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ピーク・エンドの法則で恋愛上手になる方法♡去り際を美しくして記憶に残る恋愛テク

  • 2021.2.27
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人の記憶は何事もピーク時と、ラストが特に印象に残る傾向があると言われています。映画でも、盛り上がりがなかったり、終わりが微妙な作品は、もう一度観たいと思いませんよね。しかし全体のストーリーがイマイチでも、この「ピーク」と「エンド」さえ盛り上がれば「良い映画だった」と満足感を得ることができます。このような法則を心理学では〝ピーク・エンドの法則〟と呼び、これを恋愛でも意識すれば好きな相手と相思相愛になる可能性がグンとアップするんです♡今回は、この〝ピーク・エンドの法則〟を恋愛で応用する方法をご紹介します!

〝ピーク・エンドの法則〟とは?

ピーク・エンドの法則とは、感情がいちばん高まった時(ピーク)と最後の状態(エンド)によって、その出来事全体の印象の良し悪しが決まるという心理現象のこと。人はどんなシーンにおいても、盛り上がりのピークと終わり方の部分が特に記憶に残りやすいと言われています。つまり、相手に自分のことを印象付けるには、この「ピーク時とラスト時」を大切にすることが成功につながる、という法則なんです。

〝ピーク・エンドの法則〟を恋愛に活かす方法♡

■デートは終わり方を大切にすることで良い思い出として記憶に残りやすくなる

「初めて2人っきりの遊園地デート後、すごくいい感じだなと思っていたときに、いきなり相手に友人から電話ががかかってきて急にデートを中抜けされたことがあった。最後に最悪な気分にさせられたし、遊園地の楽しかった思い出なんて一瞬で吹っ飛んでしまった・・・。逆に、あんまり盛り上がらないなーと思っていた相手とのデートでも、最後にサプライズで素敵なレストランに連れて行ってもらったときは、気持ちが一気にあがって、いい思い出になりました♡」(20代女性/公務員)

デートの最後は大好きアピールをして終わらせることで相手の気持ちを掴んで♡

「終わりよければすべてよし」とも言われるように、終わりが良ければ「その日全てが楽しかった」と全てを肯定できるようになります。反対に、終わりが悪ければその日がどんなに楽しくとも「最悪な日」という思い出に塗り替えられ、嫌な気分にしかなりません。頑張って1日盛り上げたのに、最後の失敗で判断されてしまうのは勿体ないですよね。

そのため、デートのときはとにかく終わり方を意識するのが重要!もし「今日のデートは盛り上がってないな」と感じたときは、最後に「すごく楽しかった!またに会いたいよ!」と恋愛感情を伝えて相手の感情を盛り上げて終わるという方法も効果的。また、別れ際に名残惜しそうにバイバイするなど、最後に気持ちの盛り上がりを持っていくと、グッと相手の印象に残りやすくなります。少し大袈裟ぐらいに恋愛感情を伝えることで、どんなにつまらなかったデートでも「なんか楽しかったな」という気持ちを相手に残すことができるのです。

■相手と付き合い始めたらイベントなど「盛り上がる部分」を必ず作る♡

「彼氏の誕生日のお祝いをする日が、私が忙しくて正直バタバタしていたときだった。そのため会う時間を『2時間だけになるけど、ごめんね』と謝っておいて、ホテルのレストランの個室を予約。いつもはこんな高いところ行かないけれど、特別な料理にプレゼントを用意してその2時間にギュッと愛情を盛り込んだ。会えた時間は短かったけれど、帰ったら彼氏からラブラブメールが届いて、とっても喜んでくれた」(30代女性/美容関係会社勤務)

短い時間でもイベントを企画したり、プレゼントをしたりすることがポイント!

また、相手との付き合いでは、「ピークの部分」を作りそのチャンスを逃さないことも大切。「ピーク」とは誕生日プレゼントだったり、いつもとは違うイベントを行うことなどがあげられます。「最近すれ違いが多いな」と思ったら、ちょっとスペシャルな企画をするなど「ピーク」を計画的に作って会う約束をしましょう。この高揚する瞬間がちょっとでもあれば、それまで低迷していた感情を一気に復活させることができ、その前に抱いていた負の感情も薄れていきます。

デートでどうしても早く帰らなければいけなかったり、エンドに盛り上がることができない場合も、この「ピーク」を意識すれば大丈夫。ピークとエンド、両方とも良い思い出であることがベストですが、ピークだけでも効果的なので、何もない日でも遠出してみたりと「特別な日」を演出してみるのもいいでしょう。

■別れ際は綺麗に終わらせることで復縁の可能性につなげる

「あまり喧嘩もなく、お互いの幸せを願って円満に別れた彼氏はその後度々連絡がきたり、中には復縁することもたまにあった。逆に罵り合ったり、喧嘩別れした彼氏はどんなに付き合ってたときは好きだった人でもその後復縁したことはなく、連絡したいと思うことさえ二度となかった」(20代女性/メーカー勤務)

どんなに良い思い出も別れ際が悪ければ最悪な思い出に変わる

大好きな人と残念ながら別れに至ってしまった際も、その終わり方を綺麗にしないと、ずっとモヤモヤが残ったままになってしまいます。「こんなに好きなのに!尽くしたのに!ひどい!」と責めてしまうと、別れ際を自ら最悪な記憶にすることにつながってしまい、今までの相手の思い出も全部黒歴史に変わってしまいます。そのぐらい最後のシーンで相手に与える印象は蔑ろにしてはいけません。

別れるから後はどうでもいいとばかりに罵詈雑言を浴びせるのではなく、「今まで本当にありがとう。幸せになってください」と大人の対応で「綺麗に終わらせる」ことも優しさの1つ。自分の感情に任せず相手の気持ちを考えた言動をすることで、時間が経ったあとに「あの子今どうしてるかなあ」と後々復縁の可能性に繋げることができるのです。

〝ピーク・エンドの法則〟で感情にメリハリをつけて、恋愛上手に♡

人は感情に起伏があるため「ずっと楽しい」という感情をキープするのは至難の業。だからこそピークとエンドにメリハリをつけて、相手の「楽しい」「嬉しい」という感情を強く記憶に残すようにしてあげることが長続きする秘訣に!大切なのはどれだけ長く一緒に時間を過ごすかよりも、どれだけ濃い時間を一緒に過ごせることなのです。「次も早く会いたい」と思われる女になれるよう「ピーク」と「エンド」を上手く操作できるよう心がけましょうね♡

Profile

恋愛カウンセラー・ライター/ゆりな

恋愛相談を中心とした心理カウンセラーとして活動。

恋愛がもっと楽しくなるコツが詰まった恋愛コラムを発信していきます。

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