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毎日の食事にプラスするだけ!美容にも良い“食べるオイル”ってどんなもの?

  • 2021.2.22
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健康的な美しさは“体の内側”から作られる

自宅で過ごす時間が増えた今、体重の増加に悩んでいる方が増えているようです。皆さんも家にいるとついつい間食をしたり、食べ過ぎてしまってはいないでしょうか?もしかすると、生活様式が変わったことによる運動不足も関係しているかもしれません。

そんな「そろそろダイエットしなきゃ…」と思っているあなたにおすすめなのが、“食べるオイル”美容です。辛い筋トレや食事制限などではなく、普段の食事に取り入れるだけの簡単な美容法。内側からオイルを摂取して、健康的な美しさを手に入れましょう!

そもそもオイルが身体に良い理由って?

そもそもオイルが身体に良い理由って?
出典:byBirth

食べるオイルと聞くと「なんだか太りそう…」「身体に悪いんじゃないの?」と、マイナスのイメージを抱く方も多いと思います。しかし、一口にオイルと言っても種類は様々。積極的に摂るべきオイル、そしてなるべく避けたいオイルの種類さえ理解しておけば、美容や健康面で嬉しい効果を得ることができるんです!

私たちの身体に欠かせないと言われている、“糖質・脂質・タンパク質”の三大栄養素。その中の1つ「脂質」を構成しているのが、オイルの成分でもある「脂肪酸」です。身体に良いオイルを積極的に食べることで、体内では作ることのできない必須脂肪酸を効率的に摂り、健康や美肌を手に入れることができるのです。

美肌になりたいなら“塗る”だけでなく“食べる”

フェイスやボディに塗る用として作られた美容オイル。伸びが良く保湿力が高いため、特に乾燥のしやすい季節は重宝しますよね。もちろん外からオイルを塗るのも美肌には効果的ですが、そこにプラスして食べるオイルも摂り入れることで、塗るだけでは得られない美肌効果を手に入れることができるんです。

例えば、肌のターンオーバーを整えて若々しい見た目を維持したり、抗酸化作用を発揮してアンチエイジングをしてくれたりと、30代以降の女性にとっては嬉しいことだらけ!もちろんオイルの種類によっても効果は変わってくるので、これから説明する選び方を参考にしてみてくださいね。

食べるオイルの選び方

先ほどご紹介した脂肪酸ですが、実は2種類あるんです。1つがバターやラードなどの動物性の脂肪に多い「飽和脂肪酸」。そしてもう1つが青魚や植物油に多い「不飽和脂肪酸」です。

飽和脂肪酸は常温で固まる性質を持っている脂肪酸で、過剰に摂取すると肥満や心疾患のリスクを高めてしまう恐れがあり、摂りすぎには注意が必要です。反対に、不飽和脂肪酸は常温では液体の油で、血をサラサラにしたり、コレステロールを減らしたりする効果があります。

このように、美肌や健康のためにオイルを摂るならば「不飽和脂肪酸」を選ぶ。そして中でも体内で作ることのできない「必須脂肪酸」を含んだオイルを選ぶことが鍵となります。

おすすめの食べるオイルはこちら!

先ほどご紹介した不飽和脂肪酸の中から、おすすめの食べるオイルをご紹介していきます。種類によって摂り方や香りが異なるため、ぜひ自分好みのものを探してみてくださいね。

インカインチオイル

インカインチオイル
出典:byBirth

インカインチオイルとは、サチャインチナッツから採れるオイルのことを言います。健康はもちろん美容にも効果的で、“食べる美容液”として芸能人やモデルさんも食事に摂り入れているのだとか。

インカインチオイルは「α-リノレン酸」を50%含んでおり、血圧を下げ、心臓血管系疾患の予防をすることができます。また、強力な抗酸化作用を持つ「ビタミンE」が豊富に含まれているため、アンチエイジングにも効果的です。

不飽和脂肪酸の中でも加熱に強いオイルのため、炒め料理にも使いやすいのが特徴。

アマニオイル

アマニオイル
出典:byBirth

アマニオイルはアマ科の植物から採れるオイルのことで、「フラックスシードオイル」とも呼ばれています。インカインチオイルと同じく「α-リノレン酸」が豊富に含まれており、健康への効果は抜群。さらに、美肌に効果的な「リグナン」という成分も含まれています。

リグナンはポリフェノールの1種で、女性ホルモン(エストロゲン)を整える働きをしてくれます。肌や髪に潤いを与えるほか、更年期障害の緩和にも効果が期待できます。女性にとっては嬉しい効果がたくさん含まれているため、アマニオイルを選ぶ際はぜひリグナンが含まれているかどうかもチェックしてみてくださいね。

チアシードオイル

チアシードオイル
出典:byBirth

ダイエットにも効果的なスーパーフード「チアシード」から抽出したオイルです。「α-リノレン酸」が60%と多い割合で含まれており、少量で1日に必要なα-リノレン酸を体内に摂り入れることができます。

「ビタミンE」が含まれているため加熱にも対応できますが、効果をしっかりと得たい方はドレッシングなどにしてそのまま摂取するのがおすすめです。

食べるオイルの摂り方と注意点

食べるオイルとして効果的な必須脂肪酸は、基本的に酸化のしやすいオイルです。食用として摂る場合は炒め油や揚げ油として使うよりも、ドレッシングの材料として、または直接料理にかけて摂取するのが良いでしょう。そして保存方法をきちんと守り、開封後はなるべく早めに使い切るようにしてくださいね。

また、身体に良いからと言って摂りすぎは禁物。それぞれの摂取量の目安を確認した上で、適量を続けて摂り入れるようにしましょう。

良質なオイルで健康と美を手に入れよう

良質なオイルで健康と美を手に入れよう
出典:byBirth

健康や美意識の高い女性の間では定番となりつつある食べるオイル。毎日の食事に欠かせないものだからこそ、種類や質にこだわって、身体に良いものを積極的に摂るようにしましょう。

また、ダイエットとして食べるオイルを摂り入れることで、無理をすることなく健康的な身体作りをサポートしてくれます。食事で美しくなりたい!という方はぜひ参考にしてみてくださいね。

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