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恋愛部長「大人の恋の歩き方」vol.26 年下男子のススメ

  • 2021.2.21
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前回のお話… vol.25 類友でわかる恋愛コンディション

突然ですが、私の夫はひと回り年下だったりします。私が40代に突入したころ、20代の夫と結婚しました。
結婚当初こそ、「なにそれ!攻めてる!」とか「うらやましすぎる!」(主に年上夫持ちから)とか騒がれたものですが、今ではすっかり馴染んでしまって、まったく年下夫って気がしません。うちの子どもたちに至っては、何度言い聞かせても「ママよりパパは年上!だっておっさんっぽいから!」と言い張って(爆)、私の年に10も上乗せした年齢だと勝手に信じています(もうすぐ還暦だね・・・)。

最近ではあんまりめずらしくもない年下彼氏、年下夫、ですが。もしも今、「彼はすごく年下だから、やっぱりあきらめたほうが・・・」なんて血迷ったこと考えている人がいたら、声を大にして言いたい。
年下上等!全然臆することなし!年の差だけが理由なら、絶対、諦めちゃダメ!!

そもそも、私たち世代にとっては、年下君たちは金のわらじを履いて探したほうがいいほどありがたい存在。なぜなら我々より年上ってのは、まだまだマッチョな昭和世代で、亭主関白が当たり前の環境で育ってきてるからね。年上夫を持って苦労している友達は、そこ指摘してます。家事や育児が全く自分ごとになってない!って。家のことに男性が協力的になってきたのはここ最近のこと。若い世代にとっては当たり前のことが、上の世代の男性たちには受け入れられなかったりするのだわ。

私も、本当にラッキーだなって思うのは、うちの夫がめっちゃくちゃ家庭を大事にして、家事も育児も当たり前に分担してくれること。それって個人の性格以上に、世代の特徴って気がするんですよねー。

そもそも年下彼氏は、変な「男のプライド」を振り回すことが少ない。年齢や社会経験で最初っから負けてるから、そこで変に競争しようとしない。素直に「へ~そうなんだ~!」って聞いてくれる。相手を尊重してくれる。それって、こっちとしては涙が出るほどありがたい。
まあ、そもそも、何が何でも女性より自分が上でなければならない!俺が先を歩くんだ!って思想の男だったら、年齢に関わらず、自分よりずっと年下の御しやすい人を選ぶものですしね!

というわけで、とってもおすすめの年下男子なんですけど。その付き合い方には、すごく大事なポイントがあるのです。意外と間違えやすいポイント。それは、「年齢の差」をどうとらえるかってことです。
ありがちなのは、年下男子に対して、「引け目」を感じるってこと。「こんなおばさんでごめん」と卑下してみたり。「彼の周りの女の子に比べられたらどうしよう?」って不安になってみたり。若い彼の女友達に対抗して、できる限り若く見せようとしたりね。
でも、それ全然逆効果だと思うんですよ。年下男子は、年上のあなたが年上だから素敵だって思ってるの。

「年上である」っていうのは、あなたの魅力の一つなんです。それが何歳だったとしてもね。人生経験があるからこそ滲み出る包容力だったり、大人の女ならではの、抑制されているがゆえのミステリアスな立ち居振るまいだったり。その辺の若い子には、がんばっても醸し出せない色気。そういうすべてが、年下男子を魅了していると考えましょう。
それを隠す理由なんかありません。年下男子に対しては、自分が年上であるという誇りを持って、堂々としていればいいのです。
相手をことさら持ち上げる必要もないのです。あくまでも、選ぶのはこっち。「年上の目の肥えたいい女」に選んでもらえた俺、が彼らのプライドをくすぐるんだから。経験を武器に、しかも年上らしい心配りをしながら、年下男子を泳がせてやる。それくらいの心持ちで付き合ってればいいのです。

そういう「転がされてる感」が好きだから、年上に寄ってきてるって面もありますしね。年下男子は、思いっきり転がして甘やかして、お世話してあげられる部分はお世話してあげりゃいいんです(何から何まで手取り足取りするとただのオカンになるので、そこは気を付けて!)。

ちなみに、体育会系だったりスポーツ選手とかは、年上彼女の比率が高いって聞いたことがあります。栄養面でのサポートとか、落ち着いて面倒見てくれる年上女性の本領発揮なのかもなー?と思いました。

年の差は、実はびくびくするより、ポジティブにとらえて利用したほうがいいってこと。ただ一個だけ気を付けてほしいのは、どんなに年下でも、相手を尊敬する気持ちは忘れないこと!それはどんな相手でも一緒ですよね。

年下だからって未熟者と馬鹿にしていいわけではありません。
何か一つでも素敵な面があったら、もう手放しで褒める!「尊敬しちゃう!」「さすがだね!」と誉め言葉は惜しみなく。年上彼女に褒められると余計に鼻高々になっていい気分になれるのが、年下彼氏です。
年下男子は、発展途上。自分の手でいい男に育つように、愛情をたっぷりかけましょう。
そのうちきっと、まったく年の差を忘れてしまうような、対等でいい関係になれると思いますよ。

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