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「後退り」ってなんと読む?「こうたいり」ではありません!2通りあります!

  • 2021.2.21
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「退ける」ってなんと読む?「しりぞける」以外の読み方、全部わかりますか?

明日・2月21日は、『漱石の日』という記念日です。漱石とは、もちろん文豪・夏目漱石のこと。

なんと「漱石が文学博士の称号授与を辞退した日」なのです。詳しくは後ほどご紹介するとして、まずは本日1問目のクイズです。

【問題1】「退ける」ってなんと読む?

「退ける」の「しりぞける」以外の読み仮名をお答えください。

※答えは一つではありません。

ヒント1:「その場所から他へ移す。」という意味を持つ言葉。

<使用例1>

「その花瓶は大きすぎて邪魔ね。退けてちょうだい。」

ヒント2:「見事に成し遂げる。あえて物事をする。」などの意味を持つ言葉。

<使用例2>

「文学賞を一蹴する、なんてクールなことをやって退けるのが、いかにも漱石先生らしいね!」

答えはいくつ?
答えはいくつ?

…さて、正解は?

※「?」画像をスクロールすると、正解が出て参ります。

正解は↓に!!
正解は↓に!!
正解は… 退(ど)ける、 退(の)ける、 の二つです。
常用漢字としては「退(しりぞ)ける」という読み仮名だけを習います。あとの二つ、みなさま、読めましたか?
常用漢字としては「退(しりぞ)ける」という読み仮名だけを習います。あとの二つ、みなさま、読めましたか?

さて、夏目漱石と言えば、「漱石」というペンネームからして、一筋縄ではいかない性格を思わせます。(漱石枕流(そうせきちんりゅう)…「石を枕にし、川の流れで漱(くちすすぐ)ような生活をしたい」と言おうとしたところ、「流れに枕し、石に漱ぐ(漱石)生活」と言い間違えてしまった人が、その間違いを指摘されても、誤りを認めず、こじつけの負け惜しみを言った。という中国古典のエピソードから、「強情を張る/負け惜しみが強い」という意味の4字熟語)

1911(明治44)年、文部省から漱石(当時43歳)に「文学博士」の称号授与の連絡があった後、漱石が文部省に送った辞退の手紙は、当時の新聞にも掲載されました。抜粋します。

~是(こ)れから先も矢張りただの夏目なにがしで暮らしたい希望を持っております。従って私は博士の学位を頂きたくないのであります。~

権威ある学位の授与を、鷹揚に辞退した漱石の気概に感銘を受けた有志たちが、2月21日を『漱石の日』と、記念日化したのだそうです。…こういう日をあえて記念日に、という発想も、いかにも漱石の信奉者、というところでしょうか?(笑)

さて、2問目のクイズに参りましょう。

【問題2】「後退り」ってなんと読む?

「後退り」という日本語の読み方をお答えください。

※答えは一つとは限りません。

ヒント:「恐れたり警戒して、前を向いたまま少しずつ後退する」「ためらって消極的になる」などの意味を持つ言葉です。

<使用例>

「誰もが認める功績を持った漱石だからこそ、一見、後退りするかのような辞退理由を書いても、逆にクールでシニカルね!」

答えはいくつ?
答えはいくつ?

…さて、正解は?

※「?」画像をスクロールすると、正解が出て参ります。

正解は↓に!!
正解は↓に!!
正解は… 後退(あとずざ)り 、 後退(あとじさ)り、 の2通り です。
正解できましたか?

本日は、2月21日『漱石の日』のトリビアをお送りしながら、

・退(しりぞ)ける/退(ど)ける/退(の)ける
・後退(あとずさ)り/後退(あとじさ)り

など、「退」という字のさまざまな読み方をおさらいしました。

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