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サラ・ラヴォワンヌの新作に誘われて、チュイルリー公園へ。

  • 2021.2.23
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ルーヴル美術館は現在閉鎖中。でも、先月からオンラインブティックが本格的活動をスタートし、話題を呼んでいる。これはさまざまな分野のパートナーとルーヴル美術館をめぐるコラボレーションによるエクスクルーシブなコレクションを販売するブティックだ。

ユニクロ×ルーヴルに続いて、2月18日から「Maison Sarah Lavoine (メゾン・サラ・ラヴォワンヌ)」とのコラボレーションの販売が始まった。彼女が選んだテーマは、チュイルリー公園。ルーヴル美術館が15年前から管理しているパリ最古のこの公園は、この近くに25年前から暮らす彼女にとって最高の憩いの場であり、おおいにインスピレーションを受け取る場なのだ。チュイルリー公園の池の船遊び、幾何学模様を描く木立、庭師たちが丹精する花、彫刻、噴水……これらのフォルムやラインの美しさに刺激されたサラから、クッション、スカーフ、キャンドルスタンドなどがメゾン・サラ・ラヴォワンヌ×ルーヴルのために生まれた。

メゾン・サラ・ラヴォワンヌのチュイルリー・コレクションより。公園の木立の上からの眺めにインスパイアされたモチーフ “ポスケ” のトートバッグ(左・26ユーロ)とクッション(95ユーロ〜)。このモチーフはバンダナ、スカーフにも用いられている。

左:子どもたちが池で遊ぶ船の帆をクッションやプレードのモチーフに。複数色あり(90ユーロ〜)。右:半月形のパフュームキャンドル、彫刻の台座にインスパイアされたキャンドルスタンドなども。販売はメゾン・サラ・ラヴォワンヌのブティックおよびルーヴルのオンラインブティックにて。

1564年、アンリ2世の未亡人カトリーヌ・ドゥ・メディシスの希望を叶えて造られたチュイルリー公園。名前は、中世からの瓦(チュイル)工場があった場所だったことに由来する。その1世紀後、造園家アンドレ・ル・ノートルによってフランス式庭園に設計し直され、1990年代にパスカル・クリビエとルイ・ベネッシュによって手が加えられた。ユネスコの世界遺産に登録され、年間1400万人もが訪問するという公園。2012年には生物多様性を求めて植物の植え替えが行われている。造園師たちが年2回、ルーヴル美術館で開催される展覧会にインスピレーションを得て植え直す一角もあるという。パリの中心地で自然に触れられる貴重な公園だが、ここは17世紀からの現代にいたる彫刻が多数設置されたオープンエアの美術館でもあるのだ。旅も外出も自由になったら、チュイルリー公園を新たな視線をもって眺めてみよう。

左:キャンドルスタンドはこのセザール像の台座がインスピレーション源。右:スウェーデンの彫刻家Erik Dietmanの19992年の作品『Ami de personne』。’’友達がいない''という作品で、怪物的なブロンズ像は空っぽの椅子に向かって大きな手を差し出している。この手の平は来園した子どもたちが座ってもいいそうだ。photos:Mariko Omura

1908年に設置された彫刻家ガブリエル・ペッシュによるシャルル・ペロー記念碑。ペローの胸像を据えた柱を囲むのはロンドを踊る少女たちと、ネズミのネックレスをつけた「長靴を履いた猫」でおなじみの主人公だ。photo: Mariko Omura

左:リヴォリ通りの美しい建築群、ルーヴル美術館、コンコルド広場に囲まれ、河向かいにはオルセー美術館という立地。右:池の周りで、この椅子に腰掛けてパリっ子たちは憩いの時間を過ごす。 photos:Mariko Omura

Le Jardin des Tuileries開)7時30分〜19時30分(3月28日からは7時〜21時)入園無料

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