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小西克幸、『鬼滅の刃』宇髄天元役で“声の優しさ”が活きる? 作品が魅力を広めるきっかけに

  • 2021.2.21
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TVアニメ『鬼滅の刃』遊郭編(c)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable

『鬼滅の刃』の勢いが止まらない。『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』は興行収入歴代1位を記録し、現在も興行の上位に止まるさなか、TVアニメ『鬼滅の刃』遊郭編の2021放送が2月14日に発表され、歓喜の声が相次いだ。

放送発表とあわせて公開されたティザービジュアルでフィーチャーされているのが、音柱・宇髄天元だ。TVアニメではこれまでほとんど出番がなかったため、ファンにとっては待望の登場となる。そんな宇髄天元の声を担当するのが、声優の小西克幸だ。『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』では、炎柱・煉獄杏寿郎の声優・日野聡も大きな脚光を浴びたが、小西にも早くも注目が寄せられている。

ライターの榑林史章氏は、小西のキャリアについてこう振り返る。

「声優ファンの間では昔から広く知られている方で、安定感をもたらすバイプレイヤー的な役割を果たすことが多いのですが、近年は、『旗揚!けものみち』でケモナーマスク、『歌舞伎町シャーロック』でシャーロックを演じるなど主演も増えてきているように感じます。例えば『金色のコルダ』シリーズの王崎信武や『かくりよの宿飯』の大旦那など、メインヒロインにとって年や立場がだいぶ上のキャラクターが多いイメージです。去年、主演を務めた『デカダンス』のカブラギも、人生を諦めたベテランの装甲修理人という役柄で、楠木ともりさんが演じたヒロインのナツメから組長と呼ばれるようなキャラクターでした」

そんな小西の声の魅力はどこにあるのだろうか。榑林氏は、その人柄がそのまま滲み出たような声にあると言う。

「例えば諏訪部順一さんや津田健次郎さんなど年上の役を演じる人には、特徴的な声の方が多いんですが、小西さんはいい意味で、そこまでクセがあまり強くはありません。その分取っきやすく、“汎用性が高い声”と言えると思います。出演作の数の多さがその表れでしょう。また、人柄が出ているかのようなどこか優しいトーンは、大きな魅力の一つだと思います」

『鬼滅の刃』宇髄天元との相性も良いと榑林氏は分析する。

「宇髄天元は一見乱暴に見えて、女性に対してすごく気配りができるというキャラクターですから、優しい声が魅力の小西さんとの相性も良いかと思います。ただ、ご存知の通り“派手”なルックスのキャラクターでもあるので、新鮮な小西さんの演技にも期待できます。ご本人も宇髄天元を演じるにあたって、ABEMAアニメ2チャンネルで2月14日に放送された『鬼滅祭オンライン -アニメ弐周年記念祭-』で髪を染めて登場したことからも、気合の入れようがうかがえます」

最後に榑林氏は、『鬼滅の刃』での声優の活躍について、こう締めくくった。

「『鬼滅の刃』の柱を演じている声優は、日野さん然り、小西さん然り、ベテラン揃いで、声優ファンにとっては、“声優アベンジャーズ”とも言えるような豪華さです。『鬼滅の刃』が、声優ファン以外の人々にも、声優の魅力を知る大きなきっかけになっているのではないでしょうか」

小西もそんな、『鬼滅の刃』の流れに連なることになりそうだ。TVアニメ『鬼滅の刃』遊郭編は今年の放送を予定している。 (取材・文=島田怜於)

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