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フランスで大人気の「アッシ・パルマンティエ」を自宅で再現! だれでもかんたんに作れるのでお試しを♪

  • 2021.2.21
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料理の写真

フランスのポピュラーな料理「アッシ・パルマンティエ」は、じゃがいも普及に貢献した博士の名前を持つ歴史的な料理で、ポテトピューレとひき肉を重ねたフランス風のグラタンです。イギリスのシェーパーズ・パイ(羊飼いのパイ)に似ています。
“アッシ”は、肉などを細かく刻むというレシピ用語で、“パルマンティエ”は、18世紀のフランスでじゃがいもを食材として定着させた栄養学者の名前です。

パルマンティエ博士の名前を持つこの伝統料理は、大人も子どもも大好きなフランス的“おふくろの味”。今回は、4人分をひとつのグラタン皿で焼いたものをご紹介しますが、小さなグラタン皿4つに分けてもOKです。また、サラダをつけ合わせにすれば栄養バランスもアップするのでオススメです。

【アッシ・パルマンティエ】材料:4人分(1人分 307kcal 約300g)
・牛ひき肉(10%以下の脂肪率のもの)… 300g
・じゃがいも(中サイズ)… 5個
・玉ねぎ(中サイズ)… 1個
・マッシュルーム… 4、5個
・低脂肪牛乳… 100ml
・塩、こしょう、ナツメグ 適量

【作り方】
① じゃがいものうま味がゆで水に逃げないよう、皮ごとじゃがいもをやわらかくなるまでゆでる。
② その間に、玉ねぎとマッシュルームを粗めのみじん切りにする。
③ フライパンに少量のオリーブオイルをひき、②の玉ねぎを中火で炒め始める。
④ ③の玉ねぎが透明になってきたら、マッシュルームを加え、牛ひき肉も加える。ここで、塩、こしょう、そしてナツメグを少量加え、肉にほぼ火が通るまで炒める。
⑤ ①のじゃがいもがゆで上がったら、やけどに注意しながら熱いうちに皮をむき、マッシュポテトにする。なめらかなピューレ状にしたい場合はマッシャーを使い、大小のつぶつぶが残る程度にしたい場合は、適度に小さく切ったあと、フォークで潰すのがオススメ。
⑥ ⑤に、塩、こしょう、低脂肪牛乳を加えて混ぜる。水分が足りなければ、なめらかになるまで牛乳を少量足す。
⑦ グラタン皿に④を、その上に⑥を、どちらも均等の厚さに敷き詰める。

⑧ オーブンは220度に温めておき、⑦を入れて約25~30分焼く。
⑨ 表面にこんがり焼き目がつけばでき上がり。じゃがいも層とひき肉がほぼ同量になるように皿に盛りつける。

でき上がりの断面はこんな感じになります。

心置きなく外食を楽しめるようになるまでには、まだ少し時間がかかりそうですが、たまにはこんなメニューもいかがでしょうか? ぜひ試してみてくださいね!

写真・文/Tomoko FREDERIX(知子・フレデリックス)

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