
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薬に頼らない体づくりを提案するハーブティーやお茶のスペシャリストを育成する「日本ティーコンシェルジュ協会」。東京・人形町のオーガニックティーカフェで開かれる「紫外線対策」をテーマにしたハーブティーの講座に参加してきました。

オーガニックティー専門のカフェが会場です

地下鉄日比谷線・人形町駅から歩いて5分ほどの大通り沿いにある、ピンク色の看板がかわいいオーガニックティー専門カフェ「nagomi-NATULURE Organic Herb Tea Cafe(ナゴミ-ナチュルア オーガニック ハーブ ティー カフェ)」。

こちらは「日本ティーコンシェルジュ協会」が運営するグループ会社のオーガニックティーブランド「nagomi-NATULURE(ナゴミ-ナチュルア)」の直営店。健康や美容に効果があるとされるオーガニックハーブティーを中心に、紅茶、日本茶、中国茶など、世界中のお茶を取りそろえています。

店内では平日の夜や週末の午後に月に2度ほど、誰でも参加できる1日完結のワークショップ「お稽古教室初級」(受講料2894円)が開かれていて、ティーコンシェルジュが日常で役立つお茶にまつわる知識を教えてくれます。

この日講師として登場したのは、ティーコンシェルジュ協会副会長の大山耕一さん。参加者とともにテーブルを囲み、アットホームな雰囲気で講座が始まりました。

紫外線対策にはカモミールとローズヒップのハーブティーを

こちらの教室では、毎回季節にそったテーマをもとに、楽しくおしゃべりしながら美容や健康にいいお茶やコーヒーを楽しく味わいながら学んでいきます。

この取材時(4月)のテーマは、これから来る夏に向けて気になる「紫外線対策」。おすすめのお茶としてまず紹介されたカモミールには鎮静効果があり、イライラ、冷え、消化器系にも良いとされています。陽射しを受けた肌の炎症を抑えてくれるともいわれ、紫外線対策にぴったりです。

お話を聞きながら、大山さんが淹れてくれたエジプト産有機カモミールティーを飲んでみると、味にクセがなく、りんごのような甘い香りにびっくり。カモミールというと少しクセがあるイメージですが、雑味がなくスッキリとした味わいです。茶葉を見るとしっかりと花びらの形が残っていて、これが良質なカモミールを選ぶポイントだそう。お好みで牛乳で煮出してカモミールラテにしても飲みやすく、おいしくいただけるということも教えてもらいました。

もう1つのおすすめは“ビタミンCの爆弾”といわれ、ビタミンCの含有量が多いことで、女性に人気があるチリ産の有機ローズヒップティー。淹れてもらうと、こちらはなんと無色透明で、陽射しをたくさん浴びて育ったトマトのようなやさしい風味が感じられます。ローズヒップティーというと、薄い赤色で酸味がある味わいというイメージがありますが、それはほとんどのローズヒップティーにハイビスカスがブレンドされているからで、本来は色みや味はほとんどないそう。その分、野菜を煮込むときやジャムを作るときに使うのもおすすめだそうです。

ハーブティーのお持ち帰りがあります

効能以外にも、ハーブティーは熱湯で淹れること、冷凍保存は厳禁ということなど、日常ですぐに役立つ知識を色々と教わり、最後はカモミールとローズヒップのブレンドティーをいただきました。カモミールを少し多めに淹れて飲んでみると、口のなかにカモミールの香りがふわっと広がり、ローズヒップのほのかに甘い香りの余韻を残し消えていきます。

参加者同士楽しく話をしながら学んでいると、気がつけば1時間が経ち、あっという間に終了。帰りがけにはこの日使用したハーブティーのプレゼントもあり、大満足の内容でした。

ティーコンシェルジュ協会では「nagomi-NATULURE Organic Herb Tea Cafe」以外にも、日本橋本社のある東京を中心に、全国各地で開かれています。「日本ティーコンシェルジュ協会」で教室が紹介されているので、確認してぜひ参加してみてくださいね。

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