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世帯収入が減ったのに、支出は増えた…コロナで「お金の使い方」はどう変わった?主婦374人が赤裸々回答!

  • 2021.2.21
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昨年初頭から世界はコロナ禍に見舞われ、私たちの生活に大きく影響を与え続けています。外出自粛に伴う経済活動鈍化の影響は、家庭の収支にも波及してきています。

【グラフを見る】半数以上の世帯で「収入減」 、4割以上の世帯で「支出増」。家計が苦しい…

レタスクラブでは、子育て世帯の収入支出の変化、そしてコロナ禍の1年で感じた率直な気持ちをレタスクラブアンケート部の皆さんに尋ねました。(2020/12/24~2021/1/6実施:回答者1509人のうち「女性・既婚・子どもあり・23歳~50歳」の子育て主婦374人の回答を抽出)

■【コロナ後の世帯収入・支出の増減】

まず、2020年2月~3月に新型コロナウイルスの感染が広がり始

めてから(以下「コロナ後」といいます)、「世帯収入」に変化があったかどうかを尋ねました。

コロナ禍での世帯収入の変化
コロナ禍での世帯収入の変化

「大幅に減った13.9%」「少し減った 38.0%」を合わせると51.9%。「変化なし 43.3%」「少し増えた 4.0%」「大幅に増えた 0.8%」となっています。特筆すべきは、やはり半数以上の世帯で収入減があったと回答していることです。

次に、コロナ後「世帯支出」に変化があったかどうかを問いました。

【グラフ】コロナ禍での世帯支出の変化
【グラフ】コロナ禍での世帯支出の変化

最も多かったのが「少し増えた 33.4%」、次いで「変化なし32.1%」「少し減った 82票 21.9%」「大幅に増えた 7.5%」「大幅に減った 5.1%」となりました。

「少し増えた」「大幅に増えた」を合わせると40.9%。それに対して「少し減った」「大幅に減った」を合わせると27.0%となり、支出が増えた家庭の方がやや多い傾向にあることがわかります。

これら2つのアンケート項目からは、

半数以上の世帯で「収入減」があったこと

・4割以上の世帯で「支出増」があったこと

が明らかになり、コロナ禍の影響が家計を苦しめている状況が読み取れます。

・「子どもの体調の変化に過敏になり、保育園に預けず家で見ることになり仕事に行けず収入が減った」

・「パートの仕事が減ってしまった」

など切実な声も挙がっていました。

■【コロナ禍で 子育て世帯が買うようになったもの、買わなくなったもの】

では、次に実際どのような支出項目に増減があったのかを見てみましょう。また、それぞれの項目についてアンケートに寄せられた声も紹介します。

<食費>

【自炊】

「とても増えた 19.5%」「増えた 53.5%」「変わらない 25.1%」「減った 1.9%」「とても減った 0票 0.0%」

【テイクアウト】

「とても増えた 6.1%」「増えた 36.9%」「変わらない 45.7票」「減った 7.2%」「とても減った 4.0%」

【外食】

「とても増えた 1.6%」「増えた 2.9%」「変わらない 20.9%」「減った 46.3%」「とても減った 28.3%」

自炊を「とても増えた」「増えた」と答えた人は73.0%、テイクアウトを「とても増えた」「増えた」と答えた人は43.0%となりました。対して外食は「とても減った」「減った」と答えた人の割合は74.6%と、実に多くの人が外食を抑制している状況でした。

・「ホットプレートを使ったメニューで外食ができなくても楽しく食べられるものを作った」

・「初めてうどんをこねて作ったり、図書館で本を借りてきてお菓子を作ったりした」

・「子どもがパンを作るのが上手になった」

・「地元のお店のテイクアウトを利用すると、思いがけず『おいしい!』というお店がみつかった」

・「おでかけついでの外食が減った」

このように自炊やテイクアウトが増えたことに楽しみやメリットを見出している人がいる一方、「食事の支度が増えて苦痛だった」と感じる人も一定数いました。

<被服美容費>

「とても増えた 1.1%」「増えた 5.9%」「変わらない 46.5%」「減った 37.4%」「とても減った 9.1%」

出かける機会が減ったことから、被服美容費は減少傾向にありました。「とても減った」「減った」合わせて46.5%と約半数となっています。

・「あまり外出しないので、今年はコートを新調するのもやめた」

・「お出かけ用の服など、出かけないから買わなくなった」

<日用品費>

「とても増えた 7.5%」「増えた 47.6%」「変わらない 42.2%」「減った 2.1%」「とても減った 0.5%」

「とても増えた」「増えた」合わせて55.1%となりました。必需品となったマスクについて言及している人が多い印象でした。

・「マスクをしないと、保育園に通えない」

・「合う、合わないがあり、決まったマスクを買うため」

・「衛生用品。予防、消毒、除菌のため」

<交際費>

「とても増えた 0.5%」「増えた 8票」「変わらない 32.6%」「減った 45.2%」「とても減った 19.5%」

「とても減った」「減った」合わせて64.7%となりました。大人数での会食を控えるようとの政府からの要請に応えた結果と考えられます。

・「友達家族と出かけたり集まったりすることがなくなったから」

・「子ども関係の友達と会わなくなったから」

<レジャー>

「とても増えた 0.8%」「増えた 2.7%」「変わらない 32.0%」「減った 41.8%」「とても減った 22.7%」

「とても減った」「減った」合わせて64.5%となりました。みな一様に外出自粛でレジャーを控えたとコメントしています。

・「人が集まるような場所にはいかなくなった」

・「外出そのものを控えるようになったため」

・「今年はどこにも旅行に行かなかった」

<玩具・ゲーム・書籍>

「とても増えた 5.7%」「増えた 39.6%」「変わらない 52.7%」「減った 1.1%」「とても減った 0.8%」

「とても増えた」「増えた」合わせて45.3%になりました。

・「今までゲーム禁止だったが、外出できない日が続くと可哀そうで買ってあげてしまった」

・「けんかにならないように、ひとり1台ゲーム機を買った」

・「外出自粛と運動不足とストレスを解消するために、トランポリンを買った」

・「話題になった『鬼滅の刃』の漫画を買った」

ほか、この一年で増えた支出として挙がったのは

・「庭でするキャンプテント一式 :本当は今年キャンプの約束をしていたので」

・「ペット飼育代 :家にいる時間が増えたので猫を飼った」

・「保険 :何が起こるかわからないので、備えを予定より増やした」

・「自転車 :電車通勤だったが、電車に乗るのがイヤなので自転車通勤するため」

などでした。

■【収入減をどのように補っているのか】

収入減と支出増で家計が厳しくなる家庭が多い中、家計をやりくりするために子育て家庭ではどんな取り組みをしているのかを尋ねました。(複数回答可)

「家計の収入を増やすため」に、どんなことをしていますか(複数回答可)。

ポイ活は実に多種多様
ポイ活は実に多種多様

1位 :ポイントをためる 49.5%

2位 :特に何もしていない 38.2%

3位 :フリマアプリで不用品を売る 22.5%

4位 :投資 8.3%

5位 :仕事(本業を増やす) 8.0%

6位 :副業をする 6.7%

7位 :その他 2.9%

8位 :アフィリエイト 0.8%

最も多くの人が挙げていたのが「ポイントをためる」いわゆる“ポイ活”。

3位の「フリマアプリで不用品を売る」も約1/4の人が利用している収入増方法でした。自粛期間で断捨離を試みるユーザーも多く、家の中の不用品を売って処分することで一石二鳥の効果があるようです。投資に関しては

・「積み立てNISAを一から勉強してやっと始めることができた」

などのコメントも見受けられました。

■【コロナ禍の1年を振り返って】

外出を控えることを余儀なくされるなか、自由な日常と引き換えに、この1年は「家族」や「家」と否応なく向き合う時間も与えられました。

「コロナ禍だからこそできた(できる)、家族で新たに見つけた楽しみや、楽しく乗り切るために工夫していることがあれば教えてください。」という質問には、皆さんからさまざまなコメントが寄せられました。

家族でゆったりすごす幸せ
家族でゆったりすごす幸せ

・「家族で食事をする機会が増えたので、思春期から反抗期だった息子とも色々話す機会が増えたと思う」

・「クッキングや楽器など子どもの引き出しを増やすようにしています」

・「家の庭で子どもと一緒に野菜を植えたり、虫を捕まえたり、自転車の練習をしたり、新しい遊びを模索している」

・「いつもは仕事ばかりで関われなかった主人が、仕事時間が減り子どもと関わる時間が増えたこと」

・「お金をかけて遠くへでかけるのではなくても、近くの公園でも家族で出かけると同じように楽しめること。そしてその方が実は子どもは楽しそうなことに気づきました」

・「家族揃ってリビングでゴロゴロしたり、録画したテレビをダラダラ観たりするのも悪くないなと思った」

突如としてコロナ禍に日常を奪われたものの、こうしていちばん近くで励まし助け合える家族の絆の確かさに向き合えたことは、これからも私たちの価値基準の一部となっていくのではないでしょうか。

今後、どのようにコロナ禍が収束していくのかはまだ見えない部分が多いものの、手の届く確かで小さな幸せをはぐくみ、守っていくことに心を寄せる主婦の皆さんの意思が感じられる結果となりました。

文=鈴木 舞

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