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<九州女子翼>東京定期公演で大盛り上がり!詩絵里「幸せです」

  • 2021.2.22
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九州発のガールズグループ「九州女子翼」が2月13日、昨年12月以来の東京定期公演「九州女子翼定期公演 第三十四片 in TOKYO」を、恒例のAKIBAカルチャーズ劇場にて開催した。先月は、再度発令された緊急事態宣言によって中止となってしまったが、今回は、厳格な感染対策を施した上で再開。いよいよ2021年シーズンの幕開けとなる定期がこの日、開催されたことになる。

【写真を見る】盛り上がりを見せたステージ

構成は東京定期が再開した昨年後半と同じく短縮仕様の二幕構成であり、一幕目はソロカバー曲コーナー、二幕目はライブ本編という流れだ。

その一幕目のトップバッターは鈴川瑠菜。今回彼女がカバーするのは、90年代を代表するあのウインターソング。これまでのカバーで培ってきた実力を遺憾なく発揮して、あの超高音域を見事に再現していた。まさに“絶好調”だ。歌い方というか声質もオリジナルに近づけているようで、目を瞑れば青春時代の幻影がよみがえってくるよう。80年代のアイドルソングから、アニソンまで幅広くカバーしてきたその成果を、見事に見せつけてくれた。

見て・聞いて・楽しめるステージ

続いては山本愛理が、恒例の“あの”グループのにぎやかな曲をカバーするが、楽しげな感じもよく出ているし、発声も見事で、単語の一言一言がきちんと聞き分けられる仕上がり。動きも全身がバネになったかのような、しなやかさと力強さを兼ね備えた素晴らしいもので、見て・聞いて・楽しめる、すてきなステージを構築してくれた。

実玖は、自身の思いをぶつけるかのような激しい曲を、力強く歌唱。トーク時のふにゃっとした雰囲気とは一転、こうしたダークというか激しめの曲もこれまで数多く披露してきており、そのギャップも見事なもの。髪形を変えて(ショートにした)初の定期への意気込みが、充分に伝わってくる出来栄えであった。

ここで4人編成によるカバー曲へと趣向変え。アップテンポで、少しTPDっぽさも感じるような楽曲を、愛らしいハーモニーで聞かせてくれた。そして、そのまま詩絵里のソロへとつなぐが、3人はそのままステージに残って、バックダンサーならぬサイドダンサーを務め、実玖、鈴川の存在感は素晴らしく、静の状態でも見事な雰囲気が感じられた。もちろん、毎度難曲を選曲(チャレンジ)する詩絵里も、カバー曲のメロディーをしっかりと捉え、しっかりとした音程で、情感豊かな表情で、歌唱してくれた。

さっそうと登場してくるメンバー

最後は、定期恒例の「ギュッと手を繋いで」。4人の表情は実に楽しげで、ステージングを存分に楽しんでいるよう。ここでも進化著しい鈴川が見事な歌声・表情で、観客を楽しませてくれた。

ブレークタイムを挟んでは、いよいよ本編となるライブコーナーだ。「fly high」のメロディーに乗って、さっそうと登場してくるメンバーの姿は、これから始まるライブへの期待を高めてくれる。オープニングナンバーは目下の最新曲「Non Stop Kyusyu」だ。ビックバンド編成をほうふつとさせる、音の厚みとにぎやかさと楽しさが絶妙にブレンドされた名曲であり、聴いていて「Merry Go Round」と並ぶようなメロディーの取りにくさも感じるが、そんな不安も払拭(ふっしょく)し、見事に歌いこなすさまは、自粛期間中においても各自がしっかりと自主練に励んだ結果が存分に発揮されているよう。ここでも鈴川が存在感を発揮していた。

以下、「赤の流れ」「TAKE WING」「I Am Love」「fair wind」と続き、歌声のみならず、ダンスにおいても、昨年コロナ禍が始まる直前に獲得していた高みへと、そのパフォーマンスは戻ってきたかのよう。そこに各自の表現力アップも加わり、山本愛理は回転の切れ味が増し、実玖、詩絵里は表情や動きの表現力が豊かになり、鈴川はその歌声の存在感が圧倒的になった。そんな魅惑のステージングは情熱的な「空への咆哮」で締めとなった。

コロナ禍の収束を鑑みながら

関係各所の協力と、厳密な感染対策によって開催できた今回の定期について、詩絵里は「幸せです」、鈴川は「自粛期間中はライブができずに不安も大きかったのですが、SNSを通じてファンの方々にたくさん支えていただいて今日、ステージに立つことができました」、山本は「自粛期間中のSNSを通じた皆さんとの交流で学ぶこともたくさんあったし、女子翼がもっともっと好きになりました」、実玖は「今年初の定期をこうして開催することができました。髪を切り、(女子翼への)決意を強くした姿を、思いを、カバー曲を通じて皆さんにお伝えできたかなと思います」と、感想を口にしていた。

また、昨年8月に発表された新谷香苗の卒業、および卒業ライブ開催の時期のおおよそのめども明らかになった。コロナ禍の収束を鑑みながら、4~6月に、地元福岡のみでの開催になるという。

それを受けメンバーは、「(ファンの皆さんには)絡まる気持ちもあるかもしれませんが、皆さんが100%楽しめるステージをこれからも全力で作っていきます」(詩絵里)、「できることを全力でやります。最後(卒業ライブ)まで、5人で駆け抜けます」(鈴川)、「(香苗を)説得したけど、いい意味で彼女は頑固で、自分で決めたことを貫いて真っすぐ前を向いています。私たちも前を向いて、4人でもっと圧を高めていけるように頑張ります」(山本)、「(香苗の卒業で)グループとしても一歩を踏み出す時が来ました。これからも、前に進んでいきます」(実玖)と、意気込みを語っていた。

今後は、2月27日に地元でLinQとの対バン、同日に定期公演in福岡の開催が予定されている。

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