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横澤夏子、気遣い上手な友人から学んだコミュニケーション術

  • 2021.2.22
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出会った女性がネタの源という横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、相手のことを考えて質問ができる女性、「お弁当屋さんと仲良くなる女」になりきり。

人に興味を持てる人はコミュニケーションが上手。

以前、友達の家に遊びに行く時、「近くにいいお弁当屋さんがあるから、そこで買っていこう」という話になりました。さらに彼女は、「このお弁当屋さんは京都の料亭で修業をして、今は居酒屋をしながらお弁当も出してるんだけど、それがすごく美味しいんだよ」と。どこでそんな情報を手に入れたんだろうと思いながらお店に着くと、彼女と店員さんが仲良く話しているのを見て納得しました。私が質問をするとその子が代わりに全部答えてくれるし、あら汁がもらえるお店のクーポンを忘れたにもかかわらず、「持っていることを知ってるから大丈夫だよ」とつけてくれる。お弁当の取り置きもしてくれているそうで、ここまでお弁当屋さんと仲良くなれるものなのかと驚きました。きっと彼女は人に興味を持つことに長けていて、店員さんがあら汁をよそったり、袋にお弁当を入れている間も質問をしているようでした。しかも、短い時間で終わるような会話をチョイスする気遣いも見える。また、会話だけでなく、混む時間を避けたり、お釣りが出ないよう細かいお金をしっかり用意していたりと、ちゃんと相手のことを考えているところもすごいなと思ったんです。

店員さんに話しかけることがあまりないという人は、話し慣れている百貨店の人に声をかけてみましょう。特に物産展の人はグイグイくるケースが多いので話しやすいはず。商品の日持ちなど、気になることを尋ねてみましょう。そう、家の近所で食事をした後に玄米茶を出してくれて、「嬉しい、ありがとうございます!」と言ったら、店員さんが「あ、よかったです」と照れていました。そんな一言でもコミュニケーションになるし、お互いがいい気分になれる。こうした小さな一歩から始めるのもよさそうです!

よこさわ・なつこ 芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。婚活で培ったテクニックをまとめた著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。昨年2月に第一子を出産。

※『anan』2021年2月24日号より。写真・中島慶子 イラスト・別府麻衣 文・重信 綾

(by anan編集部)

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