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結婚式のご祝儀の相場を知りたい! ナシ婚カップルの場合も解説

  • 2021.2.27
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友達や同僚の結婚式に招待されたときに気になる人が多い、ご祝儀の金額。初めて参加するならどれくらい用意すれば良いかわからないですよね。ここでは友達や同僚の結婚式に参加する場合のご祝儀の相場について紹介。欠席する場合や結婚式を挙げないカップルのためのご祝儀についても解説します。

ご祝儀袋と桜の花
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結婚式の構成とご祝儀の相場

結婚式のご祝儀は「披露宴と挙式に参列する場合」と「挙式のみ参列する場合」で異なります。同僚や友達の結婚式に参列する場合のご祝儀の相場を紹介します。あわせて兄弟や親族の相場も見ていきましょう。

結婚式は【挙式】と【披露宴】で構成される

一般的に、結婚式は挙式と披露宴で構成されます。挙式は教会や神殿で永遠の愛を誓う儀式のこと。一方の披露宴は、挙式後に新郎新婦がゲストである参列者をもてなすための宴です。

披露宴では一般的にフルコースの料理とお土産となる引き出物が用意されます。「結婚式に参列する」というと挙式から披露宴までを参加することを意味し、披露宴に参加せずに挙式だけの場合は「挙式のみ参列」と表現します。

同僚や友達のご祝儀の相場は3万円

友達や同僚の結婚式に参列する場合のご祝儀の相場は、3万円と言われています。その根拠は結婚式を新郎新婦が催す上でかかる費用に、お祝いの気持ちをプラスした金額で想定されているからです。

披露宴では、ゲスト1人につき料理は1〜2万円、引き出物は5,000円で用意することが一般的です。これに5,000円〜1万円のお祝いをプラスし、ご祝儀として計算します。そのため、友達や同僚の挙式から披露宴まで参列する場合は、3万円がご祝儀の相場となっているのです。

兄弟・親戚のご祝儀の相場は3万円か5万円

兄弟や親戚の結婚式に参列した場合のご祝儀の相場は、計算の元となる結婚式にかかる費用以外にお祝いの気持ちをどれくらいにするかで決まります。今後、親戚づきあいも始まる相手でもありますから、兄弟や親戚では3万円を基準として、可能であれば5万円を贈るのが相場になっています。

ご祝儀にまつわるマナー

結婚式はお祝いの席ですから、縁起が良くない金額のご祝儀だったり、ご祝儀袋を簡略化したりすることはマナーとして良くありません。ご祝儀で選んではいけない金額と、ご祝儀を納めるときの形式的なマナーを紹介します。

金額のマナー

結婚式のご祝儀では「分かれる=別れる」を連想させる偶数を避けるのがルールです。同僚であっても部下の披露宴に参加するのであれば「これからもよろしく」という気持ちを3万円にプラスして、5万円を渡すのが一般的と言われています。

2万円はペアを表すから良いという風潮もありますが、偶数であることに変わりはないので、できる限り避けた方が良いでしょう。また4万円は「死」、9万円は「苦」を連想させるため選択してはいけません。

形式のマナー

「一度きり」という意味がある結びきりの水引(飾りの紐)で仕立てられたご祝儀袋と、しわのない新札を用意します。お札の顔の絵が見えるように折り畳んで入れたら、ご祝儀袋の内袋に金額を記載しましょう。この時、円を「圓」と正式な漢字で記入するのがマナーです。1万円は壱萬圓、3万円は参萬圓、5万円は伍萬圓、7万円は七萬圓と筆ペンで記入します。

また、ご祝儀は袱紗(ふくさ)にくるんで持参します。披露宴の受付で袱紗からご祝儀袋を取り出して受付係に渡します。

結婚式を欠席する場合のご祝儀の相場

やむを得ず急きょ結婚式を欠席しないといけない場合と、あらかじめ出席が難しいとわかっている場合のご祝儀について説明します。また、披露宴は出席はできないが新婦のウエディングドレスは見たい!と、挙式だけでも参列する場合のご祝儀についても解説しましょう。

急きょ欠席する場合のご祝儀

急きょの欠席は可能な限り避けたほうが良いですが、どうしても欠席しなければならないときでもご祝儀は用意するようにしましょう。

結婚式は、およそ2週間前には人数を確定して料理などを手配(発注)します。そのため会場によっても異なりますが、10〜20日前からキャンセル料が発生し、新郎新婦に負担がかかります。

ですから、招待状をもらって参列する返事をしてからの欠席は、出席したときに想定している金額のご祝儀を用意する配慮が必要です。

最初から欠席する場合のご祝儀

招待状をもらった時点で参列が難しいと判断した場合のご祝儀は、友達の場合で5,000円〜1万円が相場です。

ただし、招待状の戻しが遅れて結婚式まで10〜20日前以内になっている場合は、参加人数に入っている可能性があるので、必ず新郎新婦に確認しましょう。もし人数に含まれていたら、当初予定していたご祝儀の金額を用意するのが良いと考えられています。

挙式のみに参加する場合のご祝儀

披露宴には出席せずに挙式のみ参列する場合は、1万円が相場と言われています。挙式のみの参列なのにあまり高額なご祝儀は、逆に新郎新婦に気をつかわせてしまうからです。

挙式のみの参列であれば、ご祝儀ではなく新生活に役立つプレゼントをあらかじめ渡しておくのもおすすめです。

結婚式が1.5次会や会員制の場合のご祝儀の相場

海外で結婚式を挙げたカップルが帰国してから行うお披露目会や、アットホームな披露宴を計画した新郎新婦の結婚式でよくあるのが“1.5次会”と言われる披露宴形式です。このような場合の結婚式ではご祝儀をどのようにしたら良いか、1.5次会、2次会に参加するケースで紹介します。

リゾ婚のお披露目や1.5次会の結婚式のご祝儀

結婚式の招待状に「会費制」と記載されている場合は、いわゆる1.5次会に該当します。二次会ほど安くもなく、披露宴のご祝儀ほど高くはない1.5次会の会費では、別途ご祝儀をつけたほうが良いのかと悩むケースもあるでしょう。このような場合はご祝儀は用意しなくてもよい、というのが一般的です。新郎新婦が1.5次会にしている理由の1つに、参加者の負担をできるだけ抑えたい気持ちがあります。ですから会費のみを支払えばOKです。

会費を渡す際、丁寧にご祝儀袋にいれるケースも見受けられますが、受付が会計で混乱してしまうので指定された金額をおつりのないように用意して支払います。新郎新婦との親密な付き合いがあれば、1万円ぐらいまでのプレゼントを別途用意したほうが良いかもしれません。

挙式→二次会だけ参加する場合のご祝儀

家族だけで披露宴を行う新郎新婦の場合、挙式と友達が主催する二次会に参加するというケースがあります。挙式に参列する際はご祝儀として5,000円〜1万円、二次会は会費を支払えばOKです。

ナシ婚カップルへのご祝儀の相場

昨今、入籍しても結婚式はしないカップルが少なくありません。とはいえ、おめでたい結婚ですからぜひお祝いをしたい、という気持ちもあるでしょう。その場合のご祝儀の相場や、渡すタイミングについて解説します。

結婚式を挙げない場合のご祝儀の相場

結婚式を挙げないカップルへのご祝儀は、友達で3,000円〜1万円です。会社の同僚に対し、部署などでまとめて渡しているときに個人で送る場合は、5,000円程度が相場とされています。あまりに高額なご祝儀だと「披露宴をしていないのに…」とかえって新郎新婦も戸惑ってしまいますので、1万円程度が妥当です。もしくは1万円以内のプレゼントでも良いでしょう。

ご祝儀を贈るタイミング

結婚式を挙げていないカップルの場合は、入籍の1ヵ月前ぐらいを目処に直接渡しましょう。結婚報告が遅かった場合は渡すのが遅れても失礼にはなりません。正式なマナーとしては、大安などの吉日に新郎新婦の自宅へご祝儀袋を直接持って行きますが、それほど細かくマナーに縛られる必要はありません。

ご祝儀の相場を把握してから新郎新婦へお祝いの気持ちを伝えよう

新郎新婦を祝福する友だち
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友達や仲の良い同僚の結婚式は盛大に祝福をしたいところ。しかし、ご祝儀というお金にまつわる部分はマナーや決まり事、2人への負担がかからない配慮が必要です。マナーをしっかり押さえて、友達や同僚の晴れの日を楽しくお祝いしましょう。

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